« 2005年9月 | メイン | 2005年12月 »
日々暮らしていて感じること。どうやら彼とわたしでは、ご本尊に対して抱いている思いが違うようです。 実はわたしは、ご本尊が家族の一員であるような印象を持っているのです。 うちの寺の本堂は3階にあるので、わたしの中では「いつも3階にいる人」という感覚なのです。おばあちゃんは2階で寝たきり、ご本尊は3階で立ってる、という感じ。ですから、毎日のお参りも、拝むというよりは顔を見せに行く感覚ですし、外出するときには「行ってきます、ただいま」という気持ちで本堂に寄ります。両手がふさがって合掌できないときは、せめてニコッと笑いかけていくようにしています。4月8日の花まつり(お釈迦様の誕生を祝う日・ご本尊はお釈迦様ではないのですが・・・)には、本堂でハッピーバースデーを歌ってみたりもしました。どうしたって人の形に惑わされるし、ご本尊のあのポーズ、手をあげて「やぁ!」と話しかけているような格好が、とても親しみやすく感じてしまうのです。
先日、わたしたちは結婚記念日を迎えました。 記念日のお祝いに、披露宴をしたレストランでディナーを予約していました。 さて、記念日の夜。いつもよりお洒落をして出かけます。いつもは作務衣で過ごしている彼も、この日ばかりはスーツにネクタイ、びしっとキメて男前です。 向かうは、日比谷公園が目の前、その向こうにはオフィス街の夜景も煌めくレストラン・アラスカ。 ところで、レストランウェディングも珍しくなくなったきたこの頃ですが、わたしたち夫婦が、数あるレストランの中からどうしてここを大切な一日の舞台に選んだのか、今日はそんなエピソードをご紹介したいと思います。