2006年6月 8日

KAKUからご報告しましたとおり、6月1日の夜遅く、無事に第一子を出産いたしました。出産前の励ましの言葉、出産後のお祝いの言葉を下さったたくさんの方々に、この場を借りてお礼申し上げます。出産を終えてひと息つき、病院のベッドで携帯電話から皆さまのコメントを拝見し、とても勇気づけられ、大きな力をもらいました。本当にありがとうございました。

出産までの道のりは、想像していた以上に壮絶なものでした。丸二日間ほとんど飲まず食わずだったのと疲労と痛みとで、意識も朦朧となりながら、最後はわたしは鼻から酸素の管を通され、赤ちゃんは吸引されて出てきました。もともとわたしが過呼吸持ちだったこともあって無痛分娩を希望していたのですが、陣痛が具合よくつかなかったので結局麻酔を使うことはほとんどなく、最後の最後、赤ちゃんの頭が出た時点でようやく麻酔を投入してもらえました。実際には、痛みそのものもさることながら、陣痛の長さにまいってしまいましたね。あとどのくらい痛くなるのか、あとどのくらいの時間続くのかが全くわからない状態で未経験の痛みに耐え続けるというのは、ものすごく心細いもの。陣痛の痛みに耐えている間、わたしは自分の母や義母に、心から感謝しました。こんなに大変な思いをして、わたしたちを無事に健康に生んでくれたんだと。もちろん、ここまできてしまってやっぱり出産するのやめる!という選択はあり得ないのですが、それでも考えていた以上に過酷な苦しみに、母の偉大さを実感しました。

さて、わたしが出産した病院は完全母乳保育を推奨している医院で、そのため生んだ直後から母子同室です。出産が夜遅くだったこともあり、生んだ直後くらいゆっくり休ませてほしいと思ったものですが、そんな甘えは許されず、すぐに初めての授乳が始まります。そして七日間の入院生活。その間、二時間以内の授乳を続け、合間にいろいろな勉強会をこなしていくので、なかなかハードな入院生活です。最初のうちはやはり体力が追いつかず、弱気になりました。でも不思議なもので、時間を追うごとに我が子がかわいくなっていくものなんですね。生んだ直後は、正直、思っていたほどの喜びはなかったんです。出産にたどりつくまでが大変すぎて、最後にはどうして自分がこんなところで苦しんでいるかわからなくなって、赤ちゃんを抱かせてもらって初めて、そうだ、出産しに来てたんだ、と思い出したほど。それが、24時間かたときも離れず過ごしているうちに、愛おしさが増してくるんです。赤ちゃんのまだやわらかい頭にくっきりと残った吸引器具の痕を見て、赤ちゃん苦しかったんだね、ママが頑張れなくてごめんね、と涙がこみ上げました。それでも無事に生まれ、元気におっぱいを吸い、体重も順調に増えていく様子に生命の強さ、不思議さを思います。

そして昨日、七日間の入院生活を終え、母子とも健康で退院してまいりました。
それにしても、妊娠中はとりあえず出産がゴールだと思い、そこを目標にしてきましたが、出産はゴールなんかではなく、新たな戦いの始まりですね。とにかく休む間がない。二時間おきの授乳とは言ってもそれは大人の都合で、二時間を待たずに赤ちゃんのおなかは空きますし、オシッコをしたからおむつを替えている最中にウンチが出る、体が熱っぽいからと肌着を減らすとくしゃみを連発、もう一度着せなおしているうちにまたオシッコ、おむつを替えているとおなかが空いて泣き出す、こんなことの繰り返しで、昼間も休んでいる間がありません。慣れない赤ちゃんのお世話で首も肩も腰もガチガチのひどい筋肉痛だし、そもそも自分の体力も完全には回復していませんから、これはもう想像以上の大変さ。それでもわたしは実家の母の手がありますし、KAKUも時間さえあればこちらにかけつけ、赤ちゃんのお世話やわたしのマッサージなど一生懸命に協力してくれますから、わたしはかなり恵まれたほうです。世の中のお母さんは、みんなこれを一日のほとんどの時間を一人でやりとげてきたんだと思うと、本当に頭が下がります。それもこれも、我が子かわいさ、母性のなせる業ですね。

何はともあれ、母子とも経過も順調で無事に退院できたのでひと安心です。生まれたら生まれたで、これからのほうが心配も尽きないと思いますが、KAKUともども力を合わせて子育て頑張ります。このコラムでも、赤ちゃんの様子など、折を見てご報告しますね。
わたしたちの妊娠・出産を見守り、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

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コメント (4)

すー:

ご退院おめでとうございます。

そうなんですよね。出産はゴールでない、それをわたしもヒシヒシと感じました。

親の反対を押し切ったわたしは親にも内緒で出産し、生後5ヶ月まで、ひとり(その頃主人はいましたが)でがんばりました。(注;今わたしはワケあってシングルマザーです。それはまぁおいといて・・・)

24時間、時計がどうまわっているのかもわからず、トイレにいっている間も心配で。。。という状況。1日が終わってから、アレ?わたし今日お風呂はいったっけ?トイレはどうしたんだろ・・と通常では考えられない精神状態で、よく考えてみれば、3時間おきの授乳と、みちこさんがおっしゃるように、やれ、オムツだ、ウンチだ、おふろだ、洗濯だ、とあれやこれや、で休む暇がなかった記憶があります。 でも、そういう期間はあっという間に過ぎて、ウンチでもミルクでも、泣くのも大きくなるにつれてだんだん間隔があいてママもラクになっていきます。

ひとつ、アドバイスがあります。
夜泣き、よく問題になりますが、わたしは、夜泣いてもあまりのぞきにいきませんでした。(心をオニにして) そうしてるうちに、赤ちゃんも、泣いてもだれもこないんだ、ということがわかって、泣かなくなり、そのうちに、日が暮れたら朝まで起きない、とっても手のかからない子になりました。この方法に、賛否両論あるとは思いますが、うちの場合に限ってですが、お昼寝でも夜でも、一度寝たら起きないというとても親孝行?な子になりました。泣く=だれか来る、という図式を作らなかったからだと自負しています。

(最初は協力的だった夫も、そのうち泣き声にビクともしなくなったのには腹たちましたが・・余談です。Kakuさんもそーならないよーにネ♪)

今、赤ちゃんはゼロの状態。ママもパパもゼロの状態。おっしゃるように、一緒にいるから情がわいてくる。相手がだんだんわかってくる。試行錯誤の毎日を積み重ねて人は人間としていろいろなことを学習していくんだな、というのが理解できました。

ちなみにうちのチビは7歳。まーだまだです。 でも今はオムツしてる間が子供って一番かわぃいかな、って思います。たいへんだけどねw 今なんて130センチのでっかい女の子。その子に説教されますから。。。(泣笑

一日、一日を大切に。めげないで、がんばってくださいネ。たまには手を抜くことも忘れずに。

では~~

堀:

おめでとう!

これから、大変ですよね。
そこで、お願いがあるのです。だんなの方は、何か手伝うことが無いか?気を使う訳ですが、もともと、10月10日の苦しみなど、知らない、ご主人に、さあ、生まれたから、オムツだ、ミルクだ、白湯だ。と騒いでも、全く、外国語を聞いているようで、解りません。ご実家のお母さんの方が、頼りになるでしょう。また、女性と違って、精神的に、そこに居れば安心だから、なんていうメンタル的発想構造も男性には、もともと、ありませんから、オムツ変えたり、ミルクやったりと、実務的行動が無いと、手伝った気になりません。また、祖父母のように、やたらチヤホヤ、孫にするとかも出来ず、奥さんに、あまり孫に干渉しないでほしいと言ってほしいと頼まれても、人情として、実の父母には、言いにくいし。。。と、実は、奥様が解らず困っている以上に男性は、育児にうといのです。実家のおかあさんに手伝ってもらっている姿をだんなさんに、見てもらえば、どこまでが手伝いで、どこからが、じゃま手伝いか、だんだん解ってくるのです。奥様も1人目だから、だんなさんに頼らず、頑張れちゃうかもしれませんが、2人、3人作るつもりで、男子が生まれたときの練習とか言って、最初から、少しづつ手伝ってもらってください。
急に、1歳になったから、手伝ってとか、1年後にいわれてもねえ。解らんものは、解らんのですよ。

ガーゼを赤ちゃんに握らせて、心臓の音を聞かせて、耳に湯が入らないように、首を安定させ、耳をふさいで、ベビーバスに入れるとか、へその緒の消毒と、ガーゼ交換とか、KAKUさんにも、やってもらってください。
割り当て分担という訳でなく、ひと回り覚えてもらう程度で、お願いしたいのです。女性と違い、自分の子という実感が沸くのは、遅いものです。だって、10ヶ月前の出来事から、産婦人科で、出産まで、特に、他人事なんですね。その1年のギャップを、怒らず、男性とは、そういう遺伝子の動物と理解して、根気に、育児してくださいね。特に、女の赤ちゃんって、困るんですよ。だんだんね。やることが、無くって、、、、女の赤ちゃんの喜ぶことを、1から丁寧に教えてあげてほしいです。本当、こんなことと思うことが、実はわからんのですよ。男はね。

みちこ:

>すーさま
こんにちはコメントありがとうございます。
子育ての大先輩ですね!わたしは完全母乳でいくつもりなので、今は頻会授乳が必要で大変ですが、不思議と苦にならないんですよー。まだ慣れなくて気が張っているせいかな?
これから赤ちゃんも育っていって、表情ができてきたり、自分で動くようになったりするうちに、こちらもマイペースを掴んでいくんでしょうね。ちなみに、今のところ非常に協力的な夫なので頼もしいかぎりですが、やっぱり夜泣きは苦手みたいです・・・。

>堀さま
こんにちは。コメントありがとうございます。
たしかに、陣痛から出産までずっと付き添ってくれたKAKUも、むしろそのおかげで「出産・育児に男ができることなんて何もない。せいぜい母親の邪魔をしないように気をつけることくらいだ」なんて言っていました。でも、実際には生まれる前から育児の本やサイトをたくさん読んでいて、既に知識ならわたし以上なんですよ。わたしの実家に来ているうちは、授乳以外のほとんどのことをやってくれるので、とっても助かっています。赤ちゃんのお世話を張り切っていた母が妬きもち焼いちゃうくらいです。たぶん、KAKUにとっては「手伝う」という感覚ではないんでしょうね。
もちろん身をもって妊娠・出産を体験したわたしとは、赤ちゃんに対する思い・感じ方は違うと思いますが、子育て初心者という点では二人とも同じですから、まぁ失敗もあって当然というくらいの気持ちで、二人でのんびりやっていこうと思っています。

☆machikoちゃん:

退院おめでとう!
出産大変だったね。

そうだね、2人でのんびりやって「お母さん・お父さん」になっていってください。

基本はやはり育てるのは「お母さん」。でも、一人で無理をしないで育児を楽しんでね。

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みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。