健康第一でお願いします

健康第一でお願いします

あちこちでインフルエンザの大流行が聞かれますが、我が家もご多分に漏れず家族みんなでやられてしまいました。家族みんな、です。つまり7人家族の7人全員がインフルエンザにかかった、ということです。

はじめはやはり幼稚園に通う長女から。幼稚園から帰宅後珍しく昼寝をしたいと言うので、寝かせながら額に手をやると、はっきりと熱い。もしやと思って測定してみれば、あっという間にピピッと39度5分。風邪を引くとわりとすぐに高熱を出す長女ではありますが、隣のクラスがインフルエンザで学級閉鎖していることもあり、念のため病院で検査をしたところビンゴ! インフルエンザA型でありました。翌日にはわたしが、その翌日には義父、夫、三女が、そのまた翌日には次女が、最後に義母が発熱して、およそ一週間、家中にウィルスが蔓延した状態となってしまいました。

いやぁ、家族全員が寝込んでいる状態って、想像以上にキツかったです。いつもは三姉妹のうち誰か風邪を引くくらいですし、悪くてもそれに大人が一人加わるくらいですので元気な大人が交代で看病できますが、全員が全員動けない状態では、看病はもちろん自分の世話さえろくにできない状態で、解熱剤でちょっと熱が下がった瞬間にエイヤッで毛布やらシーツやら洗濯したりスポーツウォーターや食料の買い出しに出たりするしかなく、そんなことをしているから当然なかなか完治しない。そこへきて、寝たきりでいられる上に新陳代謝のよい子供は先に治って元気満々、その相手をするのにも満身創痍で臨むわけです。
健康第一とは言い尽くされた言葉ですが、こんなことがあると、その大切さが痛いほど身にしみますね。体質や持病なら、それが多少悪化しても対処方法は自分でわかりますが、インフルエンザのように突然かかってしまうものだと、もう日常生活がガラッと崩れてしまう。

そこへいくと、お医者さんはすごかった。毎日朝から晩まで感染者と至近距離で顔を突き合わせながらも、自分は元気。普段利用している地元の開業医さんは、どこも医師一人でやっていますから、そのお医者さんが倒れてしまったら病院が開けられないわけで、診察にしろ薬の処方にしろ、まさに地域の生命線を担ってくれているんですよね。極端な話ですが、総理大臣とか、看板番組の司会者とか、絶対に替えのきかない仕事をしている人は、本当に大変だと思います。自己管理と言ってしまえばそれまでですが、これほどまでに大流行している中で健康を保っていられる意識の高さには、素直に頭が下がります。

と考えてみると、子供達にとってはわたし自身も替えのきかないたった一人の母親。誰だって、生活のどこかの一場面においては、替えのきかないたった一人であるはずです。お医者さんはすごいよなぁ、なんて人ごとみたいなこと言っている場合ではありませんでした・・・。
うがい手洗い、マスクに換気。適度な栄養と運動と睡眠、それに保湿。病気の予防に効果的なことは、ちっとも難しいことではいんですよね。その、ちっとも難しくないはずのことに手を抜いた挙げ句、家族全員同時にインフルエンザなんてことになってしまったわけですから、これはもう心を入れ替えてちゃんとしなくては!

厳しい季節も折り返し地点にやってきました。残り半分、家族のためにも健康第一で元気に過ごしていきたいものです。
皆様も寒さに負けず乾燥に負けず、どうぞ健やかにお過ごしくださいね!
関連タグ: カテゴリ:

青江美智子 (あおえ みちこ)
>>プロフィールを読む 1976年生まれ。大学を卒業後、7年間のOL生活を経て青江覚峰と結婚、三姉妹の母となる。著書に「お寺に嫁いでしまった。」(扶桑社)。