【10/10】震災以降、わたしたちはどう生きるべきか? 震災と宗教を考えるシンポジウム2011が開催

【10/10】震災以降、わたしたちはどう生きるべきか? 震災と宗教を考えるシンポジウム2011が開催

10月10日(月・祝)に増上寺にて「震災と宗教を考えるシンポジウム2011 もうひとつの生き方を探る」が開催されます。基調講演のスピーカーを務めるのはスリランカで農村・地域開発のサルボダヤ・シュラマダーナ運動を提唱しエンゲージドブディズムの第一人者として知られるA・T・アリヤラトネ氏(サルボダヤ会代表)。シンポジウムでは、各界よりパネリストを迎え震災以後のあるべき生き方と、宗教が果たす役割について討議を行います。


シンポジウムのパネリストとして出演するのは芥川賞作家で臨済宗僧侶の玄侑宗久師(作家・花園大学客員教授)などの4名。玄侑師は自坊が原発から程近い福島県三春町にあることから震災以後は原子力発電や震災からの復興についてたびたび言及されており、政府復興構想会議委員にも選ばれています。その他には、東日本大震災以降、宗教者によるより良い被災地支援のため「宗教者支援連絡協議会(宗援連)」を立ち上げた島薗進氏(東京大学教授)や、小泉総理大臣のもとで法務大臣をつとめ死刑執行を一貫して拒否された杉浦正建氏(弁護士)、震災で家族を亡くした遺族のグリーフケア活動を行っている高木慶子氏(上智大学グリーフケア研究所所長・上智大学特任教授)が参加するとのこと。


コーディネーターは福島の子どもの寺院への疎開を支援する福島子ども妊産婦支援プロジェクト」を立ち上げた神仁師(臨床仏教研究所上席研究員)がつとめられます。


3・11以降、わたしたちがよって立つべき価値観は何かと問わざるを得なくなったと言われます。しかし、では何を大事にし、どう生きていくべきかはまだ手探り状態が続いているのではないでしょうか。「今こそ仏教」とは言われますが、ではいったい仏教に何が出来るのか。また宗教が果たしうる役割は何かを考えるには絶好のシンポジウムです。


震災と宗教を考えるシンポジウム2011 http://www.zenseikyo.or.jp/japa/shinsai4.html

日時:2011年10月10日(月・祝)13:30〜17:00(開場13:00)
会場:大本山増上寺大殿地下1階 三縁ホール(東京都港区芝公園)
料金:1000円(協力金として)
主催:「震災と宗教を考えるシンポジウム2011」実行委員会
お問い合わせ:実行委員会事務局(全青協内)
TEL:03-3541-6725 FAX:03-3541-6747 gbs@zenseikyo.or.jp
申し込み:参加申込書(PDFファイル)をダウンロードし必要事項を記入の上、実行委員会事務局へFAXしてください。
呼びかけ団体:
・一般社団法人サルボダヤJAPAN
・公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
・財団法人 浄土宗報恩明照会
・宗教者災害支援連絡会(宗援連)


プロフィール:
・A・T・アリヤラトネ:スリランカ・サルボダヤ会代表。仏教精神による農村・地域開発の先駆者。世界各地でサルボダヤ・シュラマダーナ運動を提唱。スマトラ島沖大津波に際しては、物心両面で被災者のケアにあたり、新たなコミュニティーとしての「エコビレッジ」の建設などに取り組んだ。マグサイサイ賞、ガンディー平和賞ほかを受賞。


玄侑宗久:作家・花園大学客員教授。生死をテーマとして多くの作品を執筆。芥川賞・文藝春秋読者賞などを受賞。東日本大震災を受けて、政府復興構想会議委員などを務めている。 http://genyu-sokyu.com/


杉浦正健:弁護士・一般財団法人杉浦ブラムチャリヤ代表理事。小泉政権下で法務大臣を務め、在任中一貫して死刑命令執行書への署名を拒否し続けた。


高木慶子:上智大学グリーフケア研究所所長・上智大学特任教授。「生と死を考える会全国協議会」会長。震災や津波で家族を亡くした方々のグリーフケアを中心に積極的に活動を続けている。


島薗進:東京大学教授。日本宗教学会会長。シンポジウム実行委員長。東日本大震災を機に「宗教者被災地支援連絡協議会(宗援連)」を立ち上げ、宗教者の連帯による被災地支援を呼びかけている。


神仁: 臨床仏教研究所上席研究員、実行委員会事務局長。被災した子どもや高齢者のこころのケアにあたる他、「福島子ども妊産婦支援プロジェクト」を立ち上げ、全国の寺院への疎開を進めている。


松下弓月 (まつした ゆづき)
>>プロフィールを読む 1980年神奈川県生まれ。真言宗僧侶。福生山宝善院で副住職をしながら虚空山彼岸寺では編集長を務める。国際基督教大学卒、青山学院大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(文学修士)。好きなものは、映画、温泉、怪談、自転車。