iPadアプリ『ダライ・ラマの般若心経』 法王による解説&「電子写経」機能付き

iPadアプリ『ダライ・ラマの般若心経』 法王による解説&「電子写経」機能付き
ダライ・ラマ法王14世が、般若心経について解説する貴重なインタビュー映像、北インドやチベットの寺院や人々、自然の風景の写真や動画。チベット語と日本語による般若心経の読経、そして"電子写経"が行える、iPadアプリが登場しました。


"人生の処方箋になる"アプリに

iPadアプリ『ダライ・ラマの般若心経』は、2004年に発売されたDVD付きの豪華本(ジェネオンエンタテインメント/現在絶版)に様々な機能を加え アプリ化したもの。宗派を超えてよまれる般若心経をダライ・ラマ法王14世から学び、「読経」「写経」を通じて実践することができます。

iPadアプリ『ダライラマの般若心経』アプリ化を手がけた、エピファニーワークスの林口砂里さんは「ふだんは仏教やダライ・ラマ14世法王になじみの薄い方にも興味を持ってもらえるように」考慮して、テキスト、ムービー、写真を根本から再編集。チベットやインドの美しい写真をアンビエントな音楽とともに楽しめるスライドショーなどは「瞑想やリラクゼーションにも活用してもらえたら」と考えたそうです。

"資本主義経済の発展に伴い、「お金」は私たちの価値観の大きな部分を占めるようになってきましたが、それと共にそれ以外の「生きていくための軸」を失いつつあるように感じています。「仏教は人生の処方箋となる」と、ダライ・ラマ法王ご自身がおっしゃっていますが、数千年も人類が受け継いできた仏教の教義の中には、現代の私たちが生きていく際にも役立つものが多く含まれていると思います。そうしたことを学ぶきっかけとなるようなアプリを目指しました。"(林口さん)


般若心経を「学び、読み、書く」

ダライ・ラマ法王14世が般若心経の主題である「空」そして仏教の教義について、わかりやすい言葉にかみくだいて語る貴重なインタビュー映像のほか、インタビュアーのノンフィクション作家・大谷幸三氏による解説テキストを10章に分けて収録されています。

iPadアプリ『ダライラマの般若心経』インタビューに同行した写真家・菊池和男氏が9年間にわたり撮影した、北インドやチベットの写真86枚と動画も収録。現地で信仰に生きる人々や厳しくも雄大な自然の写真のなかにも、般若心経が今も息づいていることをリアルに感じられます。

iPadアプリ『ダライラマの般若心経』般若心経のテキストは、サンスクリット語、チベット語、日本語、英語で掲載。美しく幻想的なムービーとともに、チベット僧が唱えるチベット語による般若心経の読経も収録しています。また、ガイド映像つきで日本語での読経音声も聴けるので、般若心経ビギナーでも、"カラオケ感覚"で読経の練習もできます。

iPadアプリ『ダライラマの般若心経』
さらに、お手本を見ながら指やペンを使って画面上で写経ができる"電子写経"機能を搭載。途中で保存したり、書いたところまでのプレビューもできます。文字は、和紙のような風合いの画面で筆タッチで表現。集中して書きあげたときの、写経ならではの達成感を味わえます。

ダライ・ラマ法王14世の語録を日替わり表示する機能も搭載。日常にさりげなく仏教のエッセンスを取り込みながら、さまざまな角度から般若心経を楽しめるiPadアプリです。今後は、ひろく世界中の方々に届けるために英語版への展開も予定しているそうです。


iPadアプリ『ダライ・ラマの般若心経』
動画:58分(インタビューは英語、日本語字幕付き)
解説テキスト:180ページ
写真:86枚(スライドショー機能付き)
読経ガイド、写経機能搭載
著者;ダライ・ラマ法王14世/大谷幸三(文)/菊池和男(写真)
制作:TAGO/エピファニーワークス/CROSS BORDERS
http://www.epiphanyworks.net/dla/





杉本恭子 (すぎもと きょうこ)
>>プロフィールを読む 大阪生まれ東京経由京都在住のライター。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒業。お寺取材を経験するうちに「お坊さん」に興味を持ちインタビューを始める。