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2007年6月 アーカイブ

2007年6月20日

shoyo01.gif  明治時代に入って食用にされるようになったアスパラガス。 当然、道元禅師の生きていた鎌倉時代には食べられてはいませんでした。 時代を経て、道元禅師が口にしていない食べ物を、道元禅師の考え方に沿っていただく。 私としては、なんだか感慨深いものがあります。
さて、アスパラですがまだまだ美味しい季節です。 今回は、アスパラそのものの食感と甘みを味わってほしいと思い、このレシピをご紹介します。 ちなみに美味しいアスパラを見分けるポイントは、根元を触るとやわらかい、穂先が曲がっていない、穂先が開いていない、の3点ですので、目安にしてください。


asuparashiraae.jpg

【 レシピ 】 <2人分>
・アスパラガス・・・2本
・もめん豆腐・・・1/3丁
・糸こんにゃく(白)・・・1/3袋
・しめじ・・・1/3パック
・白胡麻・・・小さじ1/2

・薄口醤油・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1
・塩・・・小さじ1

【 作り方 】 出来上がりTIME 20分
asuparashiraae.gif <下準備>
・ もめん豆腐に2時間ほど重しを乗せ、よく水を切る。
・ 白胡麻は、フライパンで軽く煎ったあと、すり鉢で細かくする。
・ アスパラガスはピーラーで、根元のすじを削る。
・ しめじは房をほぐし、糸こんにゃくは食べやすい大きさに刻む。

(1) アスパラガス、糸こんにゃく、しめじを、順に沸騰したお湯でゆで、ザルにあげる。

(2) (1)のアスパラガスは、少し冷ました後、縦半分に切り、さらに3㎝幅で切る。

(3) もめん豆腐は、裏ごし器でこす。

(4) ボウルに、(1)(2)(3)、薄口醤油、みりんを混ぜ合わせ、塩で味を調える。 最後に盛りつけて、白胡麻をふりかけ出来上がり。


作り方のポイント
・ アスパラガスは、沸騰したお湯に根本を先に入れ、色が鮮やかになるまで約50秒ゆでる。
・ もめん豆腐の裏ごしは、裏ごし器を使用することで、なめらかな食感になる。


ひとこと
shoyo01.gif 白和えを作るときは、豆腐を荒めにつぶして使用する方が一般的ですが、「裏ごし」という一手間を加えるだけで、全く異なる食感を味わうことができます。 また、しめじの代わりに水でもどした干し椎茸を使用すると、風味ががらりと変わってこれまた美味です。 2人分では、椎茸1つを短冊切りにして具として使い、戻し汁は捨てずに椎茸だしとして他の料理に利用しましょう。
 

生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。料理を作ることも、食べることも、坐禅をすることと同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き!
吉村昇洋
広島の曹洞宗寺院副住職。 1977年生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。