相愛大学×オタキング 「岡田斗司夫による集中講義」開講!

相愛大学×オタキング 「岡田斗司夫による集中講義」開講!

この冬、大阪・相愛大学にて「オタキング」こと岡田斗司夫さんによる集中講義が開催されます。岡田さんといえば、アニメのプロデューサー、オタク評論家など、いろんな顔を持つことで知られていますが、2012年には教会版コミケとも言われる「いのフェス」こと「いのり☆フェスティバル」にて、吉村昇洋さんらとも鼎談されるなど、宗教にも明るい方でもあります。

そんな岡田斗司夫さんは、現在相愛大学の客員教授も勤めておられることから、12月24〜26日の3日間に渡る集中講義を開講されます。3日間とも全く別のテーマが設けられており、これらが岡田さんの脳内で一体どう結び付き、私たちにどんなことを伝えたいとお考えなのか、とても興味深い内容となっております。

そして今回の岡田斗司夫さんの集中講義開講にあたり、相愛大学の教授でもある釈徹宗さんよりメッセージを頂戴しております。こちらをお読みいただくと、ますます講義の内容が楽しみになってくると思いますので、すでにピンときた方はもちろん、ほんの少し興味をそそられた方にも、ぜひお読みいただきたいメッセージとなっております。

期せずして(?)クリスマスをまたぐ3日間。一般からの聴講も受け付けておりますので、
どうぞ皆さま、ご参加くださいませ。


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●釈徹宗さんからのメッセージ

オタク研究や実業家としての顔をもちながらさまざまな分野で多彩な活躍をしているオタキング・岡田斗司夫先生は相愛大学の客員教授です。   

岡田先生は現代社会をユニークな分析でとらえています。現代は人類史上第三番目の革命期だというのです。これはアルビン・トフラーが『第三の波』でも語っていますね。

人類の歴史を俯瞰すれば、かつて狩猟生活から農業が起こることによって人々は定住を始め共同体を形成するようになった「農業革命」が第一の波。第二の波は近代を生み出した「産業革命」です。そして、インターネットの普及によって、個人がマスへと情報を発信できる事態を「情報革命」。つまり今、大きなパラダイムシフトが起こっているというわけです。

大きな価値の枠組み変化をパラダイムシフトと呼びます。それまでのものが間違っていたわけではなく、新しいパラダイムが正しいわけでもありません。

人間の社会の価値体系はときに大きなケミストリー(化学反応)を起こすのです。パラダイムシフトが起こると、さまざまな事象・事態をそれまでのモノサシで計ることができません。枠組み自体が変わったからです。価値の枠組みが大きく変わると、社会の構造自体も変化していきます。岡田先生は、今がまさにそんな転換期であるととらえています。だから、現代社会を従来の視点で解読しようとしてもうまくいかない。

ある時代のパラダイム(そのシステムを構成している基本的価値観)は、「その時代は何が豊富で、何が貴重な資源であるのか」を見れば明らかになります。では、この第三番目の新パラダイムで重要なカギはどこにあるのでしょうか。岡田先生によれば、それは「自分の気持ち」だそうです。

現在のパラダイムにおいてもっとも大切なものは「自分の気持ち」! この指摘にはちょっと驚いてしまいますが、確かにそういった面はあるかもしれませんね。現代人は「自分の気持ち」が損ねられたり傷つけられたりするのを極度に恐れています。若い世代は、自分の気持ちが尊重されないところには足を運びません。また自分の気持ちが快適であれば、少々不便でも貧しくてもかまわない。豊かさのモノサシが変わったのです。

もしかすると、近年の伝統仏教が注目されている現象と、このような現代のパラダイムシフトとはリンクしているかもしれません。そのあたりをぜひ集中講義に参加して確認していただければと思います。

12月24日・25日・26日の三日連続で、場所は地下鉄本町駅を上がったところにある相愛大学学舎です。


■相愛大学人文学部集中講義「岡田斗司夫による集中講義」
場 所:相愛大学本町学舎(大阪市中央区本町4丁目1-23)
日 時:2014年12月24日(水)14〜16時(受付 13:30〜)
          25日(木)14〜16時(受付 13:30〜)
          26日(金)13〜16時(受付 12:30〜)
受講料:1日のみ 1,000円/2日間 2,000円/3日間 3,000円
定 員:100名
※応募者多数の場合は抽選となり、3日間連続で参加できる方を優先いたします。

講義内容
24日「アニメの"読み方" 〜ジブリアニメをどう読むか?」
25日「人の気持ちがわかる・自分の気持を伝える技法」
26日「ワールドカフェ入門 〜なぜ彼氏は1人なのか?」
申込方法:下記の相愛大学サイト内のフォームよりお申込みいただけます。
お問合せ先:相愛大学人文学部合同研究室 06-6612-6253 



日下賢裕 (くさか けんゆう)
>>プロフィールを読む 1979年、石川県生まれ。浄土真宗本願寺派の僧侶、布教使。 広島大学人文学部東洋史学科卒業後、本願寺派の教育機関である中央仏教学院、伝道院にて仏教を学ぶ。 現在は故郷の山中温泉にて、本願寺派の若手僧侶が作るサイト「メリシャカ」や「彼岸寺」との関わりを通して、仏教を外に発信するとともに、地元の人たちに愛されるお寺作りに挑戦中。