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    <title>MBA西遊記</title>
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    <title>その後</title>
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    <published>2011-10-09T15:07:21Z</published>
    <updated>2011-10-09T15:14:24Z</updated>

    <summary>その後、東京の光明寺に戻り、お坊さん生活を再開しております。光明寺では神谷町オープンテラスなどやっておりますので、どうぞみなさま、お気軽にお参りくださいませ。ところでブログとしては、彼岸寺の英語版「KNOM」にて、&quot;Everything but nirvana&quot;というブログを書き始めました。英語で日本のお坊さんの日常を伝えていこうという内容です。１０月に入っ...</summary>
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        <![CDATA[その後、東京の光明寺に戻り、お坊さん生活を再開しております。<div>光明寺では<a href="http://www.komyo.net/kot/">神谷町オープンテラス</a>などやっておりますので、どうぞみなさま、お気軽にお参りくださいませ。</div><div><br /></div><div>ところでブログとしては、<a href="http://english.higan.net/">彼岸寺の英語版「KNOM」にて、"Everything but nirvana"というブログ</a>を書き始めました。</div><div>英語で日本のお坊さんの日常を伝えていこうという内容です。</div><div>１０月に入って公開したのですが、なるべく頻繁に更新していこうと頑張っております。</div><div><br /></div><div>どうぞみなさま、よろしくお願いいたします。</div><div><br /></div>]]>
        
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    <title>帰国</title>
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    <published>2011-05-29T02:18:45Z</published>
    <updated>2011-05-29T02:45:48Z</updated>

    <summary>ISBを卒業して、もうすぐ２ヶ月ほどになる。にもかかわらず、引越の荷物はまだ届かない。震災の混乱でいつもより余計に時間がかかっているらしい。卒業後、２週間ほどイタリア（と少しだけパリ）を旅行した。トランジットで寄ったドバイでは砂漠の中の高層ビル群を見たが、なんだか無味乾燥で、街の魅力が感じられなかった。その点、イタリアはよかった。ローマなどは街全体が遺跡のよ...</summary>
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        <![CDATA[<div>ISBを卒業して、もうすぐ２ヶ月ほどになる。にもかかわらず、引越の荷物はまだ届かない。震災の混乱でいつもより余計に時間がかかっているらしい。</div><div><br /></div><div>卒業後、２週間ほどイタリア（と少しだけパリ）を旅行した。トランジットで寄ったドバイでは砂漠の中の高層ビル群を見たが、なんだか無味乾燥で、街の魅力が感じられなかった。その点、イタリアはよかった。ローマなどは街全体が遺跡のようで、歴史と文化が圧倒的だった。初めて訪れたパリは、予想していたよりも断然おもしろく、都市としての奥深さに感嘆した。でも、１年間もインドに住んでいたので、文化に対する「驚き」という点では、それほどでもなかった。きっと日本から行くのとはまた違った印象をヨーロッパに抱いたのに違いない。交通費節約のためにパリから日本へはロシアのアエロフロートに乗ったが、噂に聞く以上の揺れで、着陸の瞬間まで翼が地面に着く角度まで大きく左右に揺れており、死ぬかと思った。</div><div><br /></div><div>久しぶりの日本、ぽかぽか陽気の中、電車で眠りこけるお年寄りたち、ランドセルを背負って下校する子供たち、などを眺めているとほのぼのとした気分になり、日本に帰ってきたんだなぁという実感が沸いたが、ふとその平和な日常に覆い被さる目に見えない放射線の脅威のことを思うと、空恐ろしさも感じた。メディアなどに目を遣っても、「がんばろう」ばかりで、ビジョンが見えない。でも、人のせいにしてはいけない。日本人として、自分の持ち分の中で、ビジョンを持って一歩一歩積み重ねていくところからはじめたい。</div><div><br /></div><div>今は留学前と同じく、光明寺の執事という仕事に戻っている。１年間、マネジメントを徹底的に勉強したおかげで、そちら方面のスキルと知識はそれなりに身に付いたと思う。それを踏まえて今思うことは、何はなくとも、まず基本が大事、ということだ。帰国後、お会いする人から「何かまた新しいことを始めるんですか？」と聞かれるが、今はまず基本に立ち返って、お寺としてお坊さんとしてもっとも大事な部分を一から取り組み直していきたい。マネジメントうんぬんよりもまず、仏教のお坊さんとして自分の思考や行動や生活を整えること。そして、人の心を大切にすること。恥ずかしながら昔はぜんぜんやらなかった境内の掃除なども、自分の心がすっきりとするように、そしてお参りに来てくださる方が気持ちよく過ごせるようにと、一生懸命やるようにしている。MBAのおかげで、何が本当に大事なことか、が良く見えるようになったように思う。</div><div><br /></div><div>???</div><div><br /></div><div>これまで応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました。みなさんからの応援のおかげで、無事にMBAを取得すること、そしてインドという異文化の中で貴重な人生経験を積ませていただくことができました。この成果をこれからは日本のお寺・仏教・社会のために活かしてさらに精進して参りたいと思います。また今後とも、応援よろしくお願いします。</div><div><br /></div><div>（※このブログは、今回の記事をもちまして、いったん終了とさせていただきます）</div><div><br /></div> ]]>
        
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    <title>卒業</title>
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    <published>2011-03-31T19:22:12Z</published>
    <updated>2011-06-27T04:56:19Z</updated>

    <summary>最終学期、終了。１年間のインド修行がついに終わった。明日は卒業式、そして明後日にはインドを発つことになる。最終試験が終わってから卒業式まで少しはゆっくりできるかと思ったら、引越やらビザやらの手続きで忙しくなってしまい、こまごまとした作業に終われているうちに卒業式直前になってしまった。ISBが交渉した４社の引越業者からMaxwellという会社を選んだのだが、イ...</summary>
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        <![CDATA[最終学期、終了。１年間のインド修行がついに終わった。<br />明日は卒業式、そして明後日にはインドを発つことになる。<br /><br />最終試験が終わってから卒業式まで少しはゆっくりできるかと思ったら、<br />引越やらビザやらの手続きで忙しくなってしまい、<br />こまごまとした作業に終われているうちに卒業式直前になってしまった。<br /><br />ISBが交渉した４社の引越業者からMaxwellという会社を選んだのだが、<br />インドとは思えないくらいちゃんとした会社で、来る時間も正確だし、<br />日本への引越に関しても知識がちゃんとあるし、梱包も丁寧でしっかりしていて、<br />わざわざここで書きたくなるくらいよい業者だった。<br />ハイデラバードからの引越なら、ぜひここもひとつの選択肢にどうぞ。<br /><br />友だちや先生、会いたい人にはなるべく会うように頑張っているものの、何しろ日にちがない。<br />昼・夜・昼・夜と食事の予定が入っているが、それでもぜんぜん足りない感じだ。<br /><br />会うインド人皆から、<br />「今、日本は大変だから、まだインドに留まったほうがいいんじゃないか」と言われる。<br />田舎の家が空いているから、しばらくそこに住んだらいいとか言ってくれる人もいる。<br />まさかインドから日本に帰るときに<br />「水道の水は飲まないようにしてね」<br />「生野菜はなるべく避けてね」<br />などのアドバイスをインド人からもらうことになるとは思ってもみなかった。<br /><br />地震後の日本、今の時期に帰国するのは心配もある。<br />水道や大気の放射能汚染とか、小さな子どもがいるので特に心配だ。<br /><br />インドから日本の現在の「雰囲気」を把握するのは難しい。<br />ネットでの情報を見ていれば日本語が読めさえすれば日本で出回っている状況が分かるし、<br />そこで分からないようなことは日本にいる日本人でさえ分からないということだ。<br />ただ、それでも、町の雰囲気とか、そういう微妙なものは日本に帰ってみないと分からない。<br />でも「雰囲気」が実際の安全を決めるわけじゃないので、<br />雰囲気に惑わされにくい海外から事態を見ていたほうが<br />客観的に状況を把握できるような気もするのだが。<br /><br />インドでひとつ学んだことといえば、<br />自分の身と家族の安全は最後の最後、自分で守るしかない、ということだ。<br />見るからに信用できない政府のおかげで、<br />世界はとんでもなくいい加減な人たちによって回されているんだということを、<br />インド人は皆知っている。<br />日本の場合はそういう人たちが見た目はみんな<br />ちゃんとしてそうに見えるから質が悪いと言えるかもしれない。<br /><br /><br /><a href="http://www.higan.net/isb/207452_203932646298200_100000443989751_671666_6420444_n.jpg"><img alt="207452_203932646298200_100000443989751_671666_6420444_n.jpg" src="http://www.higan.net/isb/assets_c/2011/04/207452_203932646298200_100000443989751_671666_6420444_n-thumb-360x270-2676.jpg" class="mt-image-none" style="" width="360" height="270" /></a><br /><br />しかし気づけば自分もMBAか。<br />とにかくまずは無事に卒業できてよかった。<br />学校が始まるまでは、お寺で働いた経験しかないのにビジネススクールの<br />勉強についていけるかやや心配もあったが、<br />始まってみればぜんぜんそんなことは問題なかった。<br />MBAの前後で何が変わったかと言えば、<br />経営に関する問題解決において、もちろん個々の問題に即して<br />解決方法はそれぞれ異なるので「解決方法を知ってます」とは言えないのだが、<br />今は「どのあたりに問題のコアがあって、解決方法を考えるにあたっては<br />この辺りのポイントを注意してみるといいですよ」ということは言えるようになったと思う。<br />これは小さいようで、けっこう大きな違いだ。<br /><br />ビジネススクールといっても経営は非営利組織にだって必要なものだし、<br />どんなに小さな組織においても目的達成のためには欠かすことができない。<br />この一年間、常に「お寺」を念頭に置きながら<br />２時間×１０コマ×４講義×８学期＝６４０時間の講義に参加したわけだ。<br />加えてその倍くらいの時間を課題や試験の勉強に費やしてきた。<br />すでに頭の中には、お寺でこれからやりたい具体的なアクションプランがいくつか描かれている。<br /><br />あとは実践、実戦あるのみ。<br />お坊さんとして人の心を支えるあらゆる仕事を、<br />MBAホルダーとして最大限効率よく効果的に持続可能なかたちで実現すべく、<br />日本に帰ってまた頑張りたいと思います。<br /><div>みなさま、今後ともご指導のほどよろしくお願いします。<br /></div>]]>
        
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    <title>インドから願いを込めて</title>
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    <published>2011-03-14T18:56:53Z</published>
    <updated>2011-04-01T16:46:44Z</updated>

    <summary>インドでも日本の震災は連日トップニュースで報じられている。２００４年のスマトラ沖地震・大津波ではインドでも万人単位の犠牲者が出たので、津波の恐ろしさは多くのインド人の記憶にも刻みこまれている。ISBでも多くの学生から、事務局のスタッフから、学長までが、日本人の私に心配の声をかけてくれている。※インドからは祈ることしかできませんが、被災者の皆さんに心より哀悼の...</summary>
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        <![CDATA[インドでも日本の震災は連日トップニュースで報じられている。<br />２００４年のスマトラ沖地震・大津波ではインドでも万人単位の犠牲者が出たので、<br />津波の恐ろしさは多くのインド人の記憶にも刻みこまれている。<br />ISBでも多くの学生から、事務局のスタッフから、学長までが、<br />日本人の私に心配の声をかけてくれている。<br /><br />※インドからは祈ることしかできませんが、<br />被災者の皆さんに心より哀悼の意を表します。<br />また、ここ彼岸寺ではいつもインターネットを通じて日本の仲間たちと<br />仕事ができる環境になっているので、事務的な仕事で<br />私もインドから出来る限りの後方支援を行いたいと思っています。<br /><br />私が聞いた限りでは、震災当日、東京では帰宅困難者に対して<br />いくつかのお寺が休む場所を提供して暖をとってもらう活動を行ったそうだ。<br />うちの光明寺でも近隣で働く数名の方が一晩を過ごしたというし、<br />築地本願寺など大きなお寺でもかなりの規模で帰宅困難者を受け入れたという。<br />今回の震災のような非常時に困ったときには誰でも、<br />通りがかりのお寺に相談するのも、<br />ひとつの選択肢として思い浮かべていただきたい。<br /><br />ところで最近にわかに言われるようになった「輪番停電」だが、<br />英語ではRolling Blackoutsなどと言われており、<br />インドでは慢性的に電力の足りない都市圏を中心に、<br />緊急時でなくとも日常的に行われている。<br />地域によっては一日に１０時間とか２０時間とか、<br />電気の来ない時間のほうが長いようなケースもある。<br />真夏の暑いときなどエアコンによって電力がたくさん消費されるため、<br />昼間の最も暑い時間帯に輪番停電が行われたりする。<br />そんなとき、暑すぎて仕事にならないため、仕事をしないインド人も多い。<br />皆、家で寝たり、木陰で昼寝をしたりして、<br />電気が復旧する＆暑さが和らぐ夕方になるのを待つ。<br />農家の人は、早朝に働いて、昼は寝て、また、夕方に働く。<br /><br />とはいえ、IT系の人などはアメリカやヨーロッパのグローバル企業と<br />仕事をしているわけなので、そういうわけにはいかない。<br />でも、公共のインフラは信頼できないから、自家発電をする。<br />うちの学校ISBも、隣りのマイクロソフトも、<br />敷地内に巨大な発電機を置いて、２４時間態勢で自家発電している。<br />インフラがしっかりしていない国では、何事も自分でまかなわなければならない。<br />ニュースでHondaが発電機と燃料を大規模に被災地に提供すると聞いた。<br />組織のしっかりした企業からのまとまった支援は<br />現地にとってかなり役に立つのではないかと期待している。<br /><br />私はインドに初めてきたとき、<br />計画停電が行われていることに驚いたが、<br />それがまさか東京でも行われることになるとは思いもしなかった。<br />インドのように慢性的に電力不足であれば、<br />電力がなくても暮らしが成り立つ仕組みが自然にできあがるが、<br />日本のようにインフラが完璧に整った国では、<br />インフラの信頼性を前提として社会が動いている。<br />電気が来なければ命に関わる人がたくさんいる。<br />まだ冬の寒さが残る雪国でのエネルギー枯渇はなおさら深刻だ。<br />まずは一刻も早く、ライフラインとしての<br />電力が必要な人のところに届くよう願っている。<br /><br />※改めて、このたびの災害によって命を落とされた方々に<br />哀悼の意を表しますとともに、被災された方々ならびに<br />ご遺族を始めとする皆さまに心からお見舞い申し上げます。<br />そして、現場入りされて災害との戦いに連日奮闘されている<br />救援活動者の皆さまに、心より応援と感謝の念を送ります。<br />]]>
        
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    <title>インド最南端、ケララの旅</title>
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    <published>2011-02-19T14:09:46Z</published>
    <updated>2011-03-14T20:27:44Z</updated>

    <summary>７学期を終え、いつもより長い期末休暇。というのも、この一週間は就職活動週間なので多くの学生にとっては卒業後の仕事を決める忙しい一週間なのだ。お寺に帰る私は就職活動をする必要がないので、まるまる休みということになる。この休みを利用して、ずっと行きたいと思っていた南インドのケララを１０日間、家族で旅行してきた。インドといえばターバンとカレーで一括りにされてしまう...</summary>
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        <![CDATA[７学期を終え、いつもより長い期末休暇。<br />というのも、この一週間は就職活動週間なので多くの学生にとっては<br />卒業後の仕事を決める忙しい一週間なのだ。<br />お寺に帰る私は就職活動をする必要がないので、まるまる休みということになる。<br />この休みを利用して、ずっと行きたいと思っていた南インドのケララを１０日間、家族で旅行してきた。<br /><br />インドといえばターバンとカレーで一括りにされてしまうことが多いが、<br />実際インドは地域によって言語も宗教も文化も民族も異なる、とても多様性に満ちた国だ。<br />中でも最南端のケララは、教育水準が高い、クリスチャンが多い、<br />緑と水が豊富、共産党が政権をとる、など他と比べてもユニークな地域。<br /><br />以下、写真で少し、旅をおすそわけ。<br /><br />（表題写真：ケララで有名なカタカリダンス、歌舞伎に似ていると言われている）<br /><br /><br /><img alt="110219-1.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-1.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" />海に面したケララは海の幸が豊か。<br /><br /><img alt="110219-2.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-2.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />たくさんの種類のスパイス、北インドとは味付けも違う。<br /><br /><img alt="110219-3.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-3.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />コーチンのローカル食堂にて。一皿３０〜４０円くらいで食べられる。<br /><br /><img alt="110219-4.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-4.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /><br />アレッピーで有名なバックウォーターのハウスボートに一泊。ココナッツジュースでお迎え。<br /><br /><img alt="110219-5.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-5.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="402" /><br />リビングルームみたいな船の上。危ないのでガンガー氏をロープでつないでみた。<br /><br /><img alt="110219-6.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-6.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="402" /><br />貸し切りの船上ホテル。船からはケララらしい水と緑豊かな風景が広がる<br /><br /><img alt="110219-7.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-7.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />海辺から山へ向かう道中、立ち寄ったローカル食堂。<br /><br /><img alt="110219-9.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-9.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />スパイスガーデンではいろんな種類のスパイスが買える。<br /><br /><img alt="110219-8.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-8.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /><br />スパイスについて説明を聞く。コショウ、バジル、カカオ、カルダモン、ありとあらゆるスパイスを育てている。<br /><br /><img alt="110219-11.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-11.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /><br />３０分の象乗り体験。背が高いのでなかなか怖い。<br /><br /><img alt="110219-12.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-12.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /><br />象の水浴び。象使いと息がぴったり。<br /><br /><img alt="110219-13.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-13.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /><br />テカディではちょうどお祭りの最中。道端で甘いものが配られていたので、もらってみた。<br /><br /><img alt="110219-14.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-14.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />バナナの葉っぱに乗せられた、甘いお米の煮込み、Kheer。手づかみで食べる。<br /><br /><img alt="110219-15.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-15.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />大きな鍋から振る舞われる。バナナの葉っぱは鍋の蓋にもなる。<br /><br /><img alt="110219-16.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-16.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="402" /><br />ケララの山は茶畑が広がる。ハイデラバードではお目にかかれない濃い緑を堪能。<br /><br /><img alt="110219-17.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-17.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="402" /><br />オートリキシャーの運転手が、茶畑で働く親戚の家に連れていってくれた。お茶をごちそうになる。<br /><br /><img alt="110219-18.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-18.jpg" class="mt-image-none" style="" width="402" height="600" /><br />サービス精神旺盛なオートリキシャー運転手、さらに自宅へ招待してくれた。<br /><br /><img alt="110219-19.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-19.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="402" /><br />お茶をごちそうになるガンガー氏。<br /><br /><img alt="110219-20.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-20.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />山から海へ行く途中、クマラコムでひと休み。<br /><br /><img alt="110219-21.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-21.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /><br />ケララのおやつはバナナ揚げがポピュラー。揚げたてが美味しい。<br /><br /><img alt="110219-22.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-22.jpg" class="mt-image-none" style="" width="600" height="450" /><br />インド最後の楽園、ヴァルカラビーチ。<br /><br /><img alt="110219-23.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-23.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /><br />ミキサーで作るピュア・フレッシュジュースはケララのどこでも１００円くらい。これはスイカ。<br /><br /><img alt="110219-24.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110219-24.jpg" class="mt-image-none" style="" width="450" height="600" /> <div>ヴァルカラから列車で最終目的地、トリバンドラムへ向かう。<br /><br /><br />一般的な解説はガイドブックにまかせるとして、実際に行ってみて感じたことは<br />・道端にゴミが少なくて、町がきれい<br />・極端に貧しい人をほとんど見かけない<br />・そこらへんの町の人も比較的、英語が通じる<br />・緑が豊かで、ヤシの実とバナナに困らない<br />・クリスチャンが多く、教会が町の重要な役割を果たしている<br /><br /><br />ちょうど私たちの滞在中にテカディという小さな村でお祭りのパレードがあって、<br />人に聞くと「町のテンプルでやっているから行ってみろ」というので行ってみたら、<br />ヒンドゥー寺院ではなくカトリックの教会だった。<br />お祭りはクリスチャンだけのものではなく、町全体のものになっていて、<br />ヒンドゥーの人もムスリムの人も、同じように盛り上がっていたのが印象的だ。<br />「神様のいるところはどれも同じテンプル」ということだろう。<br />こういうところで暮らしていれば、細かいことが気にならなくなりそうな感じ。<br /><br />あと２カ月ほどでごちゃごちゃと細かい東京に戻る身としては、複雑な気持ちだ。<br /></div>]]>
        
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    <title>最近のこと</title>
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    <published>2011-02-08T17:58:42Z</published>
    <updated>2011-02-19T09:34:33Z</updated>

    <summary>マーケティング戦略の試験を終え、７学期目が終了。今学期はOutside-InとCRM(CLV metrics)が非常に良い勉強になった。さて、今日はロータリークラブの会合に出席してきた。 ISBへの留学にあたり、ロータリー財団から奨学金をもらっているので、誘われてときどき会合に出席している。たまに日本の文化やお寺についてスピーチを求められるが、そういうときは...</summary>
    <author>
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        <![CDATA[
        <img src="http://www.higan.net/isb/110209.jpg"  />
        ]]>
        <![CDATA[マーケティング戦略の試験を終え、７学期目が終了。<br />今学期はOutside-InとCRM(CLV metrics)が非常に良い勉強になった。<br /><br />さて、今日はロータリークラブの会合に出席してきた。 <br />ISBへの留学にあたり、ロータリー財団から奨学金をもらっているので、<br />誘われてときどき会合に出席している。<br />たまに日本の文化やお寺についてスピーチを求められるが、<br />そういうときはパワーポイントで作った写真のスライドショーを使って<br />プロジェクターで見てもらいながら、話をする。<br />英語で３０分ほど話をしなければならないのでなかなか大変だが、<br />そんなに早く話せないのでかえって時間がオーバーしてしまったりもする。<br />ロータリーの集まりに出ると、インドの富裕層の雰囲気が分かる。<br /><br />夜１０時になり、帰り道、交差点でオートリキシャーを捕まえて乗って来た。<br />なぜか夜のオートリキシャーは改造車が多く、<br />マサラ音楽を爆音で鳴らしながら改造エンジンでスピードを出して走る若い運転手をよく見かける。<br />私が乗ったオートリキシャーもそうだった。<br />オートリキシャーながらUSBメモリをプレイヤーに差し込んで、<br />ブラックライトを灯しながら４つ打の最新インドポップを爆音で聞かせてくれた。<br />]]>
        <![CDATA[最近大変だったことと言えば、家族でビザの申請にお役所へ出かけたところ、<br />
手続きに７時間もかかったことだ。混雑すると時間がかかるというので、<br />
オープンするはずの９時に行ったらまだ事務所が開いておらず、<br />
９時半くらいに職員がぼちぼち出勤しはじめた。<br />
私たちが一番最初のお客さんだったが、時間がかかりにかかって、<br />
手続きを終えたのが午後４時。<br />
しかも、「ビザを延長するかどうか判断を下したのち、また来てください」という引換証を受け取ったのみ。<br />
<br />
いつも思うが、インドの役所は本当にどうしようもない。<br />
ひとりひとりの作業の効率、職員同士の連携、マナー、理解力、、、<br />
どれをとっても驚異的な駄目さ加減だ。<br />
そもそも自分たち自身が手続きのルールを良くわかっていないので、<br />
職員によって必要書類も言うことも違うし、申請に必要な金額も変わるし、<br />
ルールもころころ変わるし、事務所も頻繁に移転するし、本当にどうにもならない。<br />
事前に言われた通りの書類を完璧に持っていっても、<br />
当日になると「この書類のコピーが必要だ」とか言い出して、<br />
しかも事務所にコピー機を持っているのに「外で自分でとってこい」といって、<br />
いちいち歩いて外にある業者にお金を払ってコピーしなければならない。<br />（写真から雰囲気を感じていただけるだろうか）<br />
<br />
自分たちのせいで手続きが大幅に遅れているにもかかわらず、<br />昼休みの時間だけはしっかり守って、手続き途中でも関係なく<br />２時になったらみんなデスクを離れて食事に出かけてしまう。<br />あまりにもひどすぎて最後には笑うしかなくなってくる。<br />
インドの成長を阻害しているのはインド政府だと思う。<br />
<br />
ISBは明日から就職活動ウィーク。私は光明寺に就職が決まっているので<br />
就職活動をする必要がなく、珍しく少し長めの休暇ということになる。<br />
家族で南インドのケララ州を旅行する予定。<br />]]>
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    <title>インドでの子育て</title>
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    <published>2011-01-25T18:11:58Z</published>
    <updated>2011-01-26T23:21:07Z</updated>

    <summary>ちょっと硬い記事が続いてしまったので、インドでの子育てについて少し書いてみよう。 インドに行くとお腹を壊したり病気になったりするというのはよく言われることだし、私たち夫婦も過去に何度かのインド旅行の最中に下痢をしたり病気にかかったりした経験もある。 インターネットで調べてみると、「インドは世界的に最後のポリオ汚染地域」とか「インドは感染症の宝庫です。この亜大...</summary>
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        <name>松本圭介</name>
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        <![CDATA[
        <img src="http://www.higan.net/isb/images/110125.jpg"  />
        ]]>
        <![CDATA[<p>ちょっと硬い記事が続いてしまったので、インドでの子育てについて少し書いてみよう。</p>

<p>インドに行くとお腹を壊したり病気になったりするというのはよく言われることだし、私たち夫婦も過去に何度かのインド旅行の最中に下痢をしたり病気にかかったりした経験もある。<br />
インターネットで調べてみると、「インドは世界的に最後のポリオ汚染地域」とか「インドは感染症の宝庫です。この亜大陸にはこの世に存在する感染症のほとんど全てが存在すると言っても過言ではありません」とか書かれているので、余計に不安だ。</p>

<p>とは言っても学校の施設はインドとは思えないほど整っているし、心配すればきりがない。「インドに１歳児（当時）を連れて住むのって、実際のところどうなんだろう」と不安な面もあったが、できる限りの予防接種を済ませて、とにかく来てみた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>住んでみれば、それほどのことはなかった。もうインドで１年ほどになるが、２歳になったガンガーは至って元気にすくすくと育っている。たまに風邪をひくことはあるが、大きな病気や怪我はひとつもしていない。目に見えるのは、こちらへ来たばかりの頃に集中砲火を浴びてしまった虫さされの痕が足に少し残っていることくらいだ。</p>

<p>食べ物もについても、あまりおかしなものは食べないようにある程度は気をつけているものの、ふつうに外食もするし、フルーツジュースや生野菜を口にすることもある。でも具合が悪くなるようなことはない。</p>

<p>いつも困るのは、毎回期末休みの旅行の度に、私の具合が悪くなることだ。インド人に聞くと、インド人でも旅行すると「水の違い」で具合が悪くなるということなので、無理もない。都市では排気ガスもなかなかつらい。先日のジャイプールの旅行では、おそらく旧市街近くのラッシー屋で飲んだ（食べた、と言ったほうがいいくらい濃厚だった）ラッシーがいけなかったのだろう、夫婦共に腹痛と嘔吐に見舞われた。しかし、少量とはいえ同じラッシーを食べたガンガーはいつもと変わらず至って元気だ。そういえば旅行に行っても体調を崩すのは決まって大人だけ。ガンガーの２年の人生のうち、すでに半分をインドで過ごしているわけなので、もはや免疫システムがインド人化しているのだろうか。そういう意味では子どもは日本で大事大事に育てるよりも、インドでもまれたほうが強い子になるかもしれない。</p>

<p><br />
子育てといえば、ガンガーは週に一度のジンボリーがお気に入りだ。週に１度、お母さんに連れられて遊具のある施設で１時間のプログラムで遊ぶのだが、滑り台に登ったりシャボン玉を追いかけたり音楽に合わせてダンスをしたりと、子どもなりに楽しんでいる。</p>

<p><img alt="110125.jpg" src="http://www.higan.net/isb/110125.jpg" width="480" height="360" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>アメリカのプログラムを英語でそのままインドでやっているのだが、来ている子どもの両親はグーグルとか大手企業に勤務しているようなアッパークラスのインド人が多い。アメリカっぽくやや大げさな先生の身振り手振りなどには、みんなそれほど協力的ではない様子だったりする。</p>

<p>そもそもアメリカのプログラムをインドにそのまま当てはめようとすることにも、少し無理がある。例えば、プレイジムを大型バスに見立てて遊ぶとき、先生が「ほら、このバスはずいぶん汚れているね。みんなでタオルを持って、ごしごしクリーンアップしよう！」と子どもに呼びかけても、「どうしてうちの子が車の掃除なんかしなくちゃいけないの、そんなのはドライバーのする仕事でしょう」という感じで、親たちはあまり子どもに掃除のまねをさせたくないようだった。</p>

<p>他にも、先生が赤と緑の布を交互に見せて「これは信号だよ。赤は、止まれ。緑は、走れ。それ行け！」とかやっているのだが、信号が緑でも赤でも関係なく交差点に車が突っ込むハイデラバードの交通事情からすると、あまり説得力がない。</p>

<p>まぁ、いろいろ大変なこともありますが、それなりにインドで子育てはやってやれないこともない、です。</p>]]>
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    <title>&quot;Outside-In&quot;お寺マネジメント</title>
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    <id>tag:www.higan.net,2011:/new_site02/isb//66.5228</id>

    <published>2011-01-14T18:06:45Z</published>
    <updated>2011-01-18T06:48:25Z</updated>

    <summary>７学期が始まってブログを更新しようと思ったら、システム変更の関係でうまくいかず、ちょっと遅くなってしまった。もうすぐこの彼岸寺のビジュアルも一新されることになるのだが、システム上ではすでにリニューアルされている。 今学期は４つの科目を履修している。前学期は最大の５科目を履修していたので課題も試験も大変だったが、ようやく峠を越えた感じだ。 ＃Service B...</summary>
    <author>
        <name>松本圭介</name>
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    </author>
    
        <category term="7学期" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.higan.net/isb/">
        <![CDATA[
        
        ]]>
        <![CDATA[<p>７学期が始まってブログを更新しようと思ったら、システム変更の関係でうまくいかず、ちょっと遅くなってしまった。もうすぐこの彼岸寺のビジュアルも一新されることになるのだが、システム上ではすでにリニューアルされている。</p>

<p>今学期は４つの科目を履修している。前学期は最大の５科目を履修していたので課題も試験も大変だったが、ようやく峠を越えた感じだ。</p>

<p>＃Service Business Ventures and Franchising<br />
私はマーケティングとストラテジー専攻だが、「フランチャイジング」という単語に惹かれ、ベンチャービジネス専攻の科目を初めて履修してみた。教授は長年ホテル業界でコンサルティングをしてきたインド人で、フランチャイジングだけでなくホスピタリティという点からもお寺に役立ちそうだ。</p>

<p>＃Marketing Strategy<br />
Whartonから来ているジョージデイ教授。自身の著書『Strategy from the Outside In』をテキストにしての講義、かなり面白い。お寺などノンプロフィットの組織運営にも応用しやすいのが嬉しい。</p>

<p>＃Gender Diversity and Leadership<br />
ジェンダー系の授業は大学時代を含めてこれまでぜんぜん履修したことがなかったが、自分の世界を広げるためにも試しにとってみた。考えてみれば未だにお寺の世界は今どきの企業などからは信じられないほどの男性社会。だからこそジェンダーに関する課題を意識的に考える機会は重要。</p>

<p>＃Managing Complexity.<br />
NASAから来ている教授が、一般的なマネジメントの問題を超えた複雑な問題にどう取り組むかを考えるという講義。文字通りロケットサイエンスの世界に限らず、問題というのは何でも細かく砕いてシンプルな断片にできるというわけではない。インスピレーションというアプリケーションを活用するのだが、これがなかなか自分に合っている。</p>]]>
        <![CDATA[<p>さて、インドMBA課程ももう残すところ後１学期というところまで来たわけだが、振り返ってみるとここへ来て、自分の中でお寺運営のオリエンテーションが１８０度転換していることに気がつく。これがブレイクスルーというものか。</p>

<p>ただ、ブレイクスルーといっても急に何かビビっとすごい直感が沸いて世界ががらっと変わるというような単純なものではない。むしろ、論理の小さな微調整を積み重ねて最終的に描かれたモデルが、一見あまり変化がないように見えながら、質的には１８０度、あるいは３６０度変わっていた、そんな感じだ。一言で「これがブレイクスルーです」と表現するのは難しい。</p>

<p>今学期の講義で得た積み重ねのひとつとしては、「Outside-in」の考え方だろうか。要約すると、ふつう企業では自分の現在持っているリソースを基礎にして今後の戦略を考えがちだが、それでは最終的に顧客のニーズを満たすプロダクト／サービスを提供できないかもしれませんよ、ということである。自分が得意だから、キャパシティーが余っているから、といってそれをたくさん生産して「これをどうやって売ろうか」といっても、顧客が望んでいなければ売れない。だから、スタート地点で「顧客が本当に何を望んでいるのか」ということを徹底的に意識する必要がある。</p>

<p>教授の理論によれば、顧客の望む価値の方向性には３つある。パフォーマンス、プライス、リレーションシップ。事業を成功させるにはこの３つのすべての点で、ある一定の基準を満たす必要があり、さらに、１つ以上の点でリーダーとならなくてはならない。</p>

<p>私の分析では、お寺は明らかに「リレーションシップ」を重視すべき事業モデルに属する。その点で、昔ながらのお寺が先祖代々の関係を大事にしてきたことは、なかなか理にかなっているのだ。お寺は闇雲に「開く」のではなく、檀家さんとの何代にも渡る長いお付き合いを最優先してしっかりやるべし、ということである。当たり前のことのようだが、神谷町オープンテラスなど「お寺を開く」活動を積極的にやってきた私にとっては、１８０度の転換といってもいい。</p>

<p>はやく日本のお寺に帰って、勉強したことを実際の現場で使ってみたい。</p>]]>
    </content>
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    <title>連載管理用記事</title>
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    <published>2011-01-13T04:03:26Z</published>
    <updated>2011-01-25T19:36:37Z</updated>

    <summary> ...</summary>
    <author>
        <name>植村宏司</name>
        <uri>http://higan.net/apps/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=66&amp;id=34</uri>
    </author>
    
        <category term="連載管理用記事" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[
        
        ]]>
         
        
    </content>
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    <title>同級生の死</title>
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    <id>tag:www.higan.net,2010:/new_site02/isb//66.5227</id>

    <published>2010-12-17T14:49:37Z</published>
    <updated>2011-01-18T06:48:25Z</updated>

    <summary>つい最近、私の学校のクラスメイトが亡くなった。ラクシュミーがキャンパスの自室で発見されたときには、死後数日経っていた。病気か事故か、あるいは本人が意図したものか、理由は明らかではない。ただひとつ間違いないのは、彼が亡くなったということだ。 今学期、ラクシュミーはパワー＆ポリティクスの授業で私の隣りの席に座っていたので、週に２回は会って挨拶をした。元気でたくま...</summary>
    <author>
        <name>虚空山彼岸寺</name>
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    </author>
    
        <category term="6学期" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.higan.net/isb/">
        <![CDATA[
        
        ]]>
        <![CDATA[<p>つい最近、私の学校のクラスメイトが亡くなった。ラクシュミーがキャンパスの自室で発見されたときには、死後数日経っていた。病気か事故か、あるいは本人が意図したものか、理由は明らかではない。ただひとつ間違いないのは、彼が亡くなったということだ。</p>

<p>今学期、ラクシュミーはパワー＆ポリティクスの授業で私の隣りの席に座っていたので、週に２回は会って挨拶をした。元気でたくましく、彼がいると周りが明るくなるような感じの人だった。最近、授業を欠席していたので、就職活動で忙しいのかなと思っていたが、今考えると彼はその時すでに亡くなっていたのだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>彼の死は同級生に大きな衝撃を与えた。それはつい先日まで隣りの席に彼が座っていた私にとっても同じで、言葉を失うショックだった。実はそのニュースを聞く直前、トランスフォーメーショナル講義で「死」の果たす役割が話題になったので、私は「人生は有限で、最後はみんなお金も地位も名誉もすべて捨てて旅立たなくてはならないという事実を考えることは、誰しも嫌なことだが、でもそれは同時に、人生において本当に大切なことに気づく良いきっかけになるのではないか」という発言をした。それに対し先生は「そうだ。皆若いので真剣には考えていないかもしれないが、この中の誰が明日戻ってこなくなるかもしれない」と応じた。それが本当になってしまった。</p>

<p>ラクシュミーの隣りに座っていた私が、生前彼に何かしてあげられることはなかっただろうか。お坊さんとしてこの学校にいながら、私はここで身近な人やクラスメイトにこれまで何をしてきただろうか。亡くなった彼はこのインドという輪廻の国で、どこに行ってしまったのだろうか。これまで日本で数えきれないお葬式のお勤めをしながら、自分はどれだけ死についてほんとうに真剣に考えてきたのだろうか。それ以来、ずっとそんなことが頭を巡っている。</p>

<p>せめてお坊さんとしてできることは、お葬式に参列することくらいしかなかった。学校が手配したシャトルバスに乗って、近しい友人たちと一緒に火葬場へ向かった。インドの火葬場はバラナシのガンジス川でも見たことがあったが、まさかインドで自分の友だちのお葬式に参列することになるとは想像もしなかった。悲しみで立ち上がるのもままならないお父さんが、ヒンズーのお坊さんに支えられながら、喪主を勤めた。</p>

<p>最近ではインドでも日本と同じように近代的な火葬施設が広まりつつあるそうだが、ラクシュミーは昔ながらの方式、薪をならべた上に白い布に包まれただけのご遺体が安置され、点火されるという昔ながらの火葬だった。点火された薪の周りから火葬場の作業員がときおりガソリンをかけるたび、火は強さを増す。やがてそれは火柱となり、立ち上る黒煙が青空へ抜けていった。私たちは立ち尽くし、その光景をただ見つめていた。</p>

<p>お葬式の後、学校で追悼集会が開かれた。私は学生を代表して、お経を読むこととなった。何か着る機会があるかなと思って持ってきたお坊さんの服を、こんなところで着ることになるとは思わなかった。「日本の葬式仏教ではいつも、人が亡くなってからお坊さんがやってくる。でもそれでは遅すぎる。仏教を生きている人のためのものにしていかなければならない」と日頃思っていた私だが、気づけばここでも結局、お葬式に行くことと、お経を読むことくらいしかできなかったのだ。</p>

<p>死のリアリティと不条理感、そして私の無力感が、この記事を書いている今も、私の心を覆っている。日本で仏教式のお葬式を何度となくお勤めしてきた私だが、これほど死が露わに感じられたことは今までなかった。今こそ、やがて死ぬ命であるという事実を私の中に深く内面化し、この悲しみを、有限の命を精いっぱい生き切るエネルギーへと転換する時が来たのだと思う。そして、家族、友人、知人、すべての人との毎回の出会いが一期一会であることを知り、感謝の気持ちを持って接したい。悩んでいる人があれば、すすんで相談に乗りたい。それが、友が最後に残してくれた大事なメッセージを無駄にしない、私にできる唯一のことではないかと思う。</p>]]>
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    <title>Fixed mind からGrowth mindへ</title>
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    <published>2010-11-26T17:13:48Z</published>
    <updated>2011-01-18T06:48:24Z</updated>

    <summary>６学期が始まる前のホリデーに、ムンバイ（ボンベイ）に行ってきた。泥棒市場（という名前のアンティーク市場）で仏像（頭部のみ）を購入。５００年前くらいのビハール州のものというが、本当かどうかよく分からない。でもブラックストーンのいいお顔をしてらっしゃる。ガンガー（２歳の息子）の頭と同じくらいの大きさなので結構重いのだが、骨董屋さんにパッキングして袋に詰めてもらっ...</summary>
    <author>
        <name>虚空山彼岸寺</name>
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        <![CDATA[
        
        ]]>
        <![CDATA[<p>６学期が始まる前のホリデーに、ムンバイ（ボンベイ）に行ってきた。泥棒市場（という名前のアンティーク市場）で仏像（頭部のみ）を購入。５００年前くらいのビハール州のものというが、本当かどうかよく分からない。でもブラックストーンのいいお顔をしてらっしゃる。ガンガー（２歳の息子）の頭と同じくらいの大きさなので結構重いのだが、骨董屋さんにパッキングして袋に詰めてもらって、手持ちの荷物にして飛行機に載せた。大きな石の塊も手荷物検査を問題なく通過。</p>

<p>ところでムンバイは今回が初めてだったが、海と歴史ある建物の組み合わせが自分の生まれ育った小樽に似ていることもあってか、とても親しみやすくて好きになった。とはいえインドはインドなので味方によっては「汚いヨーロッパ」と言えなくもないが、とにかく奥深くて見応えのある街だ。船で行くエレファンタ島の遺跡もよかった。</p>

<p>さて６学期の選択科目は、Brand Management, Managing Teams, Marketing Services, Power and Politics。自分の好みで選んでいることもあるが、どれも相当に面白そうだ。そしてもうひとつ、Transformational Leadership: Igniting the Genius Within Self and Others。やたらと長いタイトルの科目だが、これまた興味のある分野。</p>]]>
        <![CDATA[<p>MBAといっても所詮は学校の講義だから、理論や分析が中心で実際の現場では通用しないと思われる人もいるかもしれない。もちろん最終的には企業であれお寺であれそれぞれの現場で置かれた状況や与えられたリソースは異なるわけだから、パターン化した理論を当てはめればなんでもかんでもうまくいくということはあり得ない。特に現場では人それぞれに個性があり、感情を持った人間が仕事をしているわけなので、事はそう簡単ではない。</p>

<p>しかしビジネスの現場で役に立たなければまったく意味のない種類の学習経験であるということはMBA教育サイドも十分に承知している。当然、モノやお金をあちらからこちらへ動かすのと同じように、人を動かすことはできない。というわけで、組織における権力構造や政治関係、人間心理、リーダーシップなど、人に関する研究もかなり進められている。</p>

<p>中でもTransformational Leadershipの講義はお気に入りのひとつだ。Fixed mind からGrowth mindへ。人はいつでも変わることができる。どれだけ自分が成長できるか、そしてどれだけ人の成長に貢献できるか。このあたりの科目は仏教にもかなり通じるところがある。毎回の授業が楽しみだ。</p>]]>
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    <title>電気のない村、アラクへ</title>
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    <published>2010-10-31T13:39:49Z</published>
    <updated>2011-01-18T06:48:24Z</updated>

    <summary>通常講義だけでも忙しいというのに、ISBでは毎日のようにさまざまな課外活動が行われている。私はたまに著名人によるスピーカーセッションに参加する程度だが、今回はじめて宿泊込みの体験学習ツアーに参加した。ネットインパクトクラブというソーシャルベンチャー（社会起業）に興味を持つ人が集まるクラブで、米国を本部におく世界ネットワークとなっているが、その中でもISBの活...</summary>
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        <name>虚空山彼岸寺</name>
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        <![CDATA[
        
        ]]>
        <![CDATA[<p>通常講義だけでも忙しいというのに、ISBでは毎日のようにさまざまな課外活動が行われている。私はたまに著名人によるスピーカーセッションに参加する程度だが、今回はじめて宿泊込みの体験学習ツアーに参加した。<a href="http://www.isb.edu/NetImpactClub/">ネットインパクトクラブ</a>というソーシャルベンチャー（社会起業）に興味を持つ人が集まるクラブで、米国を本部におく世界ネットワークとなっているが、その中でもISBの活動はかなり活発とのことだ。</p>

<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101031-4.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/101031-4.jpg" width="480" height="320" class="mt-image-none" style="" /></form>

<p>今回の体験学習ツアーはネットインパクトとNGO組織の共同開催で、アンドラプラデーシュ州（ISBと同じ州）にあるアラクという自然豊かな地域にある未だ電気の通っていない村々に、ソーラーランタン（太陽電池で発光する照明器具）を届けるという企画である。インドに半年住んですでに家族でいろいろな地域を旅行したとはいえ、電気の通っていないほどの田舎に行ったことはまだない。だいたいそのような地域に日本人が子連れで行けるような整った交通手段があるはずもない。「そんな経験なかなかできないんだから」と妻に後押しされ、やや緊張しつつも今回は３泊４日のツアーに一人で参加させてもらうことにした。</p>]]>
        <![CDATA[<p>ハイデラバードからアラクへは電車（汽車？）で約１１時間。３泊４日のツアーとはいえ、最初と最後の宿泊は寝台列車泊なので、ホテルに泊まるのは実質的に一晩だけ。生徒同士のメーリングリスト上でインド人生徒たちが私も行くおれも行くと話し合っていたので、きっとたくさんの生徒が参加するのだろうと思っていたら、結局ISBから集まったのは、マユラ（事務局）の女性１人と、生徒からはディーパ（インド人）の女性１人と、ジュリアン（フランス人）、バート（オランダ人）、マーク（ドイツ人）、コウくん（交換留学で香港から来た日本人）、松本というインターナショナル男性５人だけというチームになった。都市のエリートインド人は田舎のヴィレッジに憧れを持ちつつ、結局憧れだけで実際にはあまりヴィレッジには行かないんじゃないかという印象だ。</p>

<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101031-0.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/101031-0.jpg" width="480" height="320" class="mt-image-none" style="" /></form>

<p>それにNGOの男性スタッフが３人加わり、旅はスタート。１７時に学校を出発するはずのタクシーが１８：３０に出発することになった時点で、「ISBの企画とはいえ、やっぱりインドだね」とインターナショナル生徒同士、ツアーに過度に期待しないように確認するような雰囲気だった。列車の出発にぎりぎり間に合い、割り当てられた席に飛び乗る。晩ご飯を食べていないので「駅で何か食べ物を買っておかなくていいのか」とコウくんがNGOスタッフに確認したところ、「列車内で買えるのでノープロブレム」ということだったが、結局車内では何も販売されず、夜１０時半に一時停車した地方の駅でビリヤーニを急いで買った。寝る直前に食べたビリヤーニはややヘビーだった。</p>

<p>翌朝８時頃、ヴィシャカパトナムという駅に到着。そこからはバスでアラクへ向かう。ヴィシャカパトナム市街のよさそうなレストランへ案内され、朝食。プーリーを食べたが、なかなか美味しかった。その後、大型スーパーに寄って果物とヴィレッジの子どもたち向けのおみやげなどを買って、バスに揺られて数時間。お昼頃に到着したアラクのホテルで休憩ののちに昼食（チキンカレー）をとり、ヴィレッジに向けて出発したのが午後の３時過ぎ。ひとつひとつのことに時間がかかりすぎている。同室のコウくんと、ちょっと日程がだらだらしすぎていてストレスが溜まるね、などと話をしながら出発した。</p>

<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101031-2.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/101031-2.jpg" width="480" height="320" class="mt-image-none" style="" /></form>

<p>アンドラプラデーシュ州ではヒンディー語ではなく主にテルグ語が話されるが、そのヴィレッジではさらに特殊な言語が話されているらしく、現地語の理解できるテルグ語ガイドに率いられ、私たちは山道を進んだ。電車や車からは見ることのできないインドの田園風景は本当に美しかったが、次第に山道は険しさを増し、景色よりも足下に注意しなければならなくなってきた。それにともない、私たちツアーチームの抱える大きな問題が次第に明らかになってきた。女性陣の歩行速度が極端に遅いことだ。女性だからというわけではなく、２人の女性がどちらもかなり肥満ぎみで、ホテルの階段を上るだけでふーふー言っている時点で、ほんとうにトレッキングができるのかどうか不安ではあった。オペレーションズマネジメントの授業で見た、トレッキング時にボトルネックがどう生まれるかというムービーが、現実となった感じだ。</p>

<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101031-4.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/101031-4.jpg" width="480" height="320" class="mt-image-none" style="" /></form>

<p>午後５時過ぎには、ガイドは「あと１５分くらいで着く」と言っていたが、そこから道はどんどん険しくなり、ところどころ靴をまるまる水に浸しながら川を渡ったり、崖沿いに歩かなければならなくなった。移動速度はさらに遅くなる。そのうち日が暮れて、当たりは真っ暗闇に。電気のない村にランタンを届けに行くわけだから、当然街灯などあるはずもない。幸いにも満月のほのかな光が私たちを味方してくれた。さらに、村に届けるはずのランタンを自分たちのために使うことにし、足下を照らした。もっとも険しい場所では、時速0.1キロくらいだったのではないかと思う。途中、女性の一人が崖から落ちるなどアクシデントもあったが、幸い怪我はなく、みんなで力を合わせて引き上げた。</p>

<p>夜９時頃、すでに４時間前から「あと１５分で着く」とガイドに励まされ続けた末、やっと村の明かりが見えてきた。火を灯した明かりにしてはけっこう明るいのがやや気になりつつ、やっと到着した村では、村人たちがひとつの家に集まってテレビを見ているではないか！　電気のない村にソーラーランタンを届けにきたはずなのに、今までの苦労はなんだったのか。しかしNGOスタッフはあまり驚いた様子もなく、自分たちでどこからか電気をひいてきたんだろう（盗電）、というくらいの反応で、自分たちのミッションをひとつ達成できたことに満足げだった。</p>

<p>当初は３つのヴィレッジを３〜４時間でまわる予定だったが、このまま移動を続けるとホテルの夕食に間に合わなくなるというので、インド人５人（NGOスタッフと女性陣）が残りの２つのヴィレッジは明日にしてもう帰ろうと言い出したが、インターナショナル組が、せめてもうひとつくらい行こうと提案し、もうひとつの村を回って帰ることにした。今度の村はほんとうに電気が来ていないようだったが、ソーラーランタンを手にしてもさほど喜ぶ様子もなく、自然に囲まれた暮らしは豊かそうだし、なんだか明かりがなくても特に不自由していない感じであった。</p>

<p>翌日は、例によって朝からだらだらと時間が過ぎ、実働トレッキング時間は３時間程度、滝を見てトウモロコシを食べて終了。しかも朝に村から人をホテルまで呼んで、ホテルの駐車場でランタンを配ってしまったので、ランタン配りという点では、ほとんどすることがなかった。そうこうしているうちに、帰りの列車に向かう時間に。</p>

<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101031-3.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/101031-3.jpg" width="480" height="320" class="mt-image-none" style="" /></form>

<p>今回のツアーではインドの田舎を知ると同時に、インド人のものの進め方をよく知ることができた。学校ではいやというほど「効率」という単語を聞かされるが、この国全体のものの進め方の効率をあげるには、まだまだ時間がかかりそうだ。というか、これはこれでいいのかもしれない。よくわからないが、いろいろ考えさせられるツアーであった。</p>]]>
    </content>
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    <title>マーケティングとストラテジーを専攻</title>
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    <published>2010-10-19T07:32:10Z</published>
    <updated>2011-01-18T06:48:24Z</updated>

    <summary>気づけばもう５学期目。今学期からはelective termということで、自分の好きな授業を選択できるようになった。私の専攻はマーケティングとストラテジー（ISBでは専攻分野を２つまで選択できる）。自分的にはお寺の経営に最も関係のあると思われる２分野を選んだつもりだ。 マーケティングというと商売っぽく響くかもしれないが、「誰にどのような価値をどのようにして届...</summary>
    <author>
        <name>虚空山彼岸寺</name>
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        <category term="5学期" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[
        
        ]]>
        <![CDATA[<p>気づけばもう５学期目。今学期からはelective termということで、自分の好きな授業を選択できるようになった。私の専攻はマーケティングとストラテジー（ISBでは専攻分野を２つまで選択できる）。自分的にはお寺の経営に最も関係のあると思われる２分野を選んだつもりだ。</p>

<p>マーケティングというと商売っぽく響くかもしれないが、「誰にどのような価値をどのようにして届けるか」ということに関する分野であると考えればいいだろう。お寺は昔から同じことをそのまま引き継いでやってきているので、実は、自分たちが誰のために存在しているのか、自分たちが届けている価値は何なのか、それを届けるには今のままの方法でいいのか、などなどについて改めて考える機会が少ない。マーケティングはこれらの問題を考えるうえでかなり役立つと思う。</p>

<p>ストラテジーは日本語では「戦略」なので、平和な仏教と相容れない感じもするが、いつの時代にも社会には決まった枠組みやルールがあり、いかなる組織であれその中でどのように存続と繁栄を保つかということが常に問題となる。お寺がお寺としての社会の中での存在意義を見失わずに、その目的に向かって適切な方法でマネジメントされることは、大事なことだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>４学期末のやや長めの休みには、久しぶりに孫に会うために日本から私の両親がインドを訪れた。皆でデリーからアグラへ向かいタージマハルを見てから、ハイデラバードへ飛んでISBのキャンパスで数日過ごした。私と妻と子にとってはもはやふつうのインドの日常でも、はじめての両親には驚きと戸惑いの連続だったようだ。帰りの飛行機に乗るため空港へ向かうタクシーがガス欠して高速道路上で放り出されるなど、最後の最後までインドを満喫して帰っていった。果たしてうちの両親はインドへ「また来たい」のか「もう二度と来たくない」のか、どちらの組だろうか。</p>

<p>さて、そろそろまた明日の予習をしなければならない。今学期はChange Management, Consumer Behavior, Marketing Research, Corporate Strategy and Organization Designの４教科である。すべてPsychologyが多少なりとも関わってくるテーマばかりだ。相変わらず相当な量の予習復習をこなさなければならず大変ではあるが、その分かなりの収穫が期待できる。</p>

<p>あと半年、息切れしないように走り切るとしよう。</p>]]>
    </content>
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    <title>人生観が変わるきっかけ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.higan.net/isb/2010/09/post-29.html" />
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    <published>2010-09-18T17:13:07Z</published>
    <updated>2011-01-18T06:48:23Z</updated>

    <summary>「インドを旅すると、人生観が変わるらしいね」とよく聞く。また、「ビジネススクールに行くと、ブレークスルーを経験する」というのもしばしば言われる。ならば、インド×MBAは人生を大転換する最強の組み合わせと言えるのでは？ 私がインドのビジネススクールを選んだのも、今考えてみればそんな漠然とした思いがあったからかもしれない。では、実際に経験してみた感想はどうか？　...</summary>
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        <name>虚空山彼岸寺</name>
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        <![CDATA[
        
        ]]>
        <![CDATA[<p>「インドを旅すると、人生観が変わるらしいね」とよく聞く。また、「ビジネススクールに行くと、ブレークスルーを経験する」というのもしばしば言われる。ならば、インド×MBAは人生を大転換する最強の組み合わせと言えるのでは？</p>

<p>私がインドのビジネススクールを選んだのも、今考えてみればそんな漠然とした思いがあったからかもしれない。では、実際に経験してみた感想はどうか？　もともとインドという国と相性がいいということもあるが、やはりISBを選んでよかったというのが率直なところだ。インド×MBAのおかげでずいぶん成長させてもらっていることを実感している。</p>

<p>まず重要なのは、教授陣の質と講義内容の充実と、それに応える生徒のレベルの高さだ。これはもう、文句ない。先生は皆熱心だし、一般的な２年制MBAよりも短い期間の中で押さえるべき内容をコンパクトにまとめ、ポイントを押さえてくれている。とはいえ、講義の進み方は非常に早く、相応の努力なくしてついて行くことは難しい。そんな詰まったスケジュールの中で試験がなされ、試験内容もきちんと準備していなければ落第点必死の難易度に設定されている。（落第点を二回とったら退学）。私などはオプションのプロジェクトコースなどを極力減らして講義から脱落しないように最大限の予習復習の時間を確保しているが、他のインド人生徒はそんな中でも時間を見つけて課外活動（プロジェクトコース・クラブ活動・スポーツ・遊び）などにも精を出している。よくやると思う。</p>

<p>私は人生の中でこれほどレベルの高い教育を集中的に受けたことは今までなかった。そしてまたこの学習環境のレベルの高さが、否応なく能力の限界点（以上）まで稼働するよう私を鞭打つ。過酷といえば過酷だが、学びの面白さと価値の高さがその苦労に報いてくれる。人間、限界点の境目で頑張っているときほど学習効果は高い。</p>]]>
        <![CDATA[<p>ISBに来る前、少し気にかけていたのが「Diversity（多様性）」という点だった。ビジネススクールの評価項目として世界中から集まる生徒との交流体験が重要視されるが、ISBの生徒は９５％以上がインド人なので、Diversityという点で弱いのではないかと思ったのだ。実際ふたを開けてみれば、やはり生徒のほとんどがインド人で構成されている。それは間違いないのだが、だからといって「Diversity」が小さいかといえば、そうでもない。そもそもインドは１０億を超える人がいて、各地域で言語も人種の系統も異なる。貧富の差も激しく、育った環境も人によって違う。しかも、ISBに来るような人にはアメリカやイギリスに何年も住んでいたような海外経験者が多い。このように、インド人生徒といってもなかなか多様だ。</p>

<p>キャンパス外にも目を向けるなら、そこはもう「旅すれば人生観が変わる」インド世界なわけだから、多様性は十分である。友だちになった生徒の実家など、インド人の家に遊びに行ったりするのがとても面白い。これはおそらく先進国へのMBA留学では味わえない楽しみのひとつだろう。宗教や人生観の話なども気楽にできる。私にとっては学内での多様性よりもこちらの方面での多様性のほうが重要な気がしてきている。もちろんISBでも、いわゆるMBA的に超一流企業と位置付けられるマッキンゼーなどのコンサルティング企業などとの人脈作りや就職活動なども盛んに行われているが、そういうのを求める外国人はそもそもISBに来ないだろうし。</p>

<p>とまあ、いろいろなことを感じながらも学生生活が折り返し地点に達しつつあるわけだが、インド×MBAのコンビネーションのおかげで、実践的な問題解決能力だけでなく、地に足のついた大きな視点での思考能力も高まりつつあると実感する。</p>

<p>「今を生きる人のため」のお寺の運営に向けたアイディアと実践プランはどんどん広がる。</p>]]>
    </content>
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    <title>インドの鉄道</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.higan.net/isb/2010/09/post-28.html" />
    <id>tag:www.higan.net,2010:/new_site02/isb//66.5222</id>

    <published>2010-09-10T10:20:11Z</published>
    <updated>2011-01-18T06:48:23Z</updated>

    <summary>早いもので、もう４学期目。コアターム（前半４学期）の最終学期となってしまった。科目は ・Investment Analysis（投資分析） ・Management of Organizations（組織経営） ・Strategic Analysis of Information Technology（ITの戦略的分析） ・Government, Societ...</summary>
    <author>
        <name>虚空山彼岸寺</name>
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        <category term="4学期" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.higan.net/isb/">
        <![CDATA[
        
        ]]>
        <![CDATA[<p>早いもので、もう４学期目。コアターム（前半４学期）の最終学期となってしまった。科目は<br />
・Investment Analysis（投資分析）<br />
・Management of Organizations（組織経営）<br />
・Strategic Analysis of Information Technology（ITの戦略的分析）<br />
・Government, Society and Business（政府・社会とビジネス）<br />
の４つ。個人的には２つ目の組織経営が一番面白い。</p>

<p>しばらく間が開いてしまったが、前回の記事で触れたように３学期末の休暇にティルパティ寺院へ行ってきた。「世界２番目にお金持ちのお寺で、賽銭箱がハイテクだ」と聞いていたのに実際に行ってみると、大量に投げ込まれる大きな賽銭箱の中にふつうの服を来たインド人のおじさんがはいずりまわって必死にコインを集めていただけだったりして、それほど技術的な発見はなかった。</p>

<p>しかしすごかったのは、ものすごい数の人の列だ。何も無い日でも毎日数万人が参拝するというので、とにかく長蛇の列を待たなければならない。子どもも連れているし、私たちは奮発して３００ルピーのVIPチケットを買ったのに、それでも３時間くらい並ばなければならなかった。皆、「ゴーヴィンダー、ゴーヴィンダー」と聖人の名前を称えながら待っているのだが、おかげでうちのガンガーが覚えて「ゴーヴィンダー」と言うようになってしまった。</p>

<p>混雑はご本尊の前でピークに達し、圧死しそうなほど人の波が押し寄せてくる。子どもを抱きかかえてつぶされないよう守りながら、もはやお参りどころではなかった。</p>

<p>ティルパティからチェンナイへは、鉄道で移動。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100910-1.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/100910-1.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></p>]]>
        <![CDATA[<p>インドの鉄道は時間に正確でないことで有名だが、最近は割とちゃんと時間通りに動いているような気がする。チケットもインターネットで買えたりと、国営企業も少しずつ経営改革をしているようだ。といっても列車のきれいさはまだ以前とそれほど変わらないが。隣りに座った家族は持参のお弁当（新聞紙とバナナに包んである）を皆で食べていた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100910-2.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/100910-2.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
新幹線のワゴン販売と違って、インドでは品物毎に代わる代わる販売員がやってくる。チャイ屋さん、サモサ屋さん、バターミルク屋さんなど。チャイを頼めば床にコップを置いて入れてくれるし、サモサを頼めば新聞紙に直接くるんでくれるしと、あまり衛生的とは言えないが、旅の楽しさとしてはかなり良い感じ。ただ、食べこぼしをしたままにしているとネズミやゴキブリが足下まで集まってきてしまったりするので、油断ならない。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100910-3.jpg" src="http://www.higan.net/blog/isb/100910-3.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
ところで最近なぜか、学校で親しくなる友だちが警察や軍関係の人ばかりだ。インド警察、アーミー、ネイビー、エアフォース。独立記念日にはアンドラプラデーシュ州の警察学校生徒のパレードを見せてもらったし、チェンナイでは妻の友だちのお父さんであるコマンダント（大将）のお宅でお昼をごちそうになった。（軍の敷地内にある豪邸のすごさに驚いた）</p>

<p>インド海軍出身の同級生は、空母から飛び立つ戦闘機の元パイロット。イギリス人と結婚したため、軍に残ることができなくなったそうだ。ベジタリアンの理由を聞いたら、「動物の命を奪うのが嫌で、９年前からベジタリアンに転向した」のだとか。その心意気、見習いたい。</p>]]>
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