2006年6月10日

産院に入院している間、出産を終えたママ同士でいろんな話をしました。その中で、わたしより二日遅れて出産したママさんが、「うちは予定日より二週間も早かったから、2,700gしかなかったの」と言っていました。あら?うちは予定日を過ぎていたのに2,600gだったわ。まぁ、生まれてしまっても十分に育っていける大きさですし、今のところいたって健康なので問題ないのですが、生まれたばかりの赤ちゃんでも、既にそれぞれ個性を持っているものなんだなぁと妙に感心したものです。そういえば、出産を終えて病室に戻り助産士さんとお話ししているときにも、「あなたの場合、促進剤を使うのが早かったのかもしれない。予定日を過ぎてはいたけど、赤ちゃんはまだ生まれる準備ができていなかったのかも。だからこんな難産になってしまったのかもしれないね。」と言われたことを思い出しました。

4月に亡くなった祖母も、正直、まさかあのタイミングで亡くなるとは思っていませんでした。たしかに亡くなる前の数日は、急に体力が落ちて弱っているように見えましたが、これまでにも、もっともっと深刻な状況に陥ったことは何度もあり、その度に祖母は医者も驚くような生命力を発揮し、持ちこたえて回復してきました。なので、亡くなるときはきっとものすごく苦しみぬいたたあと、病院のベッドの上で力尽きて亡くなるんだろうな、と以前から想像していました。それが、自宅で家族に見守られながら呼吸を一瞬乱すこともなく眠るように逝ってしまった。周りの者にとっては意外な去り方であっても、きっとあのときが祖母の持って生まれた寿命というものだったのでしょう。

相次いだ、身近な生と死。人は、生まれることと死ぬことはコントロールできません。誰にとってもきっともっとも関心のある、自分の思いどおりにしたいと望むことだけど、それを支配することはできない。自分の支配の及ばない、期が熟すそのときの訪れに委ねるしかないのだと感じさせられた出来事でした。

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コメント (4)

りん:

>自分の支配の及ばない、期が熟すそのときの訪れに委ねるしかないのだと感じさせられた出来事でした。

本当にそうですよね。生きるもののはかなさを思い知るようでもあります。それでも、多くのことを求めたり、思うようにはいかない葛藤の中に生きる私たち。客観視できる余裕を持ちたいなぁ、とつくづく思います。

takeko:

先日は訪問させて頂き、ご家族の愛に満ちた可愛い赤ちゃんにお会いでき、幸せな時間をありがとうございました。
美智子さんのまっすぐな性格、素敵ですね。初めてブログを拝見し、これまでの様子を読ませて頂きましたが、本当に素直な気持ちなんだなーと感心し、いつもご主人さんを慕い、仲の良さが伝わってきましたよ。「子供は、夫婦の愛情のこぼれで育つ」といいます。子供の成長は本当に楽しみですね。きっと育った環境と違うお寺のお嫁さんになって不安はあっても、美智子さんらしさを失いたくない、って過ごしているんでしょうね。
美智子さんは、お父様とお母様の良いところを沢山受け継いだのだと思います。
私も、お寺ではありませんが、全く緊張の多い世界にいますが、20代の時、肩を張って「知らない」では通らない・・と人に聞けず、必死に本を読んだり調べたりして、また”若さ”を隠して地味にしたり、自分の居場所に悩みながら過ごした気がします。今、30代半ばになり、自分で自分を苦しめなくても、自分の持っているものを出せてきた、心地よく過ごすことが出来ている気がします。
もっと、美智子さんのように素直にいれたら・・と思いました。
どんなことも、時間をかければ慣れますし、その中で、美智子さんが色んな持ち味を発揮されて、いきいきと過ごされることを祈っています。
素敵なご主人との二人三脚、お互い頑張りましょうね。

tom:

kakuさん、みちこさん、
赤ちゃんご誕生おめでとうございます!

そろそろかしらと思いつつ、お祝いが遅くなりましてごめんなさい。
写真を拝見しましたが、とってもかわいい赤ちゃんですね☆ 
あたたかいパパ、ママの愛情のもと、この世へ誕生したのですね。
本当に素晴らしいことです。改めて生きるって素晴らしいと感じます。

私も彼と素敵な温かい家庭が築け一緒に生きていくことができたら、
そしてそこに新しい家族が誕生したらどんなに素敵でしょう。
私も素敵な報告ができると良いです。もう少し時間がかかりそうです。

本当にこの度はおめでとうございました!

みちこ:

>りんさま
こんにちは。
客観視できる余裕・・・それを身につけてしまったら、ひょっとしたら人生はすごく味気ないかもしれない、とも思うんです。でも現実の葛藤の中では、それを追い求めてみたりして。そんな歯がゆさというか、バランスの悪さというか、そのあたりにこそ、生きていることの面白さがあるようにも感じています。

>takekoさま
こんにちは。コメントありがとうございます!
先日は素敵なお祝いを頂戴しまして、こちらこそありがとうございました。また、短い時間ではありましたが、楽しいおしゃべりで育児疲れもすっきり飛んでいった気がします。
素直、ととっていただければ有難くはありますが、わたしは少々向上心に欠けるというか、自分に疑問を持たなさ過ぎる嫌いがあるような気がしています。takekoさんのような頑張りを見習わなくてはと・・・。
またお会いできるといいですね。来年まで持ち越しのトウモロコシも楽しみです!
これからも彼岸寺をよろしくお願いいたします。

>tomさま
こんにちは。
我が家の赤ちゃん、おかげさまでぐんぐん成長して、以前公開した写真とはだいぶ顔つきも違ってきましたよ!抱っこしていても、ズシリとくる重みが嬉しいやら困ったものやら(笑)。
ほんの数年前までは顔も知らなかった他人と、縁あって結婚して子供が生まれる。人生って不思議なものですよね。tomさんと彼の未来も、希望に満ちた明るいものでありますように!でも、これも焦っても仕方のないこと。まさに「期が熟す」のを待つのがいいんでしょうね。。。

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ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。