2006年5月21日

実家には、3歳のオスのサルーキと、1歳の同じくオスのアフガンハウンドがいます。両親もわたしも、それはそれは目の中に入れても痛くないほどに可愛がっていて、完全に家族の一員になっています。2頭とも犬種として野生の強いタイプで、しかも年の近いオス同士ということもあり、去年の夏に多頭飼いを始めたときには、果たして2頭の相性はどうか、仲良くやってくれるかどうかとても心配したものですが、ふたを開けてみれば、人間の目から見ていても微笑ましいくらいに仲の良い兄弟になってくれました。
まぁ、2頭とも育ち盛りなので、毎日のように取っ組み合いのケンカはしていますが、それは人間の男の子の兄弟と同じようなものですよね。ドッグトレーナーの先生も、かかりつけの獣医さんも、滅多に見られないくらいの成功例だと太鼓判を押してくれたんですよ!

さて、今朝のこと。家族が起きて犬たちの様子を見に行くと、床に何かを吐いた跡がありました。家族が寝ている間のことなので、2頭のどちらが吐いたものかわかりませんが、あまり大量ではなかったので、とりあえず様子を見ることにしました。
隣の部屋で人間たちは朝食をとりながら、フェンス越しにしばらく犬たちの様子を見ていると・・・アフガンの様子がおかしい!オエッ、オエッと苦しそうな呼吸を数回繰り返したかと思うと、次の瞬間、胃の中のものを大量に嘔吐したのです。こんなことは、彼が我が家にやってきてから初めてのこと。驚いて駆けつけ、原因を調べようと吐いたものの匂いを嗅いでみましたが、それが何かどうにもわかりません。うちでは餌は生肉と決まっているのですが、その肉ではないし、夕べ遅くにスイカを少し食べさせたのですが、それとも違う感じ。
とりあえず、吐いたということは胃腸が弱っていることは間違いないからと、今朝は朝ごはんを抜きにさせました。とは言えそこは犬ですから、少々体の具合が悪かろうと、そう簡単に食欲は落ちません。そろそろいつもの朝ごはんの時間じゃないか!と、ビタッとお座わりしたまま必死の眼差しでキッチンを見つめていますが、心を鬼にして無視します。そのうち、やっぱりどこか調子が悪いのか、あきらめた表情で寝床に行き、ぐったりと横になってしまいました。
今日はたまたまフィラリアの薬をもらいに動物病院に行く日でした。予定では、散歩ついでに2頭とも連れて行くはずだったのですが、暑さに弱いアフガンのこと、朝ごはんも食べさせず、そもそも具合の悪い日に長く歩かせるのは良くないと、予定を変更してサルーキだけを連れて母と出かけました。歩くと往復で一時間はかかる距離ですが、臨月のわたしにも、ちょうどよい運動です。
病院に着いてサルーキの体重などを量ってもらいながら、獣医さんに今朝のアフガンのことを話しました。もし何か問題があれば、ペットタクシーか何か頼んでも、すぐに病院に連れてこなくてはと思って。すると、「吐いたものは胆汁ですね」と、ひと言。ん?胆汁?
聞けば、それはあまりにもおなかが空き過ぎたときに、本来は腸に向かっていくべきはずのものが逆流してしまうことがあり、今朝うちのアフガンが吐いたものは、おそらく胆汁だと言うのです。
そういえば、育ち盛りのアフガンのために、いつも寝る前に肉を少しあげているのですが、あまり遅い時間にものを食べさせるのも良くないかもしれないと、昨日はスイカだけで終わらせていたんです。あー、あれじゃ足りなかったんだ・・・。それで思わず吐くほどにおなかが空いていたのに、挙句の果てに朝ごはんまで抜きにされて、なんてかわいそうなアフガンちゃん!
慌てて帰って様子を見に行くと、嗚呼哀れなり、あまりの空腹に起き上がることもできず、視線だけこちらに送って弱々しく尻尾を振っています。
いやはや、突然の嘔吐にびっくりはしましたが、大したことじゃなくて本当に良かったです。でも、犬は言葉が話せませんから、調子が悪そうなときは本当に心配です。その上、いつも便を手にとって見られるので、体調の変化がつぶさにわかってしまいますから、ちょっとしたことで、何か悪い病気じゃないか!?と疑ってしまいます。

きっと自分の赤ちゃんが生まれても、こんな気持ちになるんだろうなぁ。赤ちゃんだって、どこが悪いわけじゃなくても、ちょっと虫の居所が悪かったり、元気が出なかったりすることだってあるだろうけど、大人には赤ちゃんの事情はわからないから、過度に心配してオロオロしてしまいそう。あまり過保護にするのは良くないとわかっているけれど、口のきけない相手のことですから、いらぬ心配も尽きない気がしています。
こんな話、犬嫌いのKAKUにしたら、「俺たちの子と犬を一緒に考えるな!」って怒られるんだろうな・・・。

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コメント (5)

☆machikoちゃん:

そう言えば、前に飼っていたワンちゃんが、初めて車に乗って大阪まで行く途中で車酔いをして吐いたけれど、その後は喜んで車に乗って来たのを思い出した。

>口のきけない相手のことですから、いらぬ心配も尽きない気がしています。

大丈夫よ、初めは不安でしょうけれどすぐに赤ちゃんの様子がわかるようになるって!

堀:

そうだよねえ。突然、元気だったペットが、吐くってびっくりするよね。

僕も、前回、うちの、ミニ豚が、吐いたので、あちこちのミニ豚仲間に、メールして、吐いたんだけど、どうしようって、大騒ぎしました。

実は、先日まで、KAKUさんと、同じ、人間とペットと同じになんかするな!的、発想の自分だったんですが、
実は、仏壇に、ペットの位牌しかないところへ、毎月、読経に行くことになり、現代のペット事情というものが、見えてきて、ペットというか、家畜に近い豚を飼い出しまして、人間とペットとの供養の心情というものを、実体験すべく、がんばって、豚を飼っています。
つまり、豚は、犬、猫のように、ちょっと、誰かに世話を頼むわけにも行かず、豚の習性なんて、犬ほど、わからないし、勉強しないといけないのです。

で、今まで、火葬場で、人間が、焼けるときにしか、読経しないのが、ペットのためにだけ、仏壇を買って、位牌を作り、毎月、5千円のお布施を、僕に、渡すってことを、体験していくと、うーん。畜生も、位が、上がったもんだと、感心している、自分が、居たのでした。

実の両親ですら、法事をしない現代人と、ペットだけのための、月経と、考えさせられますね。

人情とか、供養とか、どこで、線を引くのか?坊さんが、勝手に、引けないし。。。。。

最近まで、ペット供養なんて。。。くだらないと思っていた「私」でした。

40kgのぶうを、車に乗せて、1時間かけて獣医さんで、予防接種する。
うーん。かみさんより、ぶうの方が、大事になりそう。。。。

みちこ:

>☆machikoちゃんさま
こんにちは。うちの犬たちもクルマ大好きですよ~。窓から顔を出して風切ってます。信号なんかで止まると、何かを訴えるように運転手の顔を見つめちゃったりして。かわいいですよね~!

>堀さま
こんにちは。お久しぶりですね!
ミニ豚ちゃん、その後いかがですか?
最近思うのが、人間同士、特に近い関係の人に対しては、ギブアンドテイクというか、何かしてくれて与えてくれて当然という期待は、どうしたってあると思うんですよ。でも、動物に対してはそれがない。自分のほうからも、こんなにしてあげてるんだから懐いてくれて当然とは思わず、「あなたがいてくれるだけでいい」と、大げさかもしれないけど、無償の愛というか、そんな気持ちを抱いています。だからこそ、失うかもしれない(ちょっと吐いただけなんだけど・・・^^;)という不安は底知れなくて。
本当に動物との関係を大事に考える者にとって、動物たちはペット=愛玩動物の域を越えはじめているんですよね。

今日、ミニブタの赤ちゃんが、生まれましたよ。

みちこ:

>堀さま
うわー!お久しぶりですね!お元気でいらっしゃいますか?
リボンちゃんに子供が生まれたんですか、それはそれはおめでとうございます。かわいいでしょうねぇ!サイトのほうも久しぶりに覗かせていただきますね。
これからもお気軽にコメントくださいませ。

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みちこ
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