greenz.jpで「おてらおやつクラブ」の記事を書きました

greenz.jpで「おてらおやつクラブ」の記事を書きました
お彼岸入りの直前、奈良・安養寺に松島靖朗さんを訪ねて、「おてらおやつクラブ」の取材をさせていただきました。安養寺にお訪ねするのはちょっとひさしぶり。今回は初めて、田原本駅からの道のりを地図を頼りに歩いてみました。
 
往時の賑やかさがしのばれる駅前からの商店街は、まるで時が止まってしまったよう。外から来た者には「レトロですてき」な街並みですが、この街で生まれ育つ若い人の眼には「たいくつ」に映るかもしれません。旧い家と新興住宅が混在する道をてくてく歩いていくと「鏡作神社」という古社があり、野生の椿が咲いていました。古くは鏡職人が住む地であったそうです。
 
安養寺は、鏡作神社の北側に位置し、東側を流れているのが「寺川」。学校に行くのがイヤで、お寺に戻るのもイヤになってしまった松島少年が「橋の下にもぐって隠れた」のはこの川なのだなあ、と「坊主めくり」インタビューを思い出したりもしました。
 
松島さんとの最初の出会いは2010年頃、なんとtwitter(!)でした。彼岸寺でご一緒し、「坊主めくり」でインタビューをさせていただいたりと、なんだかんだとお世話になってきました。インタビューとしてお話を伺いのはほぼ4年振り。
 
実は、「坊主めくり」インタビューをいったんおやすみしてから、「今の自分なりのお坊さんの伝え方」をずーっと模索しています。そんななかで「ほしい未来をつくるためのヒントを共有するウェブマガジン『greenz.jp』」で、お寺とお坊さんの取り組みをソーシャル・デザイン事例として紹介する、ということも考えてきました。
 
ソーシャル・デザインに関心を持つ人たちならきっと、「お坊さんのソーシャルデザイン」からにじんでくる仏教を感じたり、そこに新しいヒントを受け取ってくれるような気がするのです。数百年単位の歴史を持つお寺には、どどんと数百年の未来を語ることができます。greenz.jpの記事のなかに、足元たしかに数百年やっていこうとするお寺・お坊さんを混ぜてみたい。
 
まあ、いろいろ考えるなかでやっとひとつ実現したのが、今回の「おてらおやつクラブ」の記事です。A面のチャレンジは「おてらおやつクラブの活動を紹介すること」ですが、B面のチャレンジは「おそなえものとはなにか」を記事全体で伝えることでした。うれしいことに、公開から約1週間で900sharesを突破◎ たくさんの方に読んでいただけているようでホッとしています。
 
これからも試行錯誤は続きますが、変わらない歌をうたう歌手みたいな感じで、お坊さんのこと、お寺のこと、仏教が伝えている大切なことを、言葉にして伝えていきたいなあと思う今日このごろです。
 
ぜひ、「おてらおやつクラブ」記事をご一読ください!
 

仏さまの"おさがり"で子どもたちを笑顔に! ひとり親家庭支援活動「おてらおやつクラブ」代表・松島靖朗さんと考える、100年続く活動のかたち

杉本恭子 (すぎもと きょうこ)
>>プロフィールを読む 大阪生まれ東京経由京都在住のライター。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒業。お寺取材を経験するうちに「お坊さん」に興味を持ちインタビューを始める。