とろみで温まる!! 中華風わかめ春雨スープ

harusame-soup.jpgshoyo01.gif  広島は、本当に寒い日が続いています。 先日東京に行きましたら、少し暖かいので驚きました。 広島の方が南に位置するのに、何とも不思議なものです。

 まぁ、そんな寒いときには、暖かいスープが飲みたい!! ということで、今回もスープを作ってしまいました。 なんだか、ここ最近、スープばかりご紹介しているような気がしますが、それでけ今冬が寒いってことでお許しください。

 さて、今回ご紹介するスープは、永平寺で修行をしていた頃に、「あっ、この風味は中華っぽい!」と思った食材を使っています。 永平寺の食事は基本的に和食ですので、あまり中華っぽい味だとは感じないのですが、乾燥わかめを水でもどして、たまたまそのもどし汁を舐めた時にそう感じたのです。

 乾燥わかめと言ってもいろんな商品がありますが、今回下の写真にも載せているものでしたら、ちゃんとその風味が出ますので、よろしければチョイスしてみてください。

【 レシピ 】 <2人分>
・ 乾燥わかめ・・・5g
・ 緑豆春雨・・・20g
・ キクラゲ・・・10g
・ 白胡麻・・・少々

・ 胡麻油・・・小さじ1
・ 天然塩・・・少々

<水溶き片栗粉>
・ 片栗粉:水=小さじ1:小さじ1

<合わせだし汁>
昆布だし・・・200ml
・ 乾燥わかめのもどし汁・・・200ml
・ 日本酒・・・大さじ3
・ 紹興酒・・・小さじ2
・ 白醤油・・・小さじ2 (薄口醤油でも可)
・ 天然塩・・・2g


【 作り方 】 出来上がりTIME 20分
・ 昆布だしは、あらかじめ用意しておき、<合わせだし汁> の材料を一緒にして一煮立ちさせておく。 → 昆布だしの取り方
・ 乾燥わかめは、水でもどしておく。 もどした水は、使用するため残しておく。
・ キクラゲは、たっぷりの水でもどしたら、千切りにしておく。
・ 緑豆春雨は、たっぷりの熱湯で10分ほど浸し、もどしておく。
・ <水溶き片栗粉>は、分量を合わせ、20分ほど置いておく。
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(1) 胡麻油を引いた鍋を中火にかけ、白胡麻、キクラゲ、天然塩を加えて軽く炒める。

(2) (1)に<合わせだし汁>を加えて一煮立ちさせたら、もどした乾燥わかめと緑豆春雨を加えて火を止め、<水溶き片栗粉>を回しかけながら混ぜ、とろみがついたら器に盛って完成。




作り方のポイント
・ もどした乾燥わかめは、火を通しすぎると変色していくので、必ず最後に加えましょう。 器にあらかじめ盛っておいても良いと思います。


ひとこと
shoyo01.gif 精進料理というと、質素で味のバリエーションが狭そうだという印象を持たれるかも知れませんが、食材の特徴を活かすことが出来れば、その幅は広がります。

 そのためには、いろんな食材の味を知ることです。 また、色んな食材から味が出ることを知って、今まで何も考えずに捨てていたものから味わって見ることが近道でしょう。

 是非、いろいろと試してみてください。



吉村昇洋 (よしむら しょうよう)
>>プロフィールを読む 1977年3月生まれ。広島市内の曹洞宗寺院副住職。
駒沢大学大学院にて仏教学修士を取得後、仏教を学問する世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送る。その後、広島国際大学大学院にて臨床心理修士を取得し、現在臨床心理士としても活動している。彼岸寺では、【禅僧の台所 〜オトナの精進料理〜】を展開する。