2007年11月 5日

11月9日に発売予定の著書、『お寺に嫁いでしまった。』の見本が届きました。
もともと自分が書いたものだし、何度も推敲を重ねる中で見飽きるほど見てきたものなのですが、店頭に並ぶのと同じ、実際の書籍として手にとって見ると、さすがに感無量、感激と安堵の入り混じったなんとも言えない気分です。

ところで。去る3日はうちの寺の報恩講でした。去年に引き続き、今年も彼岸寺の執筆人の中から講師をお招きし、好評のうちに法要を終えることができました。今回、講話をお願いしたのは、「仏像ア・ラ・モード」でお馴染みの、仏像ガール・いっきゅーさん。本尊である阿弥陀如来についてなど、興味深いお話を楽しくご紹介くださり、集まったご門徒さん方にも大変喜んでいただきました。

こうして考えると、今までは「家に仕事は持ち込まない」とでも言うように、彼岸寺の活動と、うちの寺の仕事をきっちりと分けていたのが、いつのまにかその境界線がなくなっていることに気がつきます。KAKUがお坊さんとして生きる道、ひいては仏教という、太く、はるか遠い道のりに真正直に向かい合おうとするとき、そこにはもはや裏表だとか、家の顔、外の顔なんていう使い分けは不可能なんですよね。

わたし自身は、本当はそれが嫌で仕方なかった時期もあったんです。お寺という、それまでの自分にとっては全くの異世界に嫁ぎ、新しい町で、新しい家族と、新しい名前で生きる。それだけでも精一杯なのに、寺の仕事に加え、次から次に新しいプロジェクトを生み出すこの彼岸寺の中核を担う者としての意識も求められ、少々パニック状態でもあったと思います。
けれど、いつも前だけを見て、不器用ではあっても誠実に、不安を押し隠しながらも情熱的に動き回るKAKUの隣にいると、良く言えばそれに感化され、悪く言えば振り回されて、いつの間にかわたし自身も、一心不乱に前だけを見て走っていました。

来週発売になる『お寺に嫁いでしまった。』には、そんなわたしの心境の変化をはじめ、彼岸寺誕生前夜のエピソードから、「神谷町オープンテラス」や「暗やミール」の誕生秘話など、本邦初公開の話題も盛り込みました。
自分で言うのもなんですが、たくさんの人に読んでいただき、大いに泣いて、笑ってもらえたら嬉しいです。ただいまamazonからも予約受付中!どうぞふるってお申し込みくださいませ。

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コメント (11)

☆machikoちゃん:

『お寺に嫁いでしまった。』ご出版されてるの事、
おめでとうございます。

凄いですね!びっくりしました。
本を出すのはそう簡単な事ではないとそれをやり遂げたなんで本当に凄い!

めい:

おめでとう!
amazon見たけど、まだ、イメージはないんだね。
ヤジマヤでも売るかな?

sachi:

もうすぐですね!!
出来上がって手にとって 頑張ってまとめた日々もいい思い出ですね!
11/9の発売楽しみにしてますよ~!!

natsuko:

おめでとう!!&お疲れさまでした。
暗やミールはお話に聞いていたけれど、まだ未体験。
本の中でちょっとだけでも疑似体験できるのかしら?
とても楽しみにしています。

バビ子:

ご出版、おめでとうございます。発売を楽しみにしております。

守屋くん。:

美智子久しぶり~!

なんか結婚してからのほうが精力的に動いてるのみるとすごいなぁって思うよww

そして出版おめでとう~!!

店頭に並ぶんだよね?
必ず買うよ♪

みちこ:

>コメントくださった皆様へ
発売を楽しみにして下さり、本当にありがとうございます。
この本には、お寺での結婚生活を中心に、子供時代や学生時代、OL時代のエピソードも入れたので、自分の半生(大げさかな!?)が一冊にまとまったようで、手に取るとズシリと重みを感じます。
いよいよ発売まであと3日。おそるおそるワクワクして待っています。。。

まなぶ。:

出版おめでとうございます♪
そして、お久しぶりです。

先日、京都でN教授に教え子で君のひとつ先輩の本だよと、「お寺に嫁いでしまった」を紹介されて驚きました。
今期のOBOG会(2月9日開催予定)でお会いできることを楽しみにしています。

あっ、守屋さんだw。

みちこ:

>まなぶ。さま
あらー、お久しぶりですね!コメントありがとうございます。
本、読んでくださいましたか?学生時代のマル秘エピソードも、この際と思い、発表しちゃいました。
OBOG会、こちらこそ楽しみにしています。
これからも彼岸寺をよろしくお願いします!

酒井 洋子:

みっちゃん、お久しぶりです。向ヶ丘遊園に住んでいた酒井です。本一気に一日で読んでしまいました。年齢を超えて感動を与えてくれた本でした。いつでもそばにいる家族がいるということは、大変な事もあるけど本当に幸せなこと。そしてお寺に嫁ぎ大好きな夫がお坊さんであるという事は、死をみつめ、翻って生きることの大切さを体の底から意識することになるのでしょうね。私も来年には仕事をやめ、家族を大事にしながら
本当に大切なことを求めながら生きていきたいと思っているところです。また、みっちゃんたちが行っているネット、または本を通じ仏教を身近な生活の中に意識させ広げていくことは多くの人が命の大切さを学ぶ良い機会だと推察しています。
この本は、一貫してみっちゃんが望んでいた暖かな家庭がどんなに多くの家庭に求められるものか、本当に大事なものは何なのか考えさせられるメッセージでした。
それでは、体に気をつけてご活躍祈っています。

みちこ:

>酒井洋子さま
懐かしい、本当に懐かしい方からのコメントです。お元気でいらっしゃいますか?
大学を卒業してからおよそ10年。あっという間すぎて、10年と書いてみて、自分でもショックです(笑)。
本を読んで下さって、そして感想をお寄せ下さって、本当にありがとうございます。思いがけないお名前との再会に、懐かしさと感謝の思いで胸がいっぱいになりました。
寺の暮らしは、難しいこともありますが、新鮮に感じることも、ハッとさせられるようなこともたくさんあります。わたしも、新しい家族とともに、毎日を一生懸命に、そして幸せに送っています。これからも応援していて下さい。
お仕事をお辞めになるとのこと。今までお疲れ様でした。どうぞお体を大切になさって下さいね。
コメントをお寄せ下さり、本当に本当にありがとうございました。

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みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。