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2008年2月 アーカイブ

2008年2月 9日

家具ってほどでもないのですが、皆さんのおうちには、ポットはありますか?そう、お湯を沸かしてストックして、いつでもすぐに熱湯を注ぐことができる、あのポットです。
我が家では、このポットは法事の際の必需品。急須に茶葉を入れ、ポットにお湯と、人数分のお湯飲みをセットして、「ご自由にどうぞ」と、各自で淹れて飲んでいただいています。

ところが、実はわたしが寺でポットを使うようになる以前にポットを使ったのは、おそらく20年近くも昔のこと。幼い頃、祖父母と一緒に暮らしていた頃以来なんです。そのあとも、何かの機会に触る程度に使ったことはあるかもしれませんが、自宅において普段から使った経験はありません。両親とわたしだけで暮らすようになってからは、お湯は必要なときに必要なだけ、そのつどやかんで沸かしていました。家で飲むものも、お茶だけでなくコーヒーが多くなり、水とコーヒー豆だけでOKなコーヒーメーカー多用するようになってからは、ポットの出番はますますなくなっていきました。

あるとき、「今どきポットを日常使いしている家なんて、珍しいよねぇ」とKAKUに言うと、とても驚いた様子でした。「じゃぁ、お茶を飲むときはどうするの?」と目を丸くする彼に、「必要なときに必要な分だけ、沸かすんだよ」。そして、「一人暮らしをしてからは、家でわざわざ熱いお茶を淹れるなんてことも、少なかったしね」と言うと、「へぇ・・・」と意外そうにしていました。

続きを読む "レトロ家具"
2008年2月27日

KAKUをはじめ、ここ彼岸寺に集うお坊さんの多くは、自分のお寺の副住職を務めています。そして、彼らに限らず、世の中の多くの副住職の実態は、次期住職という意味合いが強く、住職の補佐的な役割がメインです。中には、住職は事実上ほとんど引退していて、法事やお葬式など、日常の法務はおおむね自分が勤めている、という人もいるかもしれません。
しかし、「副」住職である以上、何かあったとき、寺や社会に対する責任を自分でとることはできず、やはりそこは住職の出番になります。もちろん、副住職であっても、たいていの場合は既に成人した大の大人で、それなりに社会経験も積んでいるでしょう。寺の中のことも、世の中のことも、たいていのことは自分で考え、判断し、行動できる。少なくとも、そのつもりでいる。しかし、その結果について自身で責任をとることができない。

続きを読む "お坊さんの思春期"
寺とは縁もゆかりもなかった女の子がお坊さんと恋をして、お寺に嫁ぐ。このケース、実は最近けっこう多いんです。このコーナーでは実際にお寺に嫁いだ寺嫁(てらよめ)の視点から、恋愛・結婚・出産・子育てなど、お寺での生活について現在進行形で体験レポートしていきます。
みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。