2006年2月14日

いやはや。バレンタインデーですね。うちはお寺なので、だからと言って何も胸踊るようなことはないのですが、これまでの人生、初恋から結婚まで、多少なりともバレンタインの思い出はあります。好きな人に渡したくてドキドキしたこと、渡したいと思える相手さえいなくて白けムードだったこと、友達同士で手作りチョコを交換しようと張り切っていたこと、等々。

で、KAKUとわたしにも、バレンタインの思い出があるんです。

まだ出会ってひと月ほどしかたっていない頃。家が近かったので、ほぼ毎日にように会っていて、その頃にはわたしはすっかり彼のことが大好きになっていました。当時わたしは27歳。そろそろ結婚についても真剣に考え始めるお年頃。そんなときに彼と出会っていたので、出会いからわずかな時期で、既に彼との結婚を意識していました。でも、彼は年下だし、留学から帰ってきたばかりだし、まだまだ結婚なんて考えられないんだろうなぁ、とも感じていました。というかまだつきあってもいなくて、完全にわたしだけが舞い上がっていたわけなんですけどね。

で、まずは彼に、わたしを女性として意識してもらうところからスタートさせようと考えました。方法はいろいろ考えたんですよ。ちょっときれいな格好してみようかなとか、恋愛系の話題をふってみようかなとか、酔っぱらったふりして甘えてみようかなとか、まぁいろいろと。

でも、ときは2月。バレンタインデーも間近です。いわゆる駆け引きはあまり得意じゃない、というか面倒だったのでここは直球でいこうと、とりあえず告白することに決めました。あまり見栄えも良くないけどいちおう手作りチョコと、気持ちを書いたカードを、いつものように二人で飲みに行った帰り道、別れ際に手渡します。そのときは、彼はたぶん義理チョコだと思っていたんじゃないかな。実はバレンタイン当日ではなく少し前だったのと、あまりにも色気なくさらっと渡してしまったので。ところがどっこい、家に帰って中のカードを読んで驚け、です。
さて、いったい彼がどんな反応に出るか・・・部屋に帰って待つこと10分少々。携帯電話が鳴りました。彼からの着信音です。告白した身でありながら、彼はさぞかし驚いたことだろうと、なぜか、してやったりの気分。「よかったらもう一杯飲みに行きませんか?」とのお誘いに、何を言われるのだろうとドキドキしながら近所のバーへ向かいました。

そして、現在に至る、です。
なんて、本当はここからが長~いお話になるわけなんですけどね。恋人としてつきあうまでにもいろんなことがあったし、結婚を決めるまで、結婚が決まってから結婚式を迎えるまで、それぞれに本当にたくさんのことが、思いもよらない事件が次々に起こりました。もちろん結婚してからも大変なことはいっぱいあります。まぁ、それはいつか改めて。
何よりも、あの状況でよくいきなり告白に踏み切ったものだと、己の英断に脱帽。

今年のバレンタインは、夫婦合作でチョコレート菓子をつくりました。

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コメント (6)

こんばんは。たびたびお邪魔していますm(_ _)m

バレンタイン、確かに関係なさそうなんですけど私は毎年(といっても2回目)チョコケーキ作ってますvv
でも「モントン」(材料そろっていて楽なので)使っちゃいました。手抜きですね(汗)
旦那は何でも作ったものを喜んでくれるので助かります。チョコレート、うまくデコレーションできなくて・・・もっと綺麗に出来ないかな~と思うのですが。

来年こそ思い通りに作りたいです。

☆machikoちゃん:

主人は私の事を「押しかけ女房だ」とよく人に言いますよ。

私はそう思ってはいないんだけれど、でも好きになってモーションを起こしたのは私の方からだからね。

幸せは待っていても来ません!
自分でつかみましょう!

かな?(笑)

みちこ:

>井上さま
こんにちは。
「モントン」て、わたし存じませんでした。日本初上陸のドルチェか!?と思って思わず検索してしまいました(^^;)。
手作りキットなんですね!子供が生まれたら一緒に作ってみたいなぁ。チョコレートって色に高級感があるので、デコレーションがシンプルでもそれなりに見栄えがしますよね。これガショートケーキとかだと、センスが問われるところなんですけど。

>☆machikoちゃんさま
こんにちは。コメントありがとうとございます!
よく「女は二番目に好きな相手と結婚するのがいい」なんて言われますけど、わたしは自分から好きになった相手と結婚して本当によかったなぁ、って思っています。まだまだ新米主婦ですけどね。
家族みんなが幸せでいられるように頑張りまーす。
これからも彼岸寺をよろしくお願いします!

こんにちは!
う~ん、いろいろ考えているのですね。こと恋愛に関しては、女性の方が優秀なマーケッターですね。
私は自分マーケティングが苦手なので、勉強になります(メモメモ)

kyou:

久しぶりのコメントです☆
バレンタイン、彼と楽しく過ごせました(いつも通り夕方から終電まで・・・)

もうすぐ、お彼岸ですね・・・複雑な気持ちです。門徒の方はきっとおまいりを待っていらっしゃるんですよね・・・でも、彼の仕事は増えます。もちろん、私はほっておかれます・・・汗

みちこ:

>はるぽんさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
そう、恋愛時代はいろいろと策略を凝らしました(笑)。
でも、百人一首に「遇ひ見ての後の心にくらぶれば  昔はものを思はざりけり」という歌があるのをご存知ですか?片思いの頃の悩みなど、心が通い合った後の苦労に比べれば、あってないようなものだ、という意味なのですが、実際に結婚して一緒に暮らすようになってからのほうが、楽しいこともつらいことも、内容が濃くてドラマチック。小手先ではごまかしきれないことが多くて大変(楽しい)です。
これからも彼岸寺をよろしくお願いします。

>kyouさま
こんにちは。たしかにお盆やお彼岸の間は、いつもはのんびりしているお坊さん方も急に忙しくなりますよね。でも、そうやっていろんな人に頼りにされ、待ってもらっている彼というのも、ちょっとカッコよく思えません?
まぁ、どんなに忙しくなって会えなくても、期限のあることですから、ひとつ大らかにかまえていてあげてくださいな。

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みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。