関西から知人が上京し、KAKUと3人でいつもの居酒屋さんへ。ひょんなことから理系・文系の話になり、そこから、好きだった教科や苦手な教科の対策などに話が咲きました。わたしは世界史が大好きでした。今でも、近所の上野公園で歴史物の美術展などがあると、大いに興味を引かれ、行ってみたいなーとは思うのですが、子連れでは周りの人に迷惑だろうと、なかなか足が向きません。
ところで、大好きだった世界史にも、苦手な時代があります。それは、近代史。個人的な好みというより、一般的に言って、近代史は女性よりも男性に人気がありますよね。
わたしが近代史にあまり興味が持てなかったのは、なんだかその時代って、殺風景なイメージがあるからなんです。まったくの主観なんですが、世界史の教科書を、始めから終わりまでイメージに基づいて色分けしてみたとします。すると、歴史の幕開け、いわゆる四大文明の頃は、大地とその恵みを表す茶色と緑。それから古代ローマやギリシャ文明の興隆期には、富と権力を表す金と紫。十字軍の登場から宗教改革の頃は、宗教者の服装である黒と白、そして流れた血の赤。ルネサンス、大航海時代の終盤から、フランス革命、産業革命あたりの頃は、社会が急速に複雑化するのに伴って、イメージする色も極彩色、「色」というよりは、鮮やかな「文様」が思い起こされます。ところが、それを過ぎて近代と呼ばれる時代になると、とたんに灰色の世界観に。産業と戦争の、殺伐とした灰色のイメージになってしまうんです。こうなると、それまでいつもどこかワクワクしながら勉強した世界史なのに、なんだか急に興味を失ってしまいます。
これを話したら、「そういう見方って新鮮だね」って言われました。「言われてみれば、すごく納得がいく」とも。一般的に女性から敬遠されがちな近代史ですが、もしかしたら、こんな理由があるのかも知れないですね。