【3/8】「命灯会 〜全国から 灯そう〜」−東日本大震災 七回忌法要−

【3/8】「命灯会 〜全国から 灯そう〜」−東日本大震災  七回忌法要−


2011年に起こった未曾有の大震災、東日本大震災から丸6年が経とうとしています。震災直後には、誰もが「何かできることはないか?」と悩み、行動に繋げていきました。お坊さんの中にも、自分たちにできることをと様々に活動される方がおり、名古屋では宗派を超えた有志のお坊さんたちによって、震災で亡くなられた方の葬儀をはじめとした法要が執り行われました。

その法要を勤められたお坊さんたちの間で語り継いていた言葉に「ココロの灯火を消さないように...」という言葉があるそうです。震災で多くの方が様々に傷ついたことは、今もなお、続いている現実です。そのことを風化させず、亡くなられた方、今もなお悲しみを抱えている方に思いを寄せていきたい。そのような思いが込められたこの言葉のもと、東日本大震災の七回忌法要が行われることとなりました。

そして被災地でもある宮城県気仙沼市では、2011年11月11日から「忘れないをカタチに」と、毎月11日にキャンドルに明かりを灯しSNSで全国から寄せられた写真を共有する「ともしびプロジェクト」が始まりました。忘れないということを伝えていくとともに2014年には市内に工房を設立。現地でキャンドルをつくることで雇用を生み出しています。ともしびプロジェクトとしても3月11日に向けて様々な企画が立ち上がる中、お坊さんたちと出会い、お寺で行う七回忌法要について考える中で生まれたのがこの「命灯会」でした。今回の名古屋での法要で用いられるキャンドルも、気仙沼で作られたものなのだとか。

この「命灯会」の法要では、東日本大震災を一つのご縁として「自分のいのちに向き合う場」を設ける、ということが一つのテーマとなっています。名古屋の法要では参加者それぞれが、被災者のために1本、自分のために1本の合計2本のロウソクに火を灯し、気仙沼でつくられる311本のロウソクにも火が灯されます。それぞれにロウソクに火を灯す中に、震災で亡くなられた方々のいのちに思いを馳せ、そして自分自身のいのちにも向き合いながら、「いのちのともしびをつなぐ」ということを想う。そのようなひとときを過ごしていただきたいと、主催のお坊さんからお話をいただいております。

またこの法要は「全国のお寺や教会などを発信地として、明日への希望のヒカリを見出してもらえたい」という想いも込められており、名古屋での法要のみならず、3月11日の前一週間で、全国各地、様々な形での法要も企画されているそうです。さらには、法要に参加できない方でも、ロウソクに火を灯し、手を合わせたり、短いお勤めをするなど、それぞれの場所で法要を勤めることもできるとのことですので、全国のお寺の皆さまも、共にこの「命灯会」に参加をしていただけたらと思います。なお、名古屋以外の会場につきましては、最後のインフォメーションに随時記載いたしますので、ご確認くださいませ。

東日本大震災の七回忌に際して、共々に「いのち」と向き合うご縁とさせていただきたいものですね。


※こちら「命灯会」の企画立案をされましたお坊さん、佐藤良規さんのブログになります。「命灯会」に向けたアツい思いが綴られておりますので、合わせてお読みください。
〈あなたの「いのちの灯火」を灯せ〉


◆「命灯会 〜全国から 灯そう〜」ー東日本大震災 被災者 七回忌法要ー
日 時:2017年3月8日(水)
      15:00 集会 16:00 法要 18:00 点灯
会 場:名古屋東別院 対面所二階(〒460-0016 愛知県名古屋市中区橘2−8−55)
    他、全国各地(北海道 東北 東京 名古屋 静岡 京都)にて3/11以前の一週間で法要開催予定
主 催:名古屋市仏教会
協 力:真宗大谷派名古屋別院 ともしびプロジェクト いのちに向き合う宗教者の会 
    未来の住職塾  四方僧伽
お問合せ:ともしびプロジェクトキャンドル工房(宮城県気仙沼市南町2-2-25)
     080-3651-6969
     info@tomoshibi311.com(代表・杉浦)

・北海道
日 時:2017年3月4日(土)
会 場:浄土宗 開運寺 〒001-0915 札幌市北区新琴似町1152-10
参加費:1000円 (青ろうそく1本付)
次 第:16:00 開場
    16:30 演舞 「鎮魂の舞」舞踏家 小田原真理子 氏
    16:40 法話 「いのちは、生きたがっている」曹洞宗 藤源寺住職 佐藤良規 師
    17:20 質疑、グループシェアリング(4〜5名)
    17:50 法要 「命灯会 (みょうとうえ)」
    18:30 終了


日下賢裕 (くさか けんゆう)
>>プロフィールを読む 1979年、石川県生まれ。浄土真宗本願寺派の僧侶、布教使。 広島大学人文学部東洋史学科卒業後、本願寺派の教育機関である中央仏教学院、伝道院にて仏教を学ぶ。 現在は故郷の山中温泉にて、本願寺派の若手僧侶が作るサイト「メリシャカ」や「彼岸寺」との関わりを通して、仏教を外に発信するとともに、地元の人たちに愛されるお寺作りに挑戦中。