05月06日

最近、自殺防止の取り組みがお寺で増えてきているようです。身近なところでも、うちの近くのお寺のお坊さんが「自殺対策に取り組む僧侶の会」を立ち上げ、自殺に関する相談を手紙で受け付けて返信する「自死の問い・お坊さんとの往復書簡」を始めたそうで、朝日新聞の記事にもなっています。

また、この動きは個々のお坊さんにとどまらず、今度は浄土真宗本願寺派が宗派として自殺対策について動きを見せています。これも新聞記事になっていますね。個々のお寺の自殺対策の取り組みを調査しはじめたということですが、この調査結果を受けて次はどのような対策が出せるか、注目です。

05月06日

護摩檀家は武士だけではありません。裕福な江戸商人たちも、高尾山の護摩檀家でした。「江戸田舎日護摩講中元帳」から、どんな商人たちが檀家だったかを見ていきましょう。

呉服問屋、米穀問屋、炭薪問屋などの商人の名前が多数みられますが、呉服問屋のなかには、三井越後屋や伊豆蔵の名前があります。江戸を代表する豪商でした。成田講の事例でみたように、江戸の富裕層を護摩檀家としていたことが分かります。

高尾山としては、江戸の豪商を護摩檀家とすることで、その富を経営基盤に組み込むことができたわけです。三井越後屋などは成田山の江戸出開帳の時、成田不動を守護する行列が休憩する場所になっていました。成田山の有力スポンサーでもあったからです。

成田不動の江戸での足取りを追って行くと、成田山の支持基盤が自然と浮き彫りになっていくことは、成田講の事例でみたとおりです。スポンサーであるからこそ、成田不動はわざわざ三井越後屋にやって来たわけです。

05月04日

子供部屋にある洋服ダンス。中にはもちろん、我が家の赤ちゃんの洋服が詰まっているわけですが、幼くても女の子なんですね、それを引っ張り出してファッションショーするのがお好きなようです。下着からズボンから帽子から、片っ端から引っ張り出して、ときには十枚近くも重ね着したりして、その姿を鏡に映してニヤーッとして。
まぁ、そこまではかわいいからいいのですが、問題はそのあと。引っ張り出すまでは簡単なんですが、もちろん一歳児にはたたんでタンスに戻すなんてできませんから、それは当然親の仕事になるわけです。
着込んだ服を脱がせて、一枚一枚たたんでタンスにしまう。何回も何回もそれを繰り返して、ようやく全部終わろうかというときになって、今度はファッションショーよりも親の真似をしたい虫がうずき出し、たった今しまったばかりの洋服を引っ張り出しては、広げてたたんでみる赤ちゃん。もちろん、ちゃんとたためてなどいません。それでも、せっせせっせとたたみ続け、ある程度たまったところで、まとめて引き出しにドサッ。そして、「できたよ」と満面の笑み。
子供の無邪気な気持ちに水を差してはいけないと、「上手にできたねー」とこちらも笑顔で答えながら、「でも、これじゃぁ引き出しが閉まらないね」と言いつつ、パッパッとたたみ直して再びタンスへ。すると、お気に入りのワンピースが目に入り、そこからまたファッションショー再開。振り出し。そして繰り返し。

とまぁ、飽きもせずそんなことを繰り返す日常です。
子供って、びっくりするほど飽きないんですよね。毎日毎日、同じぬいぐるみ、同じビデオ、同じ歌、同じ遊びに夢中になる、。けして、それしかないから仕方なく、というのではなく、本当に楽しそうに熱中して遊ぶんです。けれどよく見ていると、例えば同じぬいぐるみ相手に同じように遊んでいても、昨日とは違う言葉を話しかけていたり、同じ歌を歌ってとわたしにねだっても、昨日までは聞いているだけだったのが、今日はおぼつかないながらも一緒に歌おうとしていたりします。

我が家の赤ちゃんはまだ保育園などにも行っていませんから、彼女の世界はこのうちの中の家族だけ。それでも、限られたその狭い世界の中で、ものすごい勢いでいろんなものを吸収して成長につなげているわけです。
それに比べて、育ちきってしまったわたしの世界は、彼女の何倍も何十倍も広く、自分の思い一つでさらにいくらでも広げていくことができるのに、およそ「成長」ということになると、さっぱり広がりがありません。
もっともっとと広い世界、つまりいろんな刺激を求めても、それが欲でしかなくなり、もはや糧にはなりえていないわけです。

飽きもせず、一つのことに夢中になりながら、そこからあらゆるものを吸収していく赤ちゃんの日常に、驚きと焦りを感じずはにいられません。

05月01日

shoyo01.gif  皆様、ご無沙汰しております。 ここ数ヶ月の間「禅僧の台所」を更新できず、ご心配をおかけいたしました。 これからは、気を取り直しまして、毎月1日と15日を目安に更新していく予定です。

 さて、久々の更新で皆様にご紹介しますのは、「タケノコご飯」です。タケノコは種類にもよりますが、3月下旬ぐらいから出回り始め、6月頃まで食べられる、まさに旬を感じさせてくれる食材です。 それでは、タケノコ料理の定番「タケノコご飯」をシンプルかつ美味しくいただきましょう。


takenokogohan01.jpg


【 レシピ 】 <4人分>
・タケノコ・・・1/3本(下の硬めの部分)
・薄揚げ・・・1枚
・きぬさや・・・4枚
・米・・・3合(450g)

<合わせだし汁>
・昆布だし・・・460g
・薄口醤油・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・塩・・・小さじ1

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