【5/6-7】今年もGWに仏教体験!「向源2017 〜かわりたい〜」開催

【5/6-7】今年もGWに仏教体験!「向源2017 〜かわりたい〜」開催


今年もいよいよGW。皆さまどんな連休をお過ごしでしょうか。9連休を満喫される方も、お仕事の方も様々におられるかと思いますが、もしまだ予定が空いているという方に、彼岸寺は体験型寺社フェス「向源(こうげん)」をオススメいたします。

今回、「向源」を主宰する天台宗のお坊さん・友光雅臣(ともみつがしん)さんより、「向源」の魅力をお伝えいただくメッセージをいただきました。まだGWの予定が少しでも空いておられる方は、こちらをお読みいただいて、参加をご検討いただけましたら幸いです。それではどうぞ!

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彼岸寺をご覧の皆さまこんにちは、僕は2013年から半年ほど彼岸寺に連載を持っていた天台宗僧侶の友光雅臣と申します。毎年ゴールデンウィークに向源という寺社フェスを主催しており、彼岸寺読者の皆様にぜひ遊びに来てもらいたいと思い記事を書かせていただきます!??向源では様々なワークショップやトークショーをお届けしています。すでに売り切れのものも続出しているのですが、まだ購入が間に合うオススメのコンテンツを4つ紹介していきますね!


1 脳科学者の中野信子さんと友光が語り合う「寛容」と「不寛容」トークショーが深い!?

トランプ政権の発足前後から「不寛容社会」なんて言葉が多く現れ、今年の初詣シーズンに「ベビーカー自粛」を呼びかける寺の看板が不寛容、差別と炎上したのが印象的でした(後日ベビーカー自粛は間違った切り取られ方だったと判明)。

僕はこの不寛容派を叩き、炎上させる自称寛容派というのがどうにも理解できませんでした。でも、ふと思いました、脳は自分と違う人を受け入れるのと否定するのならどっちが気持ちいいのだろう?どんな反応をしているのだろう?と。

そんな問いを中野先生に投げかけたのがこのトークショーの発端です。

(以下イベント詳細より抜粋)
脳科学者の中野信子は問う「不寛容な人は愛情深い人です。そしてサイコパスはとても寛容です。自分に関係のないことは完全放置です。寛容な社会を作る、そういう人ばかりにするのが仏教の存在目的ですか?寛容の時代とはディストピアですよ?」

向源の友光雅臣が答える「仏教は善悪、正義、正解をジャッジするものでは無いし、人を一方向に誘導しようともしません。ただ、不寛容な人を叩く自称寛容な人たちを僕はすごく滑稽にも思います。仏教的に考えるなら人はそもそも不寛容であり愛と執着にあふれているということを受け入れると言うか、まず諦めることから入りたいなとは思います。」
(中略)
寛容と不寛容のせめぎ合いに人の本質が詰まっている気がするという、こんなやり取りから始まった今回の企画。

右か左か、寛容か不寛容か、単純に切り取られていく時代の中で脳は何を望み、ファンタジーでごまかせない時代に宗教は何を提示するのか。

人と社会は"かわりたい"のか。
(抜粋以上)

今年の向源のテーマは「かわりたい」です。このトークショーは人の思いと脳の動きと仏教の本質に切り込みます。


2 映画「この世界の片隅に」を見て感じた一番大切な事。 「向源寄席 わらいたい」

見ました?この世界の片隅に。

僕は年に一本くらいしか映画館で映画を見ません。2015年に見た唯一の映画はマッドマックスでした(最高)。そして2016年に見たのが、この世界の片隅に、でした。

あまりに重く、深く刺さりすぎて最初から最後まで泣き続けで、今まで見た映画ベスト3に入るけど、もう二度と見たくない映画として心の殿堂入りを果たしました。この作品で感じたことはたくさんありましたが、一番刺さったのは『みんなで笑って過ごしたい』というセリフでした。

その直後に今年の向源の新コンテンツに落語はどうだろう?とある女性と相談をしました。彼女は北海道生まれの26歳で、子供の頃から落語が好きで、だけど札幌には演芸場がなく、お年玉やお小遣いを貯めて東京に来ては演芸場を回って落語を楽しんでいたという筋金入りです。そんな彼女が同じ世代の若者にこそ見てもらいたい、古くて新しくて超面白い噺家さんがたくさんいるのだと説明を受けました。

そこで聞きました「なんで落語に来るんだろう?落語の本質ってなんだろう?」すると『みんな笑いたいんですよ』

うわ、それだ。

この瞬間、今年の落語の開催が決定しました。

戦争は本当に嫌だし、貧乏も、差別されるのも、人から評価されないのも嫌だ。でも、それが叶ったとしても、誰かと一緒に心から笑い合える瞬間がないなら、なんて虚しい。逆に言うと、満足のいく生活じゃなくても、みんなで笑って過ごせるなら......そう思う時があります。せっかくの笑いの席なのに、僕重いですね。でも、かわりたいと同じかそれ以上に、わらいたいってすごく大事。

お寺の本堂で、みんなで笑いませんか。なんか、それで色々どうでもよくなることってあるし、それでいいような気がします。


3 みなさんにとって「おカネ」とはどういう意味をもつのでしょう?

おカネは私たちの目の前をとおりすぎ、旅をしながら私たちの世界をつくっていきます。それは私たちの生活であったり、私たちの事業であったり、教育や医療など私たちの社会を支えるものであったりとその旅するおカネたちに私たちはどんなメッセージを託しましょう?そして、旅の途中に我が家で何泊かの居候するおカネたちにはどんなコトバをかけてあげましょう?

このワークショップは、金融、テクノロジー、心理学それぞれの領域の最先端の知見を織り交ぜた、ゲームを体験しながら、ヒトを幸せにするおカネのことについて、考え、感じ、そして語り合うイベントです。

このゲームでは「もうけの極大化(ゼニー)」と「ありがとうの極大化(エミー)」を目的とした、それぞれのお店を運営する体験型のゲームを通して、価値観と行動の変化を実感することができます。

おカネと幸せの関係に関心があるかたであればどなたでも参加できます。みなさんのご参加をお待ちしています!?

関連ページ【慶應SDM 前野隆司先生のブログ】
愕然のワークショップ報告。人は制度により180度変容する。「金」か「ありがとう」か。


4 4つの宗派の本山で修行ができちゃう!京浜四大本山ツアー!

日本仏教には色々な宗派があります。お坊さんはみんな坐禅をしていると思われがちですが坐禅をしない宗派もあるし、坊主頭にしない宗派だってあります。みんな少しずつやり方は違うけれど、仏教をどう解釈し、どういう人にどう伝えていくのかを突き詰めた結果で、ゴールは一緒。それは宗派に限らずどの宗教もそうだと思っています。??

浄土宗本山 増上寺でお念仏(南無阿弥陀仏)
日蓮宗本山 池上本門寺で唱題行(南無妙法蓮華経)
真言宗智山派本山 川崎大師で護摩見学と彩色仏画(売り切れました)
曹洞宗本山 総持寺で坐禅(売り切れました)

東京から横浜にかけての京浜エリアに点在する四つの本山を、それぞれのお寺のお坊さんにdeepに案内してもらい、本山でその宗派の修行を体験できるまたとない機会です。また4つの本山のセットツアーではなく、各本山ごとにチケットをお買い求めいただけます。なかなか深く巡ることのない本山を思い切り体験してみてください!

頭で理解することも大事ですが、体でやってわかることがきっとあります。だからこそ頭を使う勉強と体を使う修行の両方があるのだと思います。

以上、今からでも間に合う向源3つのオススメ体験でした!

5月6日は中目黒の街のお寺で古くて新しい体験!
5月7日は京浜四大本山で修行体験!


●向源 〜かわりたい〜

◇5月6日(土)
会場:中目黒正覚寺
時間:9:00-19:00
・宗派を超えた声の響き声明公演
・向源寄席「わらいたい」桂三木男/春風亭昇々/柳家緑君
・脳科学者 中野信子×向源代表 友光雅臣トークショー「寛容と不寛容の間 ー 仏教の智慧を科学する」
・お坊さんと話そう&牧師さんと話そう
・2D仏像顔出し看板まつりin向源
そのほか、源と向き合う体験型ワークショップやDJ、ライブなど

◇5月7日(日)
会場:京浜四大本山 増上寺・池上本門寺・川崎大師・總持寺
・Deep 増上寺&お念仏と礼拝修行体験
・Deep 池上本門寺&唱題行修行体験 
・Deep 川崎大師&護摩修行見学と彩色仏画体験(売り切れ)
・Deep 總持寺&坐禅 修行体験(売り切れ)

★10月には京都の三千院・勝林院・実光院・宝泉院での開催も予定しています

※ご入場時の注意
5/6(土)会場の正覚寺に入るためには必ずPeatixにてチケットを購入し、受付でチケットをご提示いただく必要があります。

会場内へのご入場はチケットをご購入いただいている方に限り、会場内の無料コンテンツの体験は5/6のチケットをお持ちでご入場いただいた方のみとさせていただきます。
ぜひ会場にいらっしゃる前にオンラインでご購入をお済ませください!ちなみにオンライン以外でのチケット販売は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。売り切れているチケットもあるので、ご購入はお早めに。

▼ご購入はこちらから
向源ホームページからチケット購入ページへお進みください。
チケット購入方法

※注意点※
5/6の正覚寺へは会場のキャパシティの都合で5/6に実施される有料チケットを持っていないと会場に入れません。無料や予約不要の体験がしたいという場合も、何らかの有料チケットを一つ買っていただかないと会場に入れない仕組みとなっておりますのでお気をつけください。

ただし、19:15からの宮内優里さんのフリーライブだけはチケットがない方でも入場可能です。18:55より正覚寺への入場が自由になりますので、ぜひぶらっと夜のお寺へお越しください。

また当日もチケットの販売はpeatixからのみ販売し、現場でのチケットの手売りはありません。ボランティアスタッフの負担軽減と会場の安全運営にご理解をいただけますようお願い申し上げます。

友光・今日の一曲
kiasmos で gaunt


日下賢裕 (くさか けんゆう)
>>プロフィールを読む 1979年、石川県生まれ。浄土真宗本願寺派の僧侶、布教使。 広島大学人文学部東洋史学科卒業後、本願寺派の教育機関である中央仏教学院、伝道院にて仏教を学ぶ。 現在は故郷の山中温泉にて、本願寺派の若手僧侶が作るサイト「メリシャカ」や「彼岸寺」との関わりを通して、仏教を外に発信するとともに、地元の人たちに愛されるお寺作りに挑戦中。