暑い夏はこれで決まり!! ジャガイモと枝豆の冷製すり流し

暑い夏はこれで決まり!! ジャガイモと枝豆の冷製すり流し

shoyo01.gif 日本ってのは、つくづく高温多湿なんですね。 カラッとした暑さならまだしも、そこに湿気が加わるだけで、こんなにも暑苦しく感じるので参ってしまいます。

 文明社会は、この暑さを回避するために "冷す" 技術を開発し、冷房機器を作っては、涼しさを手に入れてきました。 しかし近年、その技術を使用する人間の "涼しさに対する意識" が行き過ぎてしまい、建物の中で毛布を必要とするサラリーマンの姿は、もはや風物詩と化していました。 ところが、今年は震災の影響もあって、節電を勧める動きは本物で、スーパークールビズ等、今までの異常な冷房の使用法に代わる対応策もなされてきています。

 そこで、食べ物から身体を涼しくしていこうということで、この料理を提案したいと思います!!

【 レシピ 】 <2人分>
・ ジャガイモ・・・中2個
・ ぶなしめじ・・・1パック
・ ピーナッツ・・・20g
・ 無調整豆乳・・・150g
・ 天然水・・・250g
・ 天然塩・・・小さじ1/2
・ EVオリーブオイル・・・小さじ1

・ イタリアンパセリ・・・少々

< 枝豆スープ >
・ 枝豆・・・30g(豆状)
・ 無調整豆乳・・・50g
・ 天然水・・・50g
・ 白醤油・・・5g
・ EVオリーブオイル・・・小さじ1/2


【 作り方 】 出来上がりTIME 40分
 <下準備>
・ ピーナッツは、軽く色味がつく程度に、フライパンで空炒りする。
・ ジャガイモは、皮を剥き、サイコロ状に切る。
・ ぶなしめじは、石突きを取って、軽く手で千切っておく。
・ 枝豆は、熱湯で2分ほど塩ゆでし、中身を取り出しておく。 この時、薄皮も取り除く。
・ イタリアンパセリは、葉の部分を選り分け、みじん切りにしておく。

potatosurinagashi-zairyou.jpg(1) ジャガイモとぶなしめじは、EVオリーブオイルをひいた中火のフライパンで5分ほど炒め、天然水を100gを入れて2分ほど軽く煮たら、ミキサーに入れ、さらにピーナッツと無調整豆乳、天然水150g、天然塩を加えてなめらかになるまで攪拌する。

(2) < 枝豆スープ >の材料を洗ったミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌する。

(3) (1)と(2)をそれぞれ漉し器で漉し、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす。

(4) 器に冷やしたジャガイモのすり流しを注ぎ、上に冷やした< 枝豆スープ >を注いで、最後にイタリアンパセリを散らして完成。



作り方のポイント
・ ピーナッツは、おつまみ用の塩を振ってあるものでも構いません。
・ 豆乳の臭みは、野菜と一緒に煮込むことで、比較的気にならなくなります。
・ 漉し器は先が尖っているシノワが非常に便利です。 お持ちでなければ、ご購入をお勧めします。
・ すり流しを漉して残ったものは、野菜のドレッシングとして利用できます。


ひとこと
shoyo01.gif ミキサーというのは、本当に便利ですね。 "すり流し" という和食料理の由来から言えば、やはり食材をすり鉢で擂ってダシでのばすのが基本となるのでしょうが、どうしても時間がかかってしまいます。 しかし、ミキサーにかけると食材に余分な熱が加わってしまうデメリットもあって、一方ですり鉢ではそれがありません。 省エネや節電が叫ばれる昨今、基本に戻ってすり鉢でじっくり擂ってみるのも良いかなと思います。


関連タグ:すり流し 精進料理 節電料理 カテゴリ: ○汁物 ( 椀物 ) 

吉村昇洋 (よしむら しょうよう)
>>プロフィールを読む 1977年3月生まれ。広島市内の曹洞宗寺院副住職。
駒沢大学大学院にて仏教学修士を取得後、仏教を学問する世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送る。その後、広島国際大学大学院にて臨床心理修士を取得し、現在臨床心理士としても活動している。彼岸寺では、【禅僧の台所 〜オトナの精進料理〜】を展開する。