ティク・ナット・ハン師より日本への緊急メッセージ

ティク・ナット・ハン師より日本への緊急メッセージ
フランス・プラムヴィレッジのティク・ナット・ハン師より、今回の東北地方太平洋沖地震に関してメッセージが届きました。お弟子さんより彼岸寺へも掲載するようご依頼いただきましたので、ここに慎んで紹介させていただきます。

日本の皆様へ、

今回の悲劇で亡くなった多くの方のことを想うと、ある部分、あるかたちで我々自身も亡くなったのだと痛切に感じます。

人類の一部の苦しみは、全人類の苦しみです。また、人類と地球はひとつの身体です。そのひとつの身体の一部に何かが起きれば、全身にも起こります。

このような出来事は、命のはかなさ(無常)を我々に思い起こさせてくれます。お互いを愛し合い、助け合い、人生の一瞬一瞬を大事に生きることが、我々にとって一番大切なんだと。それが亡くなった人々へのなによりもの供養です。彼らが我々の中で美しく生き続けれるように生きるのです。

フランス、そして世界各国のプラムヴィレッジ寺院(瞑想センター)から、僧、尼僧、在家者の皆さんがともにお経をあげ、日本のみなさんに平安、癒し、保護のエネルギーを送り続けています。

みなさまのためにお祈りしています。

ティク・ナット・ハン

Dear friends in Japan,

As we contemplate the great number of people who have died in this tragedy, we may feel very strongly that we ourselves, in some part or manner, also have died.

The pain of one part of humankind is the pain of the whole of humankind. And the human species and the planet Earth are one body. What happens to one part of the body happens to the whole body.

An event such as this reminds us of the impermanent nature of our lives. It helps us remember that what's most important is to love each other, to be there for each other, and to treasure each moment we have that we are alive. This is the best that we can do for those who have died: we can live in such a way that they continue, beautifully, in us.

Here in France and at our practice centers all over the world, our brothers and sisters will continue to chant for you, sending you the energy of peace, healing and protection. Our prayers are with you.

Thich Nhat Hanh
関連タグ:東北地方太平洋沖地震 カテゴリ:ニュース

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松下弓月 (まつした ゆづき)
>>プロフィールを読む 1980年神奈川県生まれ。福生山宝善院副住職。国際基督教大学卒、青山学院大学大学院修了(文学修士)。2011年1月27日のリニューアルより彼岸寺では編集長をつとめる。