2008年8月 5日

お盆のお経参りの帰り道、KAKUがデパートのお惣菜屋さんで夕飯のおかずを買ってきてくれることになりました。そのときのKAKUの格好は、着物に間衣(黒い装束)、頭は丸坊主。一目見てお坊さんとわかる装いです。
お芋の煮物と炊き合わせと夏野菜のサラダをレジに預け、隣にあった鱧の煮凝りに手を伸ばしかけた瞬間、「やっぱりお坊さんは野菜ばっかり食べるんですね」と、頭上からの一声。顔を上げると、レジ係のお兄さんが、KAKUの姿と買い物の内容を見比べながら、納得顔のご様子だったとか。KAKUは、鱧の煮凝りに伸ばしかけた手を、思わず湯葉に向かって方向転換させてしまったそうです。
家に帰ってきても、「鱧の煮凝りが食べたかったー。今しか食べられないのにー。」と、名残惜しそうにしていたKAKU。
開祖・親鸞聖人が一早く肉食妻帯を実行した浄土真宗ですが、「お坊さん」という一括りのイメージの中では、やっぱり精進料理ばかり食べていると思われているのでしょうか。そんなイメージを裏切れず、思いがけず買ってきた湯葉のお刺身ですが、お味はとっても美味。湯葉が大好きなわたしにとっては、棚から牡丹餅のご馳走でした。ついでに、翌日の赤ちゃんの朝ごはんにも重宝できて大満足です。

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寺とは縁もゆかりもなかった女の子がお坊さんと恋をして、お寺に嫁ぐ。このケース、実は最近けっこう多いんです。このコーナーでは実際にお寺に嫁いだ寺嫁(てらよめ)の視点から、恋愛・結婚・出産・子育てなど、お寺での生活について現在進行形で体験レポートしていきます。
みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。