最近のこと

最近のこと マーケティング戦略の試験を終え、7学期目が終了。
今学期はOutside-InとCRM(CLV metrics)が非常に良い勉強になった。

さて、今日はロータリークラブの会合に出席してきた。
ISBへの留学にあたり、ロータリー財団から奨学金をもらっているので、
誘われてときどき会合に出席している。
たまに日本の文化やお寺についてスピーチを求められるが、
そういうときはパワーポイントで作った写真のスライドショーを使って
プロジェクターで見てもらいながら、話をする。
英語で30分ほど話をしなければならないのでなかなか大変だが、
そんなに早く話せないのでかえって時間がオーバーしてしまったりもする。
ロータリーの集まりに出ると、インドの富裕層の雰囲気が分かる。

夜10時になり、帰り道、交差点でオートリキシャーを捕まえて乗って来た。
なぜか夜のオートリキシャーは改造車が多く、
マサラ音楽を爆音で鳴らしながら改造エンジンでスピードを出して走る若い運転手をよく見かける。
私が乗ったオートリキシャーもそうだった。
オートリキシャーながらUSBメモリをプレイヤーに差し込んで、
ブラックライトを灯しながら4つ打の最新インドポップを爆音で聞かせてくれた。
最近大変だったことと言えば、家族でビザの申請にお役所へ出かけたところ、
手続きに7時間もかかったことだ。混雑すると時間がかかるというので、
オープンするはずの9時に行ったらまだ事務所が開いておらず、
9時半くらいに職員がぼちぼち出勤しはじめた。
私たちが一番最初のお客さんだったが、時間がかかりにかかって、
手続きを終えたのが午後4時。
しかも、「ビザを延長するかどうか判断を下したのち、また来てください」という引換証を受け取ったのみ。

いつも思うが、インドの役所は本当にどうしようもない。
ひとりひとりの作業の効率、職員同士の連携、マナー、理解力、、、
どれをとっても驚異的な駄目さ加減だ。
そもそも自分たち自身が手続きのルールを良くわかっていないので、
職員によって必要書類も言うことも違うし、申請に必要な金額も変わるし、
ルールもころころ変わるし、事務所も頻繁に移転するし、本当にどうにもならない。
事前に言われた通りの書類を完璧に持っていっても、
当日になると「この書類のコピーが必要だ」とか言い出して、
しかも事務所にコピー機を持っているのに「外で自分でとってこい」といって、
いちいち歩いて外にある業者にお金を払ってコピーしなければならない。
(写真から雰囲気を感じていただけるだろうか)

自分たちのせいで手続きが大幅に遅れているにもかかわらず、
昼休みの時間だけはしっかり守って、手続き途中でも関係なく
2時になったらみんなデスクを離れて食事に出かけてしまう。
あまりにもひどすぎて最後には笑うしかなくなってくる。
インドの成長を阻害しているのはインド政府だと思う。

ISBは明日から就職活動ウィーク。私は光明寺に就職が決まっているので
就職活動をする必要がなく、珍しく少し長めの休暇ということになる。
家族で南インドのケララ州を旅行する予定。

松本紹圭 (まつもと しょうけい)
>>プロフィールを読む 1979年北海道生まれ。本名、圭介。浄土真宗本願寺派光明寺僧侶。一般社団法人お寺の未来理事。東京大学文学部哲学科卒業。超宗派仏教徒のウェブサイト『彼岸寺』(higan.net)を設立し、お寺カフェ『神谷町オープンテラス』を運営。Indian School of BusinessでMBA取得。2012年、若手住職向けにお寺の経営を指南する「未来の住職塾」を開講。2013年、世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leaderに選出される。著書多数。近著に『お寺の教科書-未来の住職塾が開く、これからのお寺の100年-』(徳間書店)。