【11/8】バトルは高座で起きている!?「説法」vs「落語」、『高座バトル』開催

【11/8】バトルは高座で起きている!?「説法」vs「落語」、『高座バトル』開催


「落語」は仏教のお話「お説教」がそのルーツにあるというのは、すっかり定着しつつある昨今。その相性の良さから、最近では落語と仏教とを結びつける書籍や、イベントも散見されるようになってまいりました。

今回ご紹介の『高座バトル』は、そんな「説法」と「落語」を現代に結び付けるイベントの一つ。結び付ける、と言っても、そのルーツを辿ったり、仏教がテーマとなった落語が披露される、という生易しいものではありません。その名の通り、「高座(こうざ)」と呼ばれる話者が座る台を舞台に、お坊さんと落語家が、バチバチ火花を散らしてバトルする、というのがこのイベントの醍醐味。

なんとも大胆な企画ではありますが、実はその昔、説法自慢のお坊さんと、噺自慢の落語家が、聴衆を前に、お寺の「高座」で競い合ったという伝承があるのだとか。きっと、お寺に詰めかけた庶民たちは、落語で大笑いし、説法で涙して、心安んじていたのでしょう。それを現代に復活させてみよう、というのが、この『高座バトル』です。

第一回目となる今回は、《「恋」と「嘘」》がテーマ。どちらも人間の心が揺れ動く様がよく表れるものだけに、「落語」と「説法」で、それぞれどんな語りがなされるのか、どんな違いが見られるのか、とても興味深いですね。

そして出演される落語家さんは、上方の爆笑王の異名を持ち、現在は東京を拠点に活躍される、桂雀々さん。そして、ジャージのような着物に身を包み、「白鳥の湖」を出囃子に、オリジナルの落語を展開する三遊亭白鳥さんのお二方。

対するお坊さんは、法華経ラップやNHK「落語でブッダ」への出演など、多岐にわたる活動で知られる、ハピネス観章こと、互井観章(たがいかんしょう)さん。そして今、世間を賑わす(?)TV番組、「ぶっちゃけ寺」に出演される、井上広法(いのうえこうぼう)さんと、大來尚順(おおぎしょうじゅん)さんの三名。井上さんはお坊さんが悩みや疑問に応える「hasunoha」の運営にも携わられ、大來さんは『英語でブッダ』の著者としても知られています。

そんな個性的な5名の落語家とお坊さんによる、「落語」と「説法」のバトル。「思い通りにならないこと」を笑い飛ばす「落語」と、「思い通りにならないこと」を見つめ抜いた「説法」に触れて、笑いと涙に溢れたひとときを是非、お過ごしください。


●『高座バトル〜お坊さんと落語家の、おもろい噺、いい話』
 第1回テーマ:「恋」と「嘘」
日 時:11月8日 《昼公演》13時〜15時(12時30分開場)
             《夜公演》17時〜19時(16時30分開場)
会 場:神楽坂 毘沙門天善國寺(東京都新宿区神楽坂5-36)
料 金:各回 3,500円 (各回共に、限定80名)
お申込み:《昼公演》はコチラ http://ptix.co/1H5ppu2
     《夜公演》はコチラ http://ptix.co/1H5qYYK
出演者:桂雀々、三遊亭白鳥、ハピネス観章、井上広法、大來尚順
主 催:「高座バトル」実行委員会
企 画:寺子屋ブッダ
制 作:ラルテ
スペシャルパートナー:日蓮宗

※プログラムや詳しい情報は、コチラから → http://www.tera-buddha.net/1723/

日下賢裕 (くさか けんゆう)
>>プロフィールを読む 1979年、石川県生まれ。浄土真宗本願寺派の僧侶、布教使。 広島大学人文学部東洋史学科卒業後、本願寺派の教育機関である中央仏教学院、伝道院にて仏教を学ぶ。 現在は故郷の山中温泉にて、本願寺派の若手僧侶が作るサイト「メリシャカ」や「彼岸寺」との関わりを通して、仏教を外に発信するとともに、地元の人たちに愛されるお寺作りに挑戦中。