【5/22】宗教者災害支援連絡会による第2回情報交換会が今日開催

【5/22】宗教者災害支援連絡会による第2回情報交換会が今日開催
東日本大震災で生じた悲劇に対する日本の宗教者の対応には、はやくから注目が集まっており、3月14日にはCNNが葬式仏教批判の文脈から「震災は僧侶が現代性を示す機会。でなければもう若者は信じないだろう」という記事を載せていました。実際仏教に限らず、震災発生直後から宗教施設の公的利用、炊き出し、支援金の送付など、様々な支援活動が行われています。その一端はFacebookの「宗教者災害救援ネットワーク」で紹介されている報道から触れることができますが、けして少なくない取り組みが行われていることが感じられます。

とはいえ、宗教者(とくに仏教)に対する視線はまだまだ厳しく、紀伊民報に代表されるような「外国とまったく違って宗教者の活動が目につかない」との苦言も少なくないでしょう。取り組みの量の多寡については判断が難しいところだと思いますが、AERAで報じられたように遺体安置所で読経ボランティアをしようとした僧侶が政教分離を理由に行政から安置所内に入ることすら認められなかったりと、宗教者による取り組みが認められにく状況があることも否定出来ない状況です。

こうしたなか、はやくから宗教者による災害支援活動の充実のため、宗教団体同士の連携や情報交換のために活動している「宗教者災害支援連絡会(代表:島薗進東京大学大学院教授)が、今日5月22日(日)13時半より本郷の東京大学仏教青年会を会場に、第2回目となる情報交換会を開催します。

東北大学の鈴木岩弓さんより被災者の心理的なケアを粉っている心の相談室について、若手僧侶より被災地での活動について報告が行われ、「被災地での支援活動」、「被災者受け入れ」、「心のケア」に関してグループにわかれてのディスカッションが行われるそうです。

何か取り組みを行ないたいがそのための足がかりがないという方や、すでに取り組んでいてさらに充実を図りたいという方など、参考になる情報やつながりが得られそうです。興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。

日時:2011年5月22日13:30〜17:00
場所:(財)東京大学仏教青年会
内容:
・13:30〜15:00 報告会
1、鈴木岩弓(東北大学)宮城県南部の被災・支援状況と「心の相談室」
2、若手僧侶の支援活動報告「被災地での活動から見えてきたこと」
・15:00〜15:30 休憩
・15:30〜16:30 分科会(グループディスカッション)
1、被災地での支援活動
2、被災者受け入れ
3、心のケア
・16:30〜17:00 総合討論

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松下弓月 (まつした ゆづき)
>>プロフィールを読む 1980年神奈川県生まれ。福生山宝善院副住職。国際基督教大学卒、青山学院大学大学院修了(文学修士)。2011年1月27日のリニューアルより彼岸寺では編集長をつとめる。