【7/20】『祈りの現場』刊行記念! 石井光太 × 玄侑宗久 対談講演開催

【7/20】『祈りの現場』刊行記念! 石井光太 × 玄侑宗久 対談講演開催


 2015年4月発売の『祈りの現場』(サンガ)。なんとも心に突き刺さる本でした。

 石井光太さんの本は、以前にも『物乞う仏陀』(文春文庫)、『遺体』(新潮文庫)などを読んだことがありましたが、本書は石井さん初の対話集。これまでとはまた一味違う読後感がありました。


 石井さんの対話のお相手は5人の宗教者。仏教のお坊さんだけでなく、キリスト教の神父さんとの対談も含まれており、仏教・キリスト教という枠を超越して「宗教と祈り」に焦点が当てられています。人間が生死の間際に置かれたとき、救いなき現実において宗教者は何を思い、何を祈るのか。その胸の内の言葉を求めて、石井さんが、5人の宗教者に切り込んだ本となっています。


 石井さんも宗教者の5人も、「個人」としての言葉を惜しみなく使いながら、宗教や祈りについて語っているのがこの本の見どころ。宗教者でありながら、宗教者であることを超えて、一人の人間として語っている姿、生と死のはざまで自分というものを剥き出しにしてもがいている姿は、読んでいて、心にぐっと迫りくるものがありました。


 来たる7/20(月・祝)に、本の刊行を記念して、石井光太さんと玄侑宗久さんの対談が、東京・御茶ノ水にて行われます。対談のテーマは、『人間は「死」とどのように向き合うべきか』。生きているわたしたちに、唯一確実に起きること、それが死です。しかし人間は、死に直面すると、他者のものであれ、自分自身のものであれ、心が動揺します。死の受容は、人間にとって最大の課題です。


 玄侑宗久さんは、デビュー作『水の舳先』をはじめ、芥川賞受賞作『中陰の花』、そして『アミターバ』など、死をテーマとした作品を多く書かれていらっしゃる方です。東日本大震災では福島県三春町で自らも被災を経験されました。


 いやおうなく受容せねばならぬ死を前に、人は何を思い、何をなすのか。その現実と直面するとき、宗教者はどんな役割を果たすことができるのか。宗教者の祈りをたどってきた石井光太さんが、「死」をテーマとし作品を編み続ける玄侑さんとどのようなお話をされるのか、気になるところです。


 対談は、7/20、海の日の夕方16:00からスタート。お時間がありましたら、御茶ノ水まで、足を運んでみてはいかがでしょうか。



『祈りの現場』刊行記念 石井光太 × 玄侑宗久 対談講演

http://www.samgha.co.jp/products/spcontents/spsamghaclub.16.html 


【日程】2015年7月20日(月・祝) 16:00〜18:00(15:30開場) 

【会場】〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-28-7 昇龍館ビル2階 

    JR御茶ノ水駅 聖橋口より徒歩5分 

参加費】一般:2,500円

      サンガジャパン定期購読ご契約の方:1,800円 

      参加当日に定期購読ご契約の方:無料(別途、定期購読料5,250円) 

                   ※ お支払いは当日清算となります。


主催(株)サンガ 

件名に「『第16回サンガくらぶ』刊行記念」とつけて、「お名前」「人数」「お電話番号」「参加費の種別(一般か定期購読か)」を明記の上、samghaclub@samgha.co.jpまでご予約ください。


メール予約受付窓口:samghaclub@samgha.co.jp 

電話:03-6273-2181/FAX:03-6273-2182


祈りの現場
祈りの現場
posted with amazlet at 15.07.04
石井光太
サンガ
売り上げランキング: 138,015



原始仏教ガール (げんしぶっきょうがーる)
>>プロフィールを読む 石川県生まれ。本名、中田亜希。慶應義塾大学理工学部卒業。同大学大学院理工学研究科修了。工学修士。新聞社、出版社勤務を経て、フリーランスの編集者&ライター。アルボムッレ・スマナサーラ長老の著書『自分を変える気づきの瞑想法』(サンガ)をきっかけに仏教に興味を持ち、初期仏教・瞑想を学び始める。ブログ「原始仏教ガール's 日記」 http://musicbuddha.hatenadiary.jp