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2006年10月 アーカイブ

2006年10月31日

今年も報恩講の季節になりました。浄土真宗でいちばん大事な行事である報恩講。わたしにとっては結婚して三度目の開催ですが、一度目は自分達の結婚のお披露目を兼ねたためかなりイレギュラーな内容、二度目は妊娠中のいちばん体調の悪い時期でわたしは欠席、そして今回は乳児を抱えてやはりロクな戦力にはなれない予感。実際、必ず着物で皆様をお迎えするのが恒例だったのに、着物では授乳が出来ないので今年は洋服で失礼することになります。うーん、来年はいったい何事が待ち構えているんだろう!?

続きを読む "報恩講の日は・・・"
2006年10月25日

器でも筆でも洋服でも、モノはなんでも使われてこそ価値があるのだと思うのです。例えばお気に入りの食器を買ってきて、もったいないからと食器棚に飾ったままにしておくより、実際に食事を盛ってテーブルに乗せてあげたほうが食器も生きるし、より愛着も深まるんじゃないかな。手の届かないところに飾られ、遠くから眺めたり下から見上げたりするだけの美術品もあるけれど、それは特別な例で、世の中のほとんどのものは、何かしらの道具と言えるのではないでしょうか。だとしたら、道具はやっぱり使って使って使い古してあげたいな、って思います。ときには磨り減ったり色が染みたり、ときには欠けたり剥がれたりするかもしれないけれど、それもまた風情があっていい。使い古されたものこそ美しいって、よく言いますよね。

でも、その使い込まれて細っていくものが、もしも自分の家族だったら・・・。

続きを読む "お坊さんて、なんだろう。"
2006年10月20日

先日もまたいつものように葬儀に呼ばれ、電車に乗って葬儀場へ出かけていったKAKU。お通夜やお葬式のときは、気合を入れてご飯をしっかりめに食べていくようにしているのですが、その日は食べ方が甘かったのか、葬儀が長時間になったためか、お経が終わったときにはおなかが空き始め、火葬場へ向かう頃にはめまいがするほどの空腹に。運の悪いことに、葬儀場では皆が火葬場から帰ってきたときのために食事の準備が進められ、お吸い物や煮物のいいにおいがいっぱいに立ち込めています。ついつい一口何かをつまんでしまいたくなりますが、皆が注目している中でつまみ食いするわけにもいかず、いつまでも物欲しそうに見つめているわけにもいかず、顔は平静を装い心中は泣く泣くその場を後にしたとか。そのとき胸をよぎったのは、「据え膳食わぬは男の恥」という文句。目にもおいしそうにずらっと並べられたお膳を前に、何食わぬ顔して通り過ぎるしかなかった瞬間、なんとも言えず悔しく哀しい気持ちになったそうです。

続きを読む "据え膳食えぬ男"
寺とは縁もゆかりもなかった女の子がお坊さんと恋をして、お寺に嫁ぐ。このケース、実は最近けっこう多いんです。このコーナーでは実際にお寺に嫁いだ寺嫁(てらよめ)の視点から、恋愛・結婚・出産・子育てなど、お寺での生活について現在進行形で体験レポートしていきます。
みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。