【5/7】被災者のためスマナサーラ長老と祈る「慈悲の瞑想と祈りの集い」

【5/7】被災者のためスマナサーラ長老と祈る「慈悲の瞑想と祈りの集い」 5月7日に日比谷公会堂で、アルボムッレ・スマナサーラ長老と東日本大震災の被災者のために祈る「慈悲の瞑想と祈りの集い」が開催されます。先日出版された日常的に唱えるパーリ語のお経を収録した『ブッダの日常読誦経典』(サンガ)の発売記念も兼ねたもので、会場ではスマナサーラ長老による法話と参加者全員でお経と慈悲の瞑想の実践が行われ、会場には日本赤十字社への募金箱が設置されるとのことです。 

先日、日本テーラワーダ仏教教会のウェブサイトでスマナサーラ長老による東日本大震災の被災者へのメッセージが発表されました。スマナサーラ長老は、地震は天罰でも悪行為の報いでもなくたんに自然の法則であり、わたしたちはこうした自然災害が起きないようにすることはできないのだから、落ち込まずに冷静になるしかないのだとして、このように述べられています。

 ですから、何を失っても、こころの落ち着きを失わないように、人格が乱れないように、こころが悩まないように努力することこそが、智者の生き方なのです。変わるものは変わるのです。なくなるものはなくなるのです。失われるものは失われるのです。世の常に対して、人は完全に無力なのです。一切は無常であることをこの機会に身をもって理解して、智慧を開発することができますようにと誓願いたします。老いと病に蝕まれ、衰弱して倒れたある人に向けて、お釈迦様は、「からだが病に陥っても、こころは病に陥らないように」とアドバイスされました。皆様方も何を失っても、こころはなんの被害にも遭わないようにと励まれるよう切望します。
東日本大震災で被災された皆様へ スマナサーラ長老からのメッセージ

 先日もダライ・ラマ法王は護国寺で行われた四十九日法要でシャンティデーヴァの言葉を引用され、このような事態が起きたときには「出来ることがあれば行動し、出来ることがないのであればそれ以上悲しんでも仕方がない」と述べておられました。人間の力ではどうしようもない事態が起きたときにこそ、冷静に現実をありのままに捉えて行動することこそが、仏教の教えと言えるのではないでしょうか。

 スマナサーラ長老の法話を聞いてわたしたちがどう行動すべきか考え、慈悲の瞑想と祈りでそのための冷静さと現実を見つめる目を養う。そんな機会となりそうな「慈悲の瞑想と祈り」の会。参加されてみてはいかがでしょうか。 

【追記:5/7】こちらUstreamでの生中継が行われることになったようです。こちらのチャンネルからご覧ください。

日時:2011年5月7日(土)13:00〜15:00(開場 12:30) 
会場:日比谷公会堂(東京都千代田区日比谷公園1−3)
料金:無料
申込:不要・入場は先着順
内容:
・第一部:アルボムッレ・スマナサーラ長老による法話?
・第二部:参加者全員での慈悲の瞑想と祈り
主催:サンガ/木楽舎
お問い合わせ:サンガ(03-6273-2181/info@samgha.co.jp)

関連タグ:慈悲の瞑想 東京 日比谷公会堂 日本テーラワーダ仏教教会 カテゴリ:ニュース

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松下弓月 (まつした ゆづき)
>>プロフィールを読む 1980年神奈川県生まれ。福生山宝善院副住職。国際基督教大学卒、青山学院大学大学院修了(文学修士)。2011年1月27日のリニューアルより彼岸寺では編集長をつとめる。