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2004年12月 アーカイブ

2004年12月24日

::::::::寺継ぎ坊主より::::::::

21日は冬至ということで、我が家ではかぼちゃを食べてゆず湯にはいるという昔からの風習を守っています 。ところが私、かぼちゃが一番嫌いな食べ物なんです。

でも、何でかぼちゃを食べないといけないんでしょうか?調べてみると、「冬至にかぼちゃを食べると厄除 けになる、病気にならない」と書いてあります。つまり厄除けのおまじないだったわけです。こうなると浄 土真宗の坊主としてはもちろん異議を唱えなくてはいけません。

「浄土真宗では日の吉凶を気にしたり、占いや厄除けなどは決していたしません!冬至にかぼちゃを食べる と厄除けになる、病気にならないなんて信じてはいけない!冬至にわざわざかぼちゃを食べるなんてことに こだわってはいけない!」そう心の中で叫びました。

まぁ、家族の目が痛いので食べましたけどね。


::::::::寺入り娘より::::::::

わたしの実家では行っていなかった習慣ですが、昨日は冬至のかぼちゃとゆず湯を体験しました。悲しいかな彼はかぼちゃが大の大嫌いなので、毎年この日には非常に苦しい思いをするそうです。

そんな彼が言うには、浄土真宗的には、そういった縁起を担ぐような習慣はよろしくないそうで。

けれども、それならば「縁起を担がないように、冬至にはかぼちゃを食べてはいけない!」といういいわけも通用しないわけで、ほんの一切れですが、彼にもきちんと召し上がっていただきました。

そんな調子で厳密にいけば、ご本尊も拝めないしお墓も守れないし、「明日は日が良いので伺います」と言って結婚祝いを持ってきて下さった方々にお説教しないといけないですし。何より、義母が張り切って作ってくれた料理を願い下げるなんてことは、百年たってもできそうにありません。

教義に厳格であるより家庭不和を嫌ったわたしは、まだまだ未熟者ということでしょうか。。。

寺とは縁もゆかりもなかった女の子がお坊さんと恋をして、お寺に嫁ぐ。このケース、実は最近けっこう多いんです。このコーナーでは実際にお寺に嫁いだ寺嫁(てらよめ)の視点から、恋愛・結婚・出産・子育てなど、お寺での生活について現在進行形で体験レポートしていきます。
みちこ
ふつうのOLから思いがけず浅草のお寺に嫁ぐ。子どもと旦那(お坊さん)の世話に追われながらお寺を切り盛りする忙しい日々。