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2007年12月 アーカイブ

2007年12月29日

今年も、残すところあと3日。大掃除を終え、年賀状も投函し、今日はお正月用の食材を買い込んだり、お飾りを整えたりしました。
結婚する前、わたしは一人暮らし暦が十年。学生時代は年の瀬まで部活の稽古があったし、社会人になってからは仕事納めが毎年12月30日で、実家に帰省しても、わたし自身が何かお正月を迎える準備をしたという記憶は、あまりありません。ところが結婚してからは、うちの寺では年末から三賀日が明けるまでの間に、何かと細々とした決まりごとがあり、毎年クリスマス前後になると、その準備に終われます。

ここだけの話、「面倒くさいな」なんて思っていたんです。お正月をお迎えする準備なんて言えば聞こえはいいけれど、実際は、「お正月までにコレをしなくてはいけない」「三賀日が明けるまではコレはしてはいけない」といった決まりごとが多く、正直、ちょっと窮屈です。もちろん、好き勝手に出歩くわけにもいかず、友達とカウントダウンパーティができないとか、デパートの初売りにいけないなどということにもがっかりでした。

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2007年12月23日

さきほど、買い物の帰り。赤ちゃんを左手に抱き、右手に買い物袋を抱えて、タクシー乗り場へ向かっていました。あと少しで乗り場に着くというとき、向こうから和服姿のお坊さんが、やはりタクシー乗り場をめがけて走ってきました。このまま行けばわたしのほうが先に着くけれど、どうしよう、譲ったほうがいいかしらと一瞬悩んだとき、そのお坊さんと目が合いました。すると、彼はそのままタクシー乗り場を通り越し、乗り場に並ぶよりも先にタクシーをつかまえられる場所まで走っていったのです。そして、すぐにやってきたタクシーに乗り込むと、乗り場の先頭に並んだわたしの前を走り去っていきました。
わたしのすぐ後ろに並んでいたおじさん二人組が、「坊さんが先に乗っちゃったね。あなたのほうが早く並んでたのに。」「ロクでもねぇ坊さんだな。」と、声をかけてきました、わたしも、さすがに今のは感じ悪いよね、と苦笑いしつつ、「でも、お坊さんが遅刻すると大変ですからね」と、返事をすると、「そりゃそうだよなぁ!」「師も走るってのは、まさにこのことだなぁ!」と、おじさんたちも笑っていました。

あのお坊さん、そのときの格好や時刻からして、たぶんお通夜の席へ向かうところだったのだと思います。だとすると、たしかにお坊さんが遅れると大変です。これがお通夜ではなく葬儀だったりすると、火葬の時刻にも影響しますから、どちらのお坊さんも、通夜・葬儀のときには時間に相当の余裕を持って移動するようにしていると思います。あんまり時間ギリギリでも、着物では大股でダッシュしたりできませんからね。

それなのに、そんなお坊さんが小走りに駆け、ちょっとマナーの悪い行動に出てしまうのは、なるほどこれが「師走」といわれる所以。何とはなしに気忙しい年末の一コマでした。

2007年12月16日

先日、KAKUとわたしと我が家の赤ちゃん、それにわたしの母とで東京ディズニーシーに行ってきました。ディズニーリゾートで遊ぶのは、ディズニーランドの開園当時以来という母を案内して歩きました。
折りしもパークはクリスマスムード一色。吹く風の冷たさこそ、どこ吹く風。母もわたしも、そして赤ちゃんも大はしゃぎですが、黒一点のKAKUは、いまいちノリきれない様子でした。
クリスマス。先日の日日是好日で松本も言っていましたが、どうして世の中の男性はクリスマスが苦手なんでしょうかね。この時期、ディズニーだけでなく、巷には素敵な音楽が溢れ、イルミネーションがきらめき、あちこちがキラキラとまぶしいくらいに飾り付けられ、嫌がうえにもロマンチックな気分が盛り上がりますが、きっとこの「ロマンチック」というヤツが、男性諸氏には好かれないのでしょうね。
ところで、松本やKAKUはもちろん、わたし自身もクリスチャンではありませんから、クリスマスムードに便乗しつつも、それがキリスト教の記念日だから浮かれているわけではありません。でも、「日本人なのだから、クリスマスなど関係ない!」と、家で身を潜めていなくちゃいけない、ってこともないですよね。
世間の楽しそうな様子につられて、今日はちょっと雰囲気のいい音楽でもかけてみようかしら、せっかくだからキャンドルでも灯してみようかしら、ついでにチキンでも焼いてみようかしらと、そんな気分になってもいいと思うのですが、いかがでしょう。それがお寺の家族だって、問題ないですよね?
声を大にして言いますよ、わたしはクリスマス大歓迎です。美しい音楽と暖かな光に包まれたこの季節、その雰囲気を存分に楽しみたいものです。
・・・と、思っていたら。赤ちゃんの喜びそうなDVDを借りてこようと近所のレンタルショップに出かけたのですが、いつもお気に入りの並んでいる棚が、クリスマス物に取って代わられ、お目当てのDVDが一つも借りられませんでした。
「まったく、クリスマスが何だって言うんだ!」と頭にきているわたし。ゲンキンなものですよね。

寺とは縁もゆかりもなかった女の子がお坊さんと恋をして、お寺に嫁ぐ。このケース、実は最近けっこう多いんです。このコーナーでは実際にお寺に嫁いだ寺嫁(てらよめ)の視点から、恋愛・結婚・出産・子育てなど、お寺での生活について現在進行形で体験レポートしていきます。
みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。