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お知らせ

「天竺からの合格通知」という記事にも書きましたが、おかげさまでインディアン・スクール・オブ・ビジネスというインドのビジネススクールに合格しました。2010年に入って間もなく、インドへ旅立つ予定です。

これからの準備期間も含め、留学期間中は新ブログ「MBA西遊記?お坊さんならいつかは天竺へ!日本仏教経営改革を目指しインドのビジネススクールに留学する僧侶のブログ?」として更新していくことにします。なるべく多くの方、仏教関係者だけでなくビジネスパーソンの方にも読んでいただきたいと思い、あえてちょっと大げさなタイトルにしましたが、書く中身は今までとそんなに変わりません。むしろこのブログはもっと軽い感じで、今のインドの様子などもお伝えできるよう現地の写真もたくさん入れていきたいと思っています。

一年ほど、家族を引き連れてインド生活を送ることになります。日本人の生徒は他にいない(過去にもいない)学校生活はかなり心細いものがあります。ぜひみなさま、新ブログをお読みいただき応援をよろしくお願いいたします。

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仏教と私

<自己を知り、世界を知り、世界の中で自分がどのように生きるべきかを知ること>

一歳になった息子は何でも私の真似をする。おかしな仕草をするとその通りに真似しているので、ドキッとする。親の背を見て子は育つというくらい、子どもが育つ上で親の影響は大きい。親の生き方が子どもの将来を左右することも大いにあり得る。私は子どもにおかしな仕草ばかりでなく、人として大事なことを伝えたいと思っている。ひとつだけ選ぶなら、私は息子に「何事であれ真剣に全力で一生懸命取り組むこと」を伝えたい。

私の頭が単純なだけかもしれないが、余計なことに惑わされさえしななければ、人生はけっこうシンプルに生きられるのではないかと思う。いつも今やるべきことを一生懸命にやる、簡単なことだ。就職セミナーのキャッチコピーにそそのかされて、「自分のやりたいことを見つけよう」としては失敗する。諸行無常、変化しないものは何もないというのに、ましてや人の心のように移り変わりやすいものを頼りにモノを考えてはうまくいかない。「私はほんとうは何をしたいのか」などといくら考えたところで答えは出ない。今日やりたいと思っていたことが明日にはコロっと変わるのが人間だ。しかし、「自分のやるべきこと」の軸はそうコロコロと変化するものではない。自己の内面と外的世界に対する総合的な理解と大きな流れをふまえて見いだされた「やるべきこと」に従っていれば、大きく道を踏み外すことは少なくなるだろう。

自己を知り、世界を知り、世界の中で自分がどのように生きるべきかを知ること。およそまともな宗教というのは、そのために役立つ要素を必ず持っている。ただ、そうでなければ、自分に合わないメガネや質の悪いメガネではぼやけて何も見えないか見える範囲が限られているように、できることは限られる。その点、数ある宗教の中でも仏教は特に優れていると思うが、他の宗教だって悪くない。とにかくまず、自分を知ることが大切だ。自分など結局のところ何ものでもないという事実を理解することも含めて、自分を知ることが大切だ。私にとって宗教とはそのための方法論である。その目的に資するのであれば、宗教でなくても構わないと思う。何事であれ真剣に全力で一生懸命取り組んでいれば、自ずと自己を知ることになる。そういう実体験があれば、将来仏教に出逢ったときにその意味がよく分かるようになると思う。

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天竺からの合格通知

今日は久しぶりに、これまでここで自分が書いた記事を読み返した。今からちょうど一年ほど前に『お寺の美しい経営』という記事の中で「経営を勉強したくなってきた」と書いていた。それから数ヶ月後、それを実行に移すべく、ビジネススクールを受験するためにいったん仕事(お寺)を離れ、故郷の北海道に家族で引っ越しをし、実家にこもって勉強に励んだ。そして今月の初めに、おかげさまで第一志望校から合格通知を受け取ることができ、晴れて受験勉強から解放される身となった。

思い返せばここへ来るまで、なかなか長い道のりだった。お寺の経営についてもっと深く勉強してみたいと思い始めたのが、昨年の前半。しかし、仏教の教義を学べる専門学校や仏教学を研究する大学はあっても、仏教寺院の経営を専門的に学べる学校は存在しない。もう少し広げて、宗教法人の経営を学べる学校があるかと探してみたが、辛うじて世界の宗教組織の歴史的変遷について研究している教授がいるくらいで、現代社会における仏教寺院の経営を具体的に学び実践的なスキルを身につけたい私の目的に合いそうな学校はなかなか見つからない。これはやはり、ビジネススクールしか選択肢はないのかなと思い、MBAホルダーのヘッドハンターの方に相談するなどした結果、1―実践的に経営を学びたければビジネススクールが最適であること、2―組織の経営という点ではビジネスもノンプロフィット(宗教法人含む)も大差ないこと、3―最近のビジネススクールでは営利企業だけでなくソーシャルエンタープライズも重視していること、などからやはりビジネススクールを受験することに決めた。

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