2006年3月16日

さてさて、いよいよ明後日からお彼岸が始まります。今年はお彼岸の入りが土曜日に当たるので、初日がいちばん混雑するだろうと思い、お参りにいらした方にお渡しするお菓子も、今日のうちから大半を用意しておきました。お菓子も、お茶や甘茶も、樒も、普段よりもかなり大量に準備が必要です。
お彼岸には、朝から晩まで、本当にたくさんの方が訪れます。そして、わたしたちにとっては、一年に一度だけ春のお彼岸でしかお会いできない方もいらっしゃいますし、そうでなくても、全てのご門徒さん(お檀家さん)の顔と名前を正確に把握しているわけではないので、たくさんの方にお会いできるお彼岸は、お互いに知り合う良いチャンスです。ですが、幸か不幸か、あまりにもたくさんの方が一度に訪れるので、一人一人とゆっくりお話しする時間などほとんどなく、そこれこそ流れ作業のようにお線香と樒を手渡ししていくだけという具合になりがちです。中にはお堂に上がってお話しする時間をとってくださる方もあり、普段はあまりない機会なので嬉しく思うのですが、「こんにちは」と膝をついたとたんに次の来客で呼ばれることの繰り返しで、落ち着いておしゃべりする時間を持てないことがほとんどです。
寺に嫁いだというと、「ご門徒さんとのおつきあいが大変でしょう?」とは、耳にたこができるほど聞かされてきた常套句ですが、うちの場合は都会の寺であるためか、おつきあいが大変なほどの交流がないのが現状です。特に、浅草と西東京の二つの寺があるのに体は一つですから、両方のご門徒さんと日ごろから頻繁に顔を合わせることは、なかなかかないません。おつきあいが大変、というか、おつきあいまでに至らないことが気苦労と言ったほうが、しっくりくる気さえします。
なので、ほとんどの方とお会いできるお彼岸は、またとない貴重な機会なのですが、如何せん忙しすぎて・・・。皮肉なものです。

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コメント (3)

さよ:

お彼岸始まりましたね♪お疲れ様です!!
我が家はクリスチャンホームなので、
お墓参りともお彼岸とも無縁です。
もちろん初詣も七五三も。
だから、お彼岸と言われても「?」でした。
お菓子屋さんでおはぎが売られる季節じゃない?ってな感じです。
なので、彼からお彼岸の忙しさを聞いても実感が湧きません。
電話をすると「今、トウバン(?)書いてる」だとか
デートに誘うと「お彼岸終わるまで無理」と言われ
私にはちょっとつまらない日々です。不謹慎でスミマセン。

ミチコさんとこもお忙しそうですが、どうぞお体を壊されませんように☆☆

すー:

初めまして。わたしも一族がカトリックのミッション系の学校出身で、全くと言って仏教のことは、無知でした。それが、やっぱりみちこさんと一緒で、お寺の方とお付き合いすることになり・・・。急に忙しい、言われても、何が、どう忙しいのかサーッパリ・・・。このブログ読ませていただいて初めてお寺の生活がわかりました。まだmだ勉強不足です。いろいろ教えてください。時節柄、天候も不順です。ご無理なさらぬよう・・・。ご健康をお祈り致します。

まーちゃん:

1年で一番忙しい時期なんですね。お寺にあまり行かない家なので、この時期にお寺にたくさんの人が行くというのを知りませんでした。
自分があまりお寺に行かないと、たくさんの人がお寺に来ると聞いてもにわかには信じ難いんですよね。
最初の頃聞いて一番びっくりしたのが、彼のお寺では大晦日に除夜の鐘を叩きに近所の人とかが来るらしいんですが250~260人来ると聞いてビックリ・・・というより大晦日なんて暗くて寒いのに、そんな大勢人が来るワケない、冗談ばっかりぃ~と思いました。

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寺とは縁もゆかりもなかった女の子がお坊さんと恋をして、お寺に嫁ぐ。このケース、実は最近けっこう多いんです。このコーナーでは実際にお寺に嫁いだ寺嫁(てらよめ)の視点から、恋愛・結婚・出産・子育てなど、お寺での生活について現在進行形で体験レポートしていきます。
みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。