仏教書多め?古本供養あり! 百万遍知恩寺「秋の古本まつり」

仏教書多め?古本供養あり! 百万遍知恩寺「秋の古本まつり」
京都には、5月の岡崎、8月の下鴨、そして10月の百万遍知恩寺と、年に三回大きな「古本まつり」があります。なんだかんだ言って本好きな私は、ついつい古本まつりに足を運んではちょいちょい本棚を肥やしております。


三つのふる本まつりのなかで一番好きなのは秋の知恩寺。どこかのんびりしていてお寺ならではの特色があるのも面白いのです。なんと、初日朝に厳修されるのは大きな数珠を回しながらの「古本供養」。法要に参加すると「古本まつり」で使えるクーポン券(200円)がいただけるというのも良い感じです。200円あれば、本が一冊買えちゃいます。毎年参加し損ねていますが来年こそはきっと!

百万遍知恩寺「秋のふる本まつり」
そして、お寺の境内で開催とあって仏教書が多いような気がしてしかたありません(私の目がついつい仏教書に止まるだけでしょうか?)。 古今東西のさまざまな仏教書を眺めていると「ものすごいたくさんの人が仏教について考え抜いてきたのだなあ」としみじみします。

ふる本はお寺によく似合います。縁側に置いてあると絵になるし、境内は最高の読書空間です。「全国のお寺にふる本コーナーがあったらいいのになあ」と思います。「お寺の未来」では「古本勧進プロジェクト」の第一回を行いましたが、ふる本を媒介としたお寺と地域のコミュニケーションの形はいろいろありそうです。


今日も彼岸寺へようお参りくださいました。合掌。



杉本恭子 (すぎもと きょうこ)
>>プロフィールを読む 大阪生まれ東京経由京都在住のライター。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒業。お寺取材を経験するうちに「お坊さん」に興味を持ちインタビューを始める。