【古本勧進のススメ】いよいよ古本勧進第二弾スタート

【古本勧進のススメ】いよいよ古本勧進第二弾スタート 12月15日、いよいよ古本勧進第二弾のスタートです。大掃除の時期にもってこいの本企画、年明け1月いっぱいまで受付しますので、まだまだ全国のお寺さまのご参加をお待ちしております。

この夏に開催した第一弾にご参加くださった光傳寺(大阪市)の国子克樹さんから、参加した感想と第二弾参加のススメが届いています。ぜひご一読いただき、国子さんのようにこの活動を通して寺業との新たな関わりを発見していただければと思います。

レポートにありますように、国子さんの奥様が作成したオリジナルポスターが功を奏したとのこと。実はそのポスターが第二弾の公式ポスター(この記事の画像)として活躍しています。皆さんも家族ぐるみで、檀信徒や地域を巻き込んで、あるいは草の根的に個人で、古本勧進の輪を広げていきましょう!


【第二弾のポイント】
「歳末たすけあい古本勧進 〜クリスマスも初詣も!年末年始はお寺にお参り〜」


● 開催時期:2013年12月15日〜2014年1月31日
● 買取価格20%アップ(書籍・CD・DVDの買取価格に20%を乗じた金額を寄附します)
● 書き損じ年賀状・はがきも50円の寄附に(古本回収とあわせて書き損じはがきも回収)
● 買取金額は全額、東北地方の子どもたちの学習支援に役立てます

詳細・申込はこちら → 【お寺さん募集】古本勧進はじまるよ
http://www.higan.net/news/2013/12/furuhon-kanjin-201312.html

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■ 光傳寺(大阪市)の国子克樹さんからのレポート

この夏、古本勧進の活動に参加させて頂きました。自坊での活動を通じて感じたことについて、ご報告させて頂きます。

◆ きっかけ
古本を換金して支援団体に寄付するということを私自身が初めて知ったことと、お寺が活動の拠点になり、宗派を超えて支援の輪を拡げるというところにとても惹かれました。なら、とにかくやってみよう、やるなら近隣のお寺の中で一番乗りになろうと思い、参加表明の連絡をしました。最初はそんなノリでした。

◆ 想いを伝える
8月は檀家さんと接することが多い月です。その一つに施餓鬼法要があり、自坊では一斉法要なので、お参りに来られた檀家さんに向けて一斉にお話をするチャンスがあります。お盆参り・施餓鬼法要の事前の案内ハガキでもお知らせしておりましたが、文字数が限られ、なかなか伝えきれない古本勧進への想いを話せる貴重な機会です。

今回の活動は義捐金や物資の提供ではなく、不要になり、いずれ捨てようとしていたものをご提供して頂くこと、そのまま捨てて焼却になってしまうところを何とか違った形で生かせることができないか、その機会をお寺を通じて全国の皆さんといっしょにしませんか、とお話しました。以前、殺生とは「生き物殺すことなかれ」だけでなく、「物を粗末にすることなかれ」という意味もあることを教わったのを思い出し、この活動は物をそのまま利用するという「リユース」とは違い、こういったところにも仏教の要素があることをアピールしました。

◆ 最初は"ノリ"でしたが...
古本をご提供頂き、換金して寄付できたことは言うまでもなく、感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、これだけではなく、古本勧進を通じていろんなことを学び、収穫することができたこともとても大きかったのです。その一つには、お付き合いがそれほど深くなかった檀家さんからのご提供があったこと、住職との付き合いはあったが、この活動を通じて副住職である私と接する機会ができたことです。それぞれのレベルでご縁の温度が少し上昇したように感じました。仏事やお参り以外でご縁の温度を温めることが実感できた、いい機会となりました。

◆ 家族の協力
そして、家族の協力。私は会社勤めをしており、普段は自坊に住んでいないので、期間中の対応は両親になることも多かったのですが、年中行事・法要など以外にお寺としてできる活動、それも宗派を超えて行っていること、
また、これからのお寺のあり方を理屈でなく実践を通じて知ってもらう、ひとつの機会になったことです。

妻には山門前のポスターを作成してもらいました。デザイン関係の仕事をしていたこともあり、妻の得意分野を頼り、作ってもらいました。古本勧進の内容を伝え、イメージしてもらい、妻なりの想いをのせて、オリジナルのポスターを作成してもらいました。ポスター作りを通じて、仏事以外でお寺の活動を知ってもらえたこと、そこに自分が出来る形で関われたこと、役に立てた感じを持てたことはとても大きな収穫でした。これからの寺業を考える上では、家族の協力や強みを活かすことは欠かせないと思います。これらはすべて取り組み前には知り得なかったことばかりです。きっかけは"ノリ"でしたが、たくさんのことを学ぶことができ、今年は猛暑と言われましたが、心地よい夏になりました。

◆ 第二弾参加のススメ
9月上旬に参加寺院のメンバーで報告会を開きました。同じ活動を共にした仲間ができたことも大きな財産です。報告会では活動全体の報告や意見交換、課題や今後の展望も話しました。いかに継続していくか、いかに支援の輪(参加寺院)を拡げていくかといったことが挙がりましたが、集まった方々のお話を聞いていますと、心強い活動に展開していけるとワクワクしております。第二弾についても、より多くの仲間が増えていくことを願っております。


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光傳寺(こうでんじ)
大阪市天王寺区下寺町1-3-64
副住職:国子克樹さん


桂 浄薫 (かつら じょうくん)
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