2006年10月31日

今年も報恩講の季節になりました。浄土真宗でいちばん大事な行事である報恩講。わたしにとっては結婚して三度目の開催ですが、一度目は自分達の結婚のお披露目を兼ねたためかなりイレギュラーな内容、二度目は妊娠中のいちばん体調の悪い時期でわたしは欠席、そして今回は乳児を抱えてやはりロクな戦力にはなれない予感。実際、必ず着物で皆様をお迎えするのが恒例だったのに、着物では授乳が出来ないので今年は洋服で失礼することになります。うーん、来年はいったい何事が待ち構えているんだろう!?

なんていうことはさて置き。報恩講とは読んで字の如し、浄土真宗を開いた親鸞聖人のご恩に報い、念仏のありがたさを感じるという行事です。・・・とは言われても、実はわたしにはまだピンとこないというのが本音です。それでも、この日に寄せて「ありがたいなぁ」とつくづく感じる相手があります。それはうちのご住職。住職は、毎年うちの寺が報恩講を開く11月3日がお誕生日なんです。でも、この日は寺で一番大事な日ということもあり、家族みんなてんやわんやで、なかなか改めて住職の誕生日を祝うとうい雰囲気にはなりません。一日を終えてみんなぐったり疲れきったところで、「あ、お父さん誕生日おめでとうございます。それじゃぁ、おやすみなさい」なんていう有様。たぶん今年も似たり寄ったりで、お誕生祝いの準備なんてできないだろうし、そんなことよりも早く休みたいというのが住職の本音。
でも。
いつもなんとなく間が抜けてさっぱり気がきかない嫁を、苦笑いで許してくれるご住職。
寺のことは住職に頼りっきりで動き回ってばかりいる跡取り息子を、見ないふりで許してくれるご住職。
感謝していますヨ!彼岸寺の活動を見て、「時代は変わったんだなぁ。俺はもう引退だ!ガハハ!」と笑っている住職ですが、この寺もわたしたち家族も、住職あってこそ大波小波を乗り越えていけるんです。本当に本当にありがとうございます。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.higan.net/apps/mt-tb.cgi/853

コメント (2)

バビ子:

ご住職様に、お誕生日おめでとうございます、の言葉を送らせていただきたいと思います。

私は2回目の報恩講ですが、、今年はちょっとは役に立てるのかな、とひやひやもんです。

みちこ:

>バビ子さま
こんにちは。結局今年も住職のお誕生日は祝わないまま終わってしまい・・・ちょっと後悔しています。バビ子さんのお寺の報恩講はこれからですか?忙しい時期になりますね。お体に気をつけて頑張ってくださいね。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


寺とは縁もゆかりもなかった女の子がお坊さんと恋をして、お寺に嫁ぐ。このケース、実は最近けっこう多いんです。このコーナーでは実際にお寺に嫁いだ寺嫁(てらよめ)の視点から、恋愛・結婚・出産・子育てなど、お寺での生活について現在進行形で体験レポートしていきます。
みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。