史上初の合同展! 特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」が開催

史上初の合同展! 特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」が開催
10月25日より12月4日まで、東京国立博物館・平成館にて、「法然と親鸞 ゆかりの名宝」が開催されます。日本仏教に大きな影響を与えた二人の僧、法然と親鸞。師弟としても知られるこの二人の激動の人生を、ゆかりの名宝と共に振り返ります。


法然は浄土宗の開山、親鸞は浄土真宗の開山として有名ですが、この2011年は、法然の800回忌、親鸞の750回忌に当たり、浄土教にとって大きな節目となる年です。このことを機として、浄土宗、浄土真宗両宗派の全面的な協力のもと、法然と親鸞ゆかりの品々、190件が出品されます。しかも、そのうち半数以上が国宝・重要文化財という豪華さ。

平安末期から鎌倉初期という、戦乱や天災、飢饉が重なる、まさに「末法の世」とも呼ばれる時代に生きた二人。9歳にして父を殺され、その父の「敵を恨むな」という遺言に従って僧の道を歩み始めた法然。同じく9歳で得度し、比叡山に上った親鸞。二人は40歳という年齢差はありましたが、比叡山で勉学修行に励まれ、後に比叡山を降りて、阿弥陀仏の念仏の教えに、救われていく道を見出します。しかし、既存の仏教教団からの弾圧により、流罪という憂き目にも遭われました。そんな激動の時代、波乱の人生を送った二人の僧侶は、一体何を見つめ、何を考えてきたのか。

展示される内容は、法然と親鸞の姿を表した肖像画や彫像をはじめとし、法然の著作であり、浄土宗の根本聖典『選択本願念仏集』や、親鸞自筆とされる『顕浄土真実教行証文類(坂東本)』などの著作物、「法然上人絵伝」や「善信聖人絵」などの「絵伝」と呼ばれるそれぞれの生涯を描いた伝記絵巻や、法然と親鸞、 それぞれに関わりの深い人々との繋がりを示す書状や手紙などの品、浄土教の広がりなどを理解するのに不可欠な仏像や絵図など、二人の生涯と関係性に注目しつつ、当時の浄土仏教の有り様を深く理解できる展示内容となっています。

東日本大震災によって、混乱と不安が続く今日。800年前の、法然と親鸞の二人が生きた時代とも、重なる部分があるのかもしれません。二人の僧侶の生き様を見つめることで、混迷の今を生きる私たちが学ぶべきことが、きっと見えてくることでしょう。

流罪後、再会を果たすことが出来なかった二人の、800年という時を経た邂逅。必見です。

なお、会期中、展示品の入れ替えが行われますので、ホームページ等で日程をご確認の上、ご見学ください。

「法然と親鸞 ゆかりの名宝」 http://www.honen-shinran.com/
会場:東京国立博物館 平成感(東京都台東区上野公園13-9)
会期:平成23年10月25日(火)〜12月4日(日)【36日間】
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前9時30分〜午後5時 (ただし金曜日は午後8時まで)
     *入館は閉館の30分前まで
料金:
・当日:一般1500円、大学生1200円、高校生900円
・前売:一般1300円、大学生1000円、高校生700円
・団体(20名以上):一般1200円、大学生900円、高校生600円
※障がい者と介護者1名は無料(障害者手帳などの提示が必要)
チケット:
【早割ペアチケット(2枚セット・2,000円)】
期間限定で、お得な早割ペアチケットを先行販売中。
期間:8月8日(月)〜9月30日(金)
【グッズ、仏教用語解説付きチケット】
当日券と同じ価格で、お得なチケット!
期間:9月9日(金)〜10月24日(月)
【前売り券】
期間:9月9日(金)〜10月24日(月)
取り扱いは、
特別展オンライン・チケット
ローソンチケット[Lコード:39000]
チケットぴあ、[Pコード:早割ペア 764-718、前売/当日 764-717、グッズ付 764-837]
セブンチケット[セブンコード:011-500]
イープラスなど主要プレイガイドで発売。
また、早割ペアチケットと前売券は、東京国立博物館正門観覧券売場(開館日のみ)で、
前売券はJR上野駅構内「ecute上野チケットショップ」でも発売。

主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
後援:文化庁協賛:トヨタ自動車、日本写真印刷、三井住友海上火災保険
特別協力:
知恩院、増上寺、金戒光明寺、知恩寺、清浄華院、善導寺、光明寺(鎌倉市)、善光寺大本願、光明寺(長岡京市)、禅林寺、誓願寺、遊行寺、西本願寺、京都 東本願寺、専修寺、佛光寺、興正寺、錦織寺、毫摂寺、誠照寺、専照寺、證誠寺
お問い合わせ:ハローダイヤル TEL.03-5777-8600

日下賢裕 (くさか けんゆう)
>>プロフィールを読む 1979年、石川県生まれ。浄土真宗本願寺派の僧侶、布教使。 広島大学人文学部東洋史学科卒業後、本願寺派の教育機関である中央仏教学院、伝道院にて仏教を学ぶ。 現在は故郷の山中温泉にて、本願寺派の若手僧侶が作るサイト「メリシャカ」や「彼岸寺」との関わりを通して、仏教を外に発信するとともに、地元の人たちに愛されるお寺作りに挑戦中。