良きお寺とつながる安心を。『まいてら』スタート!

良きお寺とつながる安心を。『まいてら』スタート!


これからのお寺を担うお坊さんたちの学びの場としてスタートした「未来の住職塾」。その「未来の住職塾」を運営する「お寺の未来」が、お寺と皆さまの生活をつなげる新しいウェブサービスをスタートさせました。その名も『まいてら』!

◯ まいてら - お寺のある生活
http://mytera.jp/

全国に7万件以上あるといわれるお寺。しかし、お寺との〈安心のご縁〉が失われてしまっていることは、多くの方が感じていることではないでしょうか。葬儀や法事の際、どんなお寺の、どんなお坊さんかもわからないけれど、とりあえず呼んでいる、そんなケースも多いかもしれません。

『まいてら』は、そんな形骸化してしまった檀家制度や派遣僧侶といった、不安や不満が付きまとうようなお寺・お坊さんとの関係ではなく、確かな情報を元にして、一人でも多くの方が「私のお寺(=My Tera)」に出会っていただき、そこに〈安心のご縁〉を感じていただくための新しいサービスです。

その『まいてら』がお届けするサービスは、大きく分けて2つあります。一つは、安心してお付き合いすることのできる良いお寺を登録し、紹介する「お寺さがし」。ここに登録される良いお寺とは、人間の生老病死にまつわる思いや求めに応えるとともに、「いつもそこにある」という変わらぬ安心感を提供してくれるということを基準としています。とは言え、そのような良いお寺の価値は、なかなか見えにくく、また探しにくいもの。そこで『まいてら』では、「安心のお寺10ヶ条」に基づく厳正な審査を行い、その審査を通った、本当に良いお寺のみの情報を、皆さまにお届けすることを第一としています。

そしていろんな特色あるお寺を、「法事」や「坐禅」、「お墓」など様々なキーワードを元にして、ニーズに合わせて簡単に検索することも可能です。地域別の検索もできるので、近くの素敵なお寺が見つかるかもしれません。

そしてもう一つ、『まいてら』の軸となるサービスが「まいてら新聞」です。「まいてら新聞」では、いくつかの連載がリリースに合わせてスタート。まずは「お寺さがし」に登録されているお寺のお坊さんへのインタビュー、「おてらびと物語」。インタビューを通して、普段なかなか知ることのできない、お坊さんのパーソナリティーに迫り、お寺づくりや、仏教への思いを感じていただける内容となっています。

そして、この「彼岸寺」でもおなじみの「坊主めくり」が、「まいてら新聞」で復活。その名も「坊主めくり、アゲイン 〜二足のわらじ編〜」。お寺の他に兼業をされているはたらくお坊さんにスポットを当てたという、これまでに類を見ない(?)ニッチな企画。でも、お坊さんと社会人、2つの立場から世界を見ているお坊さんは、厳しい社会の中で生きる人たちと共感できることをたくさん持っているかもしれない、というところから、この連載が企画されたそうです。どんなお坊さんが登場するのか、今からとても楽しみですね。

さらに「ひらけ、さとり」、そして彼岸寺メルマガでもおなじみ、小出遥子さんも連載を担当。「お坊さんと味わうことばの世界」と題されたこの連載では、毎回お坊さんに登場していただき、思い入れのある「ことば」について語っていただきます。そしてそれを書デザイナーとして国内外を問わず活躍されている寧月(ねいげつ)さんとのコラボ企画!仏教の言葉を寧月さんが書にしたためていく、というもの。いわば、『まいてら』の門前掲示板!書と、ことばと、お坊さんの人柄と、一度に三度おいしい連載です。

と、いろいろご紹介させていただきましたが、まずは『まいてら』のサイトを見ていただくことが一番です。そして、どうかインターネットだけでお寺やお坊さんを見るだけではなく、近くのお寺に一度訪れてみてください。『まいてら』は、実際にお寺との〈安心のご縁〉をつないでいただく、ほんのきっかけに過ぎません。静謐で厳かなお寺の空間や、仏教の教え、そしてお坊さんの人柄などの、お寺の本当の良さに出会うためには、やはり、そのお寺にお参りして初めて感じることができるもの。初めてのお寺にお参りすることは、少々緊張するかもしれませんが、「『まいてら』を見て来ました!」と声をかけていただければ、きっと温かく迎えてくれることでしょう。

どうぞこの『まいてら』をご覧いただいて、皆さまにとっての「私のお寺」に出会ってください!

◯ まいてら - お寺のある生活
http://mytera.jp/


日下賢裕 (くさか けんゆう)
>>プロフィールを読む 1979年、石川県生まれ。浄土真宗本願寺派の僧侶、布教使。 広島大学人文学部東洋史学科卒業後、本願寺派の教育機関である中央仏教学院、伝道院にて仏教を学ぶ。 現在は故郷の山中温泉にて、本願寺派の若手僧侶が作るサイト「メリシャカ」や「彼岸寺」との関わりを通して、仏教を外に発信するとともに、地元の人たちに愛されるお寺作りに挑戦中。