皆様、ご無沙汰しております。 ここ数ヶ月の間「禅僧の台所」を更新できず、ご心配をおかけいたしました。 これからは、気を取り直しまして、毎月1日と15日を目安に更新していく予定です。
さて、久々の更新で皆様にご紹介しますのは、「タケノコご飯」です。タケノコは種類にもよりますが、3月下旬ぐらいから出回り始め、6月頃まで食べられる、まさに旬を感じさせてくれる食材です。 それでは、タケノコ料理の定番「タケノコご飯」をシンプルかつ美味しくいただきましょう。

【 レシピ 】 <4人分>
・タケノコ・・・1/3本(下の硬めの部分)
・薄揚げ・・・1枚
・きぬさや・・・4枚
・米・・・3合(450g)
<合わせだし汁>
・昆布だし・・・460g
・薄口醤油・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・塩・・・小さじ1
【 作り方 】 出来上がりTIME 20分
<下準備>
・ タケノコは、下ゆでしてあるものを使用。 → 生のタケノコの処理の仕方
・ 昆布だしは、あらかじめ用意しておく。 → 昆布だしの取り方
・米は研ぎ、5分~10分ほどザルにあげた後、炊飯器で<合わせだし汁>に50分ほど浸しておく。 → お米の炊き方
・1本のタケノコの下から1/3部分を、一口大に切る。
・薄揚げは、両面を弱火のフライパンで薄い焦げ目が付く程度に焼き、さいの目切りにする。
・きぬさやは、塩茹でした後、3つに切り分ける。

(1) 炊飯器にタケノコと薄揚げを入れ、炊く。
(2) 炊きあがり、蒸らしも終わったら、しゃもじで切るように混ぜる。
(3) 茶碗に盛ったら、きぬさやを飾って完成。
■ 作り方のポイント
・ 油揚げは油抜きしません。そのまま表面に火を入れることで、ご飯に香ばしさとコクを付け加えます。
● ひとこと
タケノコご飯には、タケノコの硬めの部分を使いましょう。炊飯の際にじっくりと火が入るので、十分柔らかくなります。 今回使わなかった柔らかい部分は、煮物や和え物などに使用しましょう。
▲ 禅僧の知恵袋
【 美味しいお米の炊き方 】
○ お米を研ぐ
お米の研ぎ方には諸説ありますが、ここでは私のやり方をご紹介します。
(1) ボウルにお米と少量の水を入れ、手の平の付け根部分で押すようにして、お米同士をこすり合わせるイメージで手早く研ぐ。
(2) ボウルの水が白く濁ったところに、米ぬかの泡が立つように水を勢いよく注ぎ、溢れる直前に水勢を弱め、表面に浮かぶ泡を残らないように流す。
(3) (1)と(2)を数回繰り返し、水の濁りが比較的透明になったら、ザルに5~10分程度あげておく。
○ お米を炊く
(4) ザルの米を炊飯器に移し、50分ほど水に浸した後、炊く。
○ 炊きあがり
(5) 炊きあがり、蒸らしも終わったら、しゃもじで手早く切るように混ぜ合わせ、完成。
(6) お櫃(おひつ)がある場合は、お櫃に移して完成。お櫃に移した米は、余分な水分がなくなり、うっすらと木の良い香りを漂わせるのでオススメ。
【 炊飯の水の量 】
「白米」を炊くときの水分量の基本は、「洗米に生米1.2~1.4倍分の重さ(g)の水を加え、50分ほど浸した後、炊く」です。
※ 1.2倍なら硬め、1.4倍なら柔らかめになります。
< 計算の目安 >
生米1合=重量150g=体積180cc
(このレシピでは、紛らわしくないように、重量<g>で統一しています)
「炊き込みご飯」の場合は、「洗米に生米1.1倍分の重さ(g)の合わせだし汁と適量の具材を加え、50分ほど浸した後、炊く」になります。 具材に含まれる水分を考慮し、水分量を少なくしています。
< お米豆知識 >
洗米するだけで、生米10%ほどの重さの水分が吸収されます。
つまり、1合で計算すると、
洗米1合の重量(g)=生米1合×吸水率=150×1.1=165g
洗米後、50分ほど水につけておくと、生米25%ほどの重さの水分が吸収されます。
浸水米1合の重量(g)=生米1合×吸水率=150×1.25=187.5g
ここでご紹介したやり方は、1つの目安でしかなく、必ず美味しくなるな方法というわけではありません。 新米・古米の違いによっても異なりますし、お米の銘柄によっても、炊飯用具(炊飯器・鍋)の種類によっても変わってくるはずです。 使用するお米や道具にあったやり方を、是非ご自分で見つけてください。