お坊さんの主な活動である仏事において、切っても切り離せないものがあります。それは「仏具」。お寺の梵鐘はもちろん、ご本尊を荘厳する燭台や香炉に花立、読経の前に「ぐわーん」と打ち鳴らす鏧(きん)・磬子(けいす)などなど、お坊さんの回りにはたくさんの仏具があります。しかしそんな仏具、一体どこでどんな人達によって、どんな工程を経て作られているか、皆さんご存知でしょうか?今回ご紹介しますのは、そんな「仏具」を巡る旅。日本の銅器生産額の約95%のシ...
体験・対話型の寺社フェス「向源」、すでに彼岸寺の連載等でお馴染みかもしれません。ある時は「トリエンナーレ」と言われたり。ある時は「フェスティバル」と呼ばれたり。一体どんなイベントなのか、皆さんも気になっていたのではないでしょうか?2011年9月にスタートした「向源」、第三回である今年2013年は「自分の言葉、聞こえていますか?」をメインテーマに、お寺だけでなく生け花や囲碁の世界、そして神社とのコラボ(!)と、盛り沢山の内容。実際、会場で...
世にも不思議な消しゴムはんこと法話のユニット"諸行無常ズ"が北陸ツアーを開催します。2013年6月29日(土)と30日(日)の2日間、福井、石川、富山の4か寺にて、「お寺で消しゴムはんこを楽しみながら、体系的に仏教思想を学べる」ワークショップを行います。 ...
写真:2013年4月29日「経典をナナメから読む会」@仏教イベント『向源』での一コマ。池口:日本にいると、たとえ出家者たるお坊さんでも、妻子がいたほうが安心感を与える、という矛盾があるのですが、私としてはかなうならできるかぎりひっそりと修行していたい願望があります。俗世を離れて、お寺にこもっていると、段々と心が澄んでいくのがわかって、なかなか気持ちいいもので...
皆さん定期的に健康診断など受けてらっしゃいますか? 会社勤めをしていたときは毎年の健康診断や節目の人間ドックなどほぼ強制的に受診させてもらえる仕組みに助けられておりましたが、お坊さんになると個人事業主みたいなものですから、自分で健康管理、チェックなどやりくりしなければなりません。 修行生活は身体が資本なだけに、そろそろ定期診断申し込まないとだなぁ...
新緑が美しい季節ですね。暖かい季節の訪れと色とりどりの花に、心が浮き立ちます。今回は、そんな季節にぴったりな、100年前の美しい作品をご紹介します。 冬の終わりも近いある日、ぐっすり眠る根っこの子どもたちを、土のお母さんが起こしにやってきました。春を迎えるしたくを始めなくてはなりません。...
はじめまして!"消しゴムはんこのお坊さん"の麻田弘潤と申します。普段は新潟県小千谷市にある浄土真宗のお寺である極楽寺で僧侶として活動していますが、消しゴムはんこ職人としてイベントや図書館・お寺などで消しゴムはんこ作りのワークショップや、オーダーメイドのはんこの制作なども行っています。最近では消しゴムはんこ職人の津久井智子さんと『諸行無常ズ』というユニットを結...
いよいよ来週29日に迫った向源ですが、今回はイベントについてのQ&Aや、オトクな直前情報、初公開のお楽しみ要素をご紹介致します。そしてお待ちかねの、能・雅楽・巫女舞・天台声明の本堂公演の魅力にも迫ります。「向源がなんとなく気になっている!」という方、「向源って何?」という方、今からでも間に合いますので是非ご来場くださいっ!Q.チケットってまだ売ってる...
西新橋の喫茶店、草枕珈琲店には「和三盆のお菓子」というメニューがあり、注文するとお皿に美しく盛られた落雁が出てきます。お店の落ち着いた雰囲気は落雁ともよくマッチしているのですが、コーヒーがおいしいお店に落雁があるのはなんだか不思議で、どうしてだろうと気になっていました。そこで、マスターの相吉さんにお話をお伺いしてみました。...
現在、追加クラスの延長募集を行なっている、第二期未来の住職塾ですが、御陰様で多くのお申し込みを頂き、下記6会場10クラスの開講が確定となりました!・札幌・東京(1)(2)・名古屋(1)(2)・京都(1)(2)・大阪・博多(1)(2)多くのクラスが開催されるという事は、欠席時の振替受講の機会が増えますと同時に、他の受講生達との交流の可能性も増えるという事になり...
そろそろ新生姜が出回り始めました。 ですが、旬はもう少し先になります。 私は新生姜が好きで、独特の柔らかい辛味が、料理のアクセントになるので、非常に重宝します。 ですがその一方で、強すぎる個性のために、使い方を間違うと、全部同じ味になってしまうという難点も合わせ持っています。 そんな新生姜ですが、イギリスでよく食べられるクリスタライズド・ジンジャ...
暦の上ではすっかり春。まだ寒い日があるとは言え、差す陽の柔らかさに、季節がたしかに巡っていることを感じられるようになりました。なんてことを言っていると、予定外に雪がちらついたりもしますから、油断はならないのがこの時期です。インフルエンザなどの予防にも継続して気をつけないといけないですね。ある日のこと。わたしが夕食の支度をしているのを、いつの間にか長女がそばで...
ポーランドのポズナンで行われた摂心に行ってきました。摂心とは、お釈迦さんが菩提樹の下で7日間坐禅をした後明けの明星を見て悟りを開いたことにちなんで行われる行事です。7日間連続で毎日朝から晩まで坐禅をするため慣れていないと痛みとの闘いになります。永平寺では12月と2月に行われますが、初参加の7日目はあまりの痛さに涙がでました。「摂」という漢字には「あわせてとり...
皆さんはボランティア活動というとどんなことを思い浮かべるでしょうか?東日本大震災以来、ボランティアという言葉が大変ポピュラーになっています。ボランティアに参加される方々は「大変なことになっている場所に行って少しでも力になりたい」「少しでも助けたい、力になりたい」そんな思いで参加されていると思います。しかし、東日本大震災が起こる前から、困っている方々に向き合い...
歌手でありお坊さんでもある、二階堂和美さん(以下、ニカさん)インタビュー最終回です。今回はいよいよ「お坊さんとしてのニカさん」にフォーカス。ニカさんが伝えたい仏教のこと、お坊さんとしてやってみたいことを伺っています。「伝える」ということでは、歌手もお坊さんも同じ。でも、ひとりの表現者としてずっと「伝える」ということに真剣勝負で向き合ってきたニカさんの「伝わら...
イキナリですが...。僧侶として、衝撃的なコトを告白します。アメリカで「写経」を始めるまで、お経さんのコトを、全く知りませんでした。寺に生まれ育ち、1日に何度か本堂で手を合わせ。お経さんも、お勤めしていました。それは、あまりにもアタリマエな生活の一部で、疑問に思うコトもなく、どちらかと言うと、「仕方がないコト」として行っていました。 ...