2009年11月 1日

ff200901.jpg 昨年の同じ時期にもご紹介いたしましたが、今年も行って参りました 【 ひろしまフードフェスティバル2009 】 。 先日の10月24~25日の2日間、広島城周辺の会場で行われたこのイベント、昨年にも増して多くの人々が来場していました。 今年のテーマは " ひろしまの旬を丸ごと食べつくし 食で笑い、食で学ぶ二日間 " ということでしたが、ひろしま以外の食文化も多く見受けられたので、とにかく食べて "食" に関心を持ってもらい、"食育" を充実させることが目的だったのでしょう。

続きを読む"コラム(9) 食育"
2009年10月15日

shoyo01.gif " 秋ナスは嫁に食わすな " という言葉がありますが、この言葉の解釈には代表的なものに (1)嫁いびりをする姑の心境 (2)嫁の体を案じたもの の2つがあると言われています。 (1)は、秋ナスが美味しいので、嫁にはやらないと言うことですし、(2)は食べ過ぎると体が冷えるので嫁の体を案ずるということです。

 語源としては、(1)が有力らしいのですが、"言葉" というものは時代とともに変化するというのが言語学の基本ですので、まぁ、どちらも時代を反映している言葉ではあるのでしょう。

 そんな、秋ナスですが、今回は旬のカブと合わせて、超シンプルな料理にしてみました。

akiyasai-yakibitashi.jpg


【 レシピ 】 <2人分>
・カブ・・・1個
・秋ナス・・・1本

・ごま油・・・大さじ1

<合わせだし汁>
・精進だし (昆布・乾燥椎茸)・・・1カップ
・酒・・・大さじ2
・本みりん・・・大さじ1
・濃口醤油・・・小さじ2

続きを読む"カブと秋ナスの焼き浸し"
2009年9月15日

shoyo01.gif  秋の味覚の代表格と言えば、やはり " キノコ " でしょう。 ただし、現在は菌床栽培の技術が進んだことで年間を通して食べることができ、秋の味覚といった感じではないかも知れません。

 まぁ、原木栽培の椎茸・エノキタケや、林地栽培のマツタケやトリュフといった、自然環境の影響を強く受ける栽培方法のキノコならば、旬を感じることが出来ると思いますが、菌床栽培で作られたシメジ・エリンギ・舞茸・椎茸なども、食料自給率の低い日本にとっては大切な宝でして、否定されるべきものではありません。

 このように、キノコにもいろいろな事情がありますが、今回は4種のキノコを使用した、秋の定番 " キノコご飯 " を、美味しく且つ簡単に作る方法を伝授いたします。
 
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【 レシピ 】 <4人分>
・しめじ・・・1パック
・椎茸・・・1パック
・エリンギ・・・1パック

・米・・・3合(450g)

・薄揚げ・・・2枚
・白胡麻・・・大さじ1

・木の芽・・・2枚程度(飾り用)

<合わせだし汁>
・舞茸+昆布だし・・・450g (昆布だしに舞茸を入れて一煮立ちさせたもの)
・薄口醤油・・・小さじ2
・酒・・・大さじ2
・塩・・・小さじ1・1/2

続きを読む"秋の定番 4種のキノコご飯"
2009年9月 1日

shoyo01.gif カボチャの旬も、そろそろ終わりになります。 となれば、今の内に食べる機会を作っておきたいものです。

 さて、今回は普通のカボチャではなく、手のひらサイズの小さな " 坊ちゃんカボチャ " を使用しました。 以前から、「 小さいカボチャだなぁ 」 と気になってはいたのですが、今回使用して、普通のものよりも " 甘さの強い美味しいカボチャ " という印象を持ちました。

 モチっとしたカボチャ餅を、トマトの自然な酸味のあるソースでいただく料理ですので、是非作ってみてください。

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【 レシピ 】 <2人分>
・坊ちゃんカボチャ・・・2個
・大和芋 ( すり下ろしたもの )・・・10g
・おから ( 軽く煎ったもの )・・・20g
・片栗粉・・・小さじ2

・片栗粉 ( まぶし用 )・・・適量
・ごま油 ( 炒め用 )・・・大さじ1

<トマトのソース>
・トマトのみじん切り・・・中1/2個分
・しその実 ( 茎から外したもの )・・・4本分
・自然塩・・・小さじ1/2
・グレープシードオイル・・・大さじ1

続きを読む"小カボチャ餅 トマトのソース添え"
2009年8月15日

shoyo01.gif 8月はお盆がありますので、お寺は一年で最も忙しい時期を過ごします。 忙しくて大変なのは大変ですが、会う機会の少ないお檀家さんとお会いできる、良い機会でもあります。

 先日も、お盆中にあるお檀家さんから、ゴーヤを頂きました。 ゴーヤ料理というと、ゴーヤ・チャンプルぐらいしか思い浮かばない私の脳ですが、今回は珍しくパッと思いついたので、作ってみました。

 ゴーヤと同様に今が旬の、"カボチャ" の自然な甘さと、どうマッチするのか、お試しください。

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【 レシピ 】 <2人分>
・ゴーヤ(ニガウリ)・・・1本
・片栗粉(まぶし用)・・・適量

<タネ>
・カボチャ・・・1/8個
・自然塩・・・ひとつまみ
・片栗粉・・・小さじ1/2
・ゴーヤのワタ・・・1本分

<梅のソース>
・梅干し・・・1個分(たたいたもの)
・ゆかり・・・小さじ1
・本みりん・・・小さじ2
・薄口醤油・・・小さじ1

続きを読む"ゴーヤのカボチャ詰め"
生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き! 更新は毎月1日と15日の2回です。
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年3月生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。