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『ほぼ週刊 彼岸寺 門前だより』vol.331:善悪の二つ惣じて存知せざるなり/「特別展 平安の秘仏?滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」

『ほぼ週刊 彼岸寺 門前だより』vol.331:善悪の二つ惣じて存知せざるなり/「特別展 平安の秘仏?滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」

 

 

ほぼ週刊 彼岸寺 門前だより vol.331 2016918発行



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目次

今週の彼岸寺
今週の「ほんとう」のことば
今週の「ほんとう」を探る旅(編集後記)

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こんにちは。

 

朝晩すっかり秋の気配に包まれるようになりましたね。

私も、長袖のカーディガンを羽織りながらこれを書いています。

季節の変わり目、どうかご自愛くださいませ。

 

彼岸寺へのお参り、お待ちしております。

 

それでは、今週もどうぞよろしくお願いいたします。



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今週の彼岸寺(9/11 - 9/17更新一覧)


9/12 残暑 [星覚]

http://www.higan.net/navi/2016/09/post-1359.html?utm_source=mm&utm_medium=331 

 

9/14 【9/17(土)】お坊さん映画オールナイト上映+TARIKI ECHOライブ&トーク「坊主ナイト」開催 [彼岸寺編集部]

http://www.higan.net/news/2016/09/bouzu-night.html?utm_source=mm&utm_medium=331 

 

 


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今週の「ほんとう」のことば


善悪の二つ惣じて存知せざるなり。

 

【親鸞】

 

 

今回は親鸞聖人のことばを選びました。文字通り、「私には善や悪ということはまったくわからない」という意味になります。

 

仏さまの前では、どのような人間も、みな一様に「なにものでもないもの」です。すべてが「なにものでもないもの」であるならば、そこに「善」という概念も「悪」という概念も生まれようがありません。

 

「善」も「悪」も、「勝ち」も「負け」も、「美しい」も「醜い」も、「正しい」も「間違い」も......すべて、人間の分別心が生み出したものです。絶対的なものではありません。

 

それならば、それらの判断に汲々とするよりも、もう、すべてを仏さまにお任せしてしまって、いまここにあらわれるすべてとケンカせず、ただ、穏やかに生きていきたいな。......なんてことを思います。

 

「南無阿弥陀仏」を「阿弥陀さまにおまかせします」と訳した人の気持ちが、とてもよくわかるような気がする、今日この頃です。

 

 


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今週の「ほんとう」を探る旅(編集後記)


913日(水)より、東京国立博物館にて「特別展 平安の秘仏?滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」という展覧会がスタートしています。展覧会が開催されることを知ったときから、この日を指折り数えて心待ちにしておりました!

 

櫟野(らくや)寺は滋賀県甲賀市に位置する天台宗の古刹。国指定重要文化財の仏像が20体も伝わります。中でも特筆すべきなのは、ご本尊の十一面観音菩薩坐像。なんと3メートル以上の巨大な仏さまです! 写真でしか拝見していないのですが、堂々とした体躯の中に、大変穏やかでやさしい雰囲気が漂っていて......。

 

この仏さま、普段は秘仏となっており、滅多にお目にかかれない、貴重なお方なのです。私自身、拝観のタイミングを逃し続けて早数年......。ちなみに、彼岸寺編集部の某お坊さんは、数年前、櫟野寺を訪れた際、どうしても秘仏のご本尊を拝みたくて、袈裟姿で受付の方と話しこむ......という強硬手段に出たそうですが、敢えなく撃沈したそうです(笑)。それほどお目通りの難しい仏さまが、東京にいらっしゃってくださるなんて夢のようです!

 

展覧会は1211日(日)まで開催予定。ぜひ、お見逃しなく。

 

http://hibutsu2016.com/index.html

 

さて、今号のメルマガはこれでおしまいです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。また来週、お会いしましょう!

合掌


(文・小出遥子 絵・nihhi





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小出遥子 (こいで ようこ)
>>プロフィールを読む 1984年生まれ。新潟県出身。早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。編集プロダクション、美術系専門図書館勤務を経て、現在はフリーランスの編集者・文筆家として、仏教系テキストを中心とした編集・執筆活動を行っている。 いのちからはじまる対話の場「Temple」主宰。http://temple-web.net/