2008年3月 9日

悩みといっても、そんな大層なことではないんです。それは、ベランダに置いているプランターにまつわる悩み。
うちでは、料理をするときに切った野菜の切れ端をスープにしたり、出汁をとったあとの昆布やシイタケを佃煮にしたりするので、生ゴミがあまり出ません。それでも、どうしてもゴミになってしまったものは、細かく刻んでプランターに埋めているようにしています。
そうすると、春頃になると思いもよらない新芽が出てきて楽しいものです。去年は自家製のトマトとイチゴをずいぶんと堪能しました。捨てた種から芽が出て、ちゃんと育って実をつけてくれたんです。おかげで、春から秋頃にかけては、野菜の成長ぶりが楽しみで、洗濯物を干しにベランダに出ると、水をやったり剪定したり、ただ眺めたりしてついつい長居してしまいます。
でも、大きく立派な実をつけてくれると、カラスに狙われる心配も。さすがカラスはそれぞれの実の一番の食べ頃をよく知っていて、わたしが「これはそろそろだな。明日の朝、摘んでこよう」と思っていると、狙い定めたように、夜中から明け方のうちに採っていってしまいます。
まぁ、誰も気づかないうちに朽ちて落ちてしまうよりは、せめてカラスが食べてくれればいいのですが、こちらにしてみれば、何か月もの間、かわいがってお世話して、家族の口に入る日を楽しみに待っていたのですから、そのご馳走を横取りされたときのショックは大変なものです。
その点、冬の間はカラスが狙うようなものもなく、ベランダも静かで安心・・・とういわけにもいかないんですよ。
冬も、生ゴミをプランターに埋めるのは欠かさないのですが、その、埋めた生ゴミをカラスが狙うんですよ!
もちろん、それは捨てたものですから、カラスが取っていったところでがっかりもしませんし、さんざんついばんで土を柔らかくしてくれたら、かえってありがたいくらい。
ところが、カラスは土に埋めた生ゴミを掘り起こそうと、滅茶苦茶に暴れるものだから、ベランダ中に土や生ゴミが散乱してしまうんです。もちろん、干してある洗濯物に湿った土がベッタリ、なんてことも。
何の花も実もない冬の間も、カラスとの攻防は続きそうです。

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みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。