先日、KAKUと二人で着物を着てお出かけをしました。着物を着るのにも、さすがにKAKUは手馴れたもので、ササッと着付けてあっという間に準備完了。ところが、わたしのほうはなかなかうまく着付けることができず、何度もやり直しを。帯を締める頃にはすっかりクタクタで、後ろ手に腕を上げることもできません。「もうやめた!洋服で行く!」と半ばヤケになりながらも、KAKUに手伝ってもらってなんとか着終わった頃には、出発予定時刻をなんと一時間半もオーバーしていました。
実は、昨年の秋頃から、着物を着ることに凝っているんです。この一年ほど、友人・知人の結婚式やら何やらでおしゃれして出かける機会が多かったのですが、妊娠・出産を経て体型が微妙に変化し、手持ちのワンピースがどれも似合わなくなってしまったんです。体重自体は妊娠前と変わらないのに、思いもよらないところにお肉がつくものなんですよね。最初は新しい洋服を買おうかと思ったのですが、なかなか体にしっくりくるものが見つからないし、もしダイエットに成功したら、また新しい洋服が欲しくなっちゃうかも!?と思って少々困っていたのです。
そこで思いついたのが、着物。結婚するときに、実家の母や祖母がくれた着物が大量にあり、これを使えば当分の間は新しいものを買わなくても着回せそうです。
ところが、ここで一つ大問題。実はわたし、一人で着物が着られないんです。「お寺のお嫁さんなら、着付けなんて朝飯前でしょう?」なんていわれることも多いのですが、そんなしょっちゅう着物を着ているわけではないし、いざというときには義母に着せてもらえますから、自分で着付けができなくてもそれほど困っていなかったんです。
でも、ちょっとしたお出かけにも気軽に着物を着たいとなると、そうも言っていられません。本当はきちんと着付けの教室に通いたかったのですが、なかなか腰が上がらず、まずは明らかに入門編と思われる着付けの本を買ってきて、見よう見まねで着てみました。
いやぁ、うまくいかないものですね。本を見ながらですから、着付けの手順はわかるんですが、思い描く理想の着物姿には程遠い仕上がり。何よりも痛切に感じたのは、体の硬さでした。そして、手先の不器用さ。後ろ手に紐や帯を操るのが、ものすごく大変なんです。着付けをマスターするのにストレッチから始めなくてはいけないなんて、我ながらなんとも情けない顛末です。
それから自分で着物を着てみようと決意して、既に何度か挑戦し、こっそり練習もしているのですが、一朝一夕に上達するものではありませんね。他の本を立ち読みしたり、インターネットで調べたりして、ちょっとしたコツのようなもの仕入れながら、いろいろ試してはみるのですが、いやはや遠い道のりです・・・。
でも、せっかくもらってきた着物をタンスの肥やしにしないためにも、新たな買い物で散財しないためにも、「美しい着物姿」を目標の一つに掲げ、今年は着付けに挑戦しようと思います!
コメント (9)
こんばんは。遅ればせながら、
明けましておめでとうございます
着物生活、私もあこがれます♪
一人でさささ~っと着られたらよいですよね。
お能や狂言が好きなので、いつか着物で能楽堂に
行けたらなぁなんて思ってます。
投稿者: 麦 | 2008年1月13日 01:31
日時: 2008年1月13日 01:31
ご無沙汰しております。久しぶりにコメントさせて頂きます。
わたしも昨年から着物に目覚めました♪キッカケは、友人の結婚式の時に着てみたら、彼(・・・も僧侶です)に好評だったから。我ながら単純で、恥ずかしい限りです(^_^;)
わたしも本を参考に、着付け独学中です。
初めてのときはどんなに頑張っても一重太鼓が出来なくて・・・
でも、続けていたらなんとか出来るようになりました♪
今度は着物友達と「着物で浅草散策♪」です。どこかですれ違ったりして!!
投稿者: なみたろう | 2008年1月15日 10:12
日時: 2008年1月15日 10:12
こんにちは、いつも楽しく拝見させてもらってます。
ブログ本も買おうと思い、お店に行ったらすでにうりきれでした。。
着物、素敵ですよね。
私も最初はネットや本を見ながら着ていました。
でも去年母に着付け教室に連れて行かれて習ったのですが、
やっぱり最初はきちんと習うのが一番だな、と感じました。
自分の体に合うように着付けるようになれますし、
仕上がりが一人で着ていたころと比べるとぜんぜん違いました。。
帯の締め方も、いろいろ種類を教えてもらえて楽しいです。
なので着付け教室、オススメですよ!
投稿者: ちほ | 2008年1月15日 11:51
日時: 2008年1月15日 11:51
こんにちわ。
それにしても成人式等の着物に、あのプードルのようなファー?
(あれはなんというとでしょう。。。)
とても悲しい気持ちになるのです。襟足が命なのに。。
着物フェチのわたくしとしては。。
投稿者: キューピー | 2008年1月17日 09:13
日時: 2008年1月17日 09:13
はじめまして、東北の大谷派寺院で副住職をしております大悲(F)と申します。
御著書『お寺に嫁いでしまった。』を購入、拝読し、アクセスさせていただきます。
友人が坊守のお寺が浅草にあり、多分ご近所ではないかと存じます。彼女も、在家から嫁いでいろんなカルチャーショックがあったそうです。
私の場合は、お寺というカルチャーショックより、関西の真宗門徒が多い地域から、東北に来ての差の方が大きかったです。
コレも友人の明石の尼さん(日蓮宗、既婚)が「実家の常識、嫁ぎ先の非常識」と教えてくれました。
本来の教義ではこうなんですよ、と伝えてくださるコメントが多いようですが、みちこさんは臆せずどんどん発言すればいいと思います。そして、納得していただくことができれば、尊いご縁だろうし、納得いかなければ、納得いくまで聞けばいいことです。
若い坊守さんが、素直な感覚で疑問に感じたことを公にしてくださったことをありがたいことだと思ったので、教区坊守会長に本を紹介しました。「貸してくれる?」と聞くので「他の坊守さんや皆さんに紹介する時、人の本だとアカンから自分で買ったほうがいいんじゃない」と、半ば強制しておきました。
うちのHPはすっかり更新が滞っております。一回ブログをはじめてのですが、身内から「こんなことを書いて・・・」といわれたので、もっぱらミクシイの「友だちの友だちまで」の公開で、遊んでます。
私も、着物は大好きです。衣なら、着付けして、メイクして、髪結って15分です。着物は帯結びに凝ったりすると、かなり困ったりします。お子さんが小さいうちは、胸元がヨゴレたりも心配ですが、どんどん着慣れればいいと存じます。
これからのご活躍を念じ上げます。
投稿者: 大悲 | 2008年1月19日 16:46
日時: 2008年1月19日 16:46
はじめまして!
実は私もフツーに恋愛して結婚した旦那さまがお坊さんなので、いつも『うん!そうそう!わかる~~』などと、
心の中でつぶやきながら読ませていただいています。
本屋さんで友人が出した本を探しにいった際、ふと目の前にみちこさんの本があり、即買いでした!(しかも友人の本を買うのを忘れてしまうほど、ウキウキしながら・・・)
私は結婚して約5年になりますが、最近やっとお寺に嫁いで楽しいかも・・・という前向きな気持ちになりつつあります。自分の子供たちや、地域の方が、お寺を楽しいコミュニティの場所として頭の片隅にちょこっとおいてくれたらいいな・・・と、彼とゆるりと寺小屋でも運営できたらいいな・・・という思いから結婚したのですが、現実はそう簡単ではなく、それを実現させる前の大きな課題が山積みだったり。。
でもまあ、おしつけではない、人が自然と集まる空間づくりを自分たちが楽しんでしていければいいか~と思えるようになりました☆
まずは大人が楽しまないと、それを見ている子供たちも楽しめないですもんね!
なんだか初コメントから長くなってしまいましたが、
たびたびお邪魔させてくださいね~
着物、私も大好きで今年こそ着付けをならおう!と・・・
目白に1万円で10回コースのステキな場所がありますよ♪
http://kasoyo.com/kasoyo/
ものは試しに、行ってみようと思っています。着付けコースのあと、そこでお茶するのが目的だったり。。。
投稿者: そのやん | 2008年1月23日 15:20
日時: 2008年1月23日 15:20
初めてお邪魔します♪
私も「寺嫁」です。
そのやん様と同じく、御著書『お寺に嫁いでしまった。』を購入、拝読し、アクセスさせていただきます。
そうそう・・・、なるほど、ごもっとも・・・ということが
たくさんありました。
ただ、いつも旦那さんと一緒にいられるみちこさんが羨ましいです。私の夫は400キロ彼方に単身赴任。法要がある時、ほとんど連休か週末だけ帰宅。子ども3人は巣立って、高齢の舅姑との3人暮らし・・・。地方の小寺院には今後のことも併せて、問題が山積みです。現実を考えると、不安がいっぱいですが、『お寺に嫁いでしまった。』を楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
これからも時々お邪魔させていただこうかと思っています。
よろしくお願いしますm(_。_)m
PS:着物の着付けについてもみちこさんと同感でした。
子どもが幼稚園児の頃に、やはり、寺の嫁なら着物くら い着られないと困るのではないか???と着付け教室に 通いました。おかげで、少し時間がかかっても一人で着 られるようになりましたし、娘が浴衣を着るときにも着 せてやることができました。お忙しいでしょうが、着物 の着付け、頑張ってください(*^_^*)ノ
投稿者: レン | 2008年1月26日 01:45
日時: 2008年1月26日 01:45
>麦さま
こんにちは。お返事が遅くなってしまって、ごめんなさい。
着物で能楽堂!素敵ですねぇ。わたしは、まずは近場で落語など聞きに行ってみたいです。あ、でも落語なら、やっぱり居やすい洋服かな。着物で固くならないくらいに、自然に着こなせるようになりたいですね。
>なみたろうさま
こんにちは!
着物姿って、やっぱりいいですよね。男性にはもちろん(笑)、友人や家族にも好評です。人の着物姿を見ても、きれだな、カッコイイな、って思いますものね。
浅草散策、是非是非おいでくだいませ!事前に連絡いただければ、あちこち案内しますよ~!
>ちほさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
そうですよね、やっぱりちゃんと教室に通うと、仕上がりの美しさが違いますよね!帯結びも、いつもお太鼓や文庫ばかりじゃなく、いくつかレパートリーがあると、着物を着る楽しさもいっそう広がりそうです。近所にもいくつか教室があるので、ちょっと考えてみたいです。。。
>キューピーさま
こんにちは。お久しぶりです!
あの、華やかなファーですね。まるであれが定番のようになっているのは、たしかにちょっと残念な気もしますね。
でも、やっぱり襟足が一番寒いんですよね(笑)。
投稿者: みちこ | 2008年1月26日 11:14
日時: 2008年1月26日 11:14
>大悲さま
『お寺に嫁いでしまった。』をお読みくださり、またお知り合いの方にも勧めてくださって(笑)、ありがとうございます。
実際にお寺に暮らすようになってわかったことですが、ひと言でお寺といっても、そのカラーは、宗派や地域によって実に様々なんですよね。このブログにコメントくださる方も、それぞれの環境で、寺や仏教に真摯に向き合っていらっしゃるのだと思います。そん中からお寄せくださるコメントは、わたしにとってはどれも本当に心強く、ありがたいものです。ですから、「教義の上ではこれが正しい」と問答すること、その結果自体よりも、お互いの素直な思いを語り合うこと、語り合う相手がいるという縁を深めていけらら幸せに思います。
着付けからメイク、ヘアまでやって15分。素晴らしいですね。それくらい手早くなれれば、気軽に着物を着られそうです。着物を着るようになって、新しい洋服を買わなくていい分、出費は減りますが、時間の無駄は増える一方のわたしです。もっと練習しなくては。。。
>そのやんさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
わたしも、結婚前にKAKUとの会話の中で「寺子屋みたいのができたらいいね」なんて話したことがありました。お寺にはいろんな可能性が眠っているように思って、希望も膨らんだものですが、実際の生活が始まってみると、希望の前に課題も盛りだくさんで、何より「日常」を送っていくこと自体もそれなりに大変で、将来のことまでなかなか心も体も回していけないでいます。
でも、わたしもお寺の暮らしはとっても気に入っています。うちの住職がよく言っているのですが、「できる人が、できるときに、できることをする」という精神で、のんびりでも着実に、お寺の扉を開いていけたらいいなと思っています。
これからも彼岸寺をよろしくお願いいたします。
>レンさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
まったく、地域によって、お寺の現実は大きく違うようですね。この彼岸寺に集うお坊さん仲間や、別の知合いの話を聞いても、お檀家さんとのおつきあいの仕方や、家族のあり方、暮らし方など、都会と地方では全く違うのだと気づかされます。
なので、このブログや著書の中でわたしが発言することが、まるでお寺のスタンダードのようにイメージさせてしまうのではないかと、不安になったりもします。
でも、どんな環境にあっても、そこに暮らす家族にそれぞれのドラマがあるという点では、みんな同じなんですよね。日々の自分の思いを素直に感じ取ることで、お寺と向き合い、その環境と向き合い、それを愛するようになれる。それぞれのお寺が、まずはお寺に暮らす人によって大切にされることで、社会の中でも生かされる道を見つけていきたいと思っています。
子供に着物を着付けてあげる。いいですねぇ~。うちも女の子なので、そんな日が来るのがとっても楽しみです!
投稿者: みちこ | 2008年1月26日 13:11
日時: 2008年1月26日 13:11