2009年5月13日

都電荒川線の早稲田~王子間を、一日乗車券を使って途中下車してきた今回のお寺デート。いよいよ最終回です。(これまでの回を読む→第1回番外編第2回第3回


とげぬき地蔵的カルチャーに触れる。

さて、巣鴨地蔵通り商店街をてくてく散歩しながら楽しんだわたしたちはとげぬき地蔵(高岩寺)にお参りすることにしました。

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こちらは曹洞宗のお寺で、1596年に江戸湯島に建てられ、ここ巣鴨には1981年に移転したといいます。

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意外!オレらが生まれた頃なんだ

   
本尊様は、「とげぬき地蔵」というだけあって延命地蔵菩薩。実は我が寺の本尊様もおんなじなのです。巣鴨がお年寄りに人気のワケは、こんなところにもあるのでしょうね。

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すごい人だねー

   
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想像よりもこぢんまりとした境内。しかし出店や出し物をしている人などがたくさんいて、大賑わいです。

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ねえ、すごい行列ができてるよ!

   
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ほんとうだ、本堂向かって左手あたりに、順番待ちをしている人たちの列がくねくね。行列の先には・・・なるほど!おなじみ、洗い観音さまです。

こちらの観音さまは、水をかけて布でこすると自分の悪いところが治るという言い伝えがあるのです。以前はたわしでこすってもOKだったそうですが、それだとお体が削れてすぐに傷んでしまうため、今は タオルのみarakawa15-3.jpg

わたしたちも並んでみることにしました。すると突然、横から 「痛いところないですか?」 と聞かれてビックリ。なんと○ップエレキバン的なものを売っているお店のおじさんなのです。洗い観音に並ぶ人はどこかが痛いはず、つまり商品のターゲットどんぴしゃというわけか。
   
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よっ!商売上手!

   
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江戸時代からの桜の名所、飛鳥山!


さて、とげぬき地蔵を後にしたわたしたちは、再び都電荒川線に乗るべく、ひと駅先の新庚申塚までとぼとぼ白山通りを歩きます。

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一本通りが違うだけで、こっちはがらんとした大通り。

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もう一回商店街を歩けばよかったかしら・・・

   
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・・・いや、こっちを選んで間違ってない・・・はず。
あ、だってほら!

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コンクリからにょっきと背を伸ばす筍たち。こんなところにも春が感じられたし、まあひとまずOKとしますか。

さて、新庚申塚の駅で電車を待っていると、反対側の線路をレトロな車両が通り過ぎて行きました。この他にもスタンダードな車両から、全面広告になっている車両まで、都電荒川線の電車はとってもユニークなのです。

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そして再び電車に揺られること三駅。なんとなく駅名の響きだけに期待して降り立ったのは、飛鳥山駅です。すると降りたらすぐ登場!

飛鳥山公園です。こちらは江戸時代から桜の名所として有名、ということに、着いてから気付いた二人です。遅ッ!

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あー、さすがにもう散っちゃってるね

   
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来るのも遅ッ!

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なにせこの時すでに四月の第二週。満開の時期は逃してしまいましたが、これからは緑が深まり、お散歩にはもってこいのコースです。

公園内ステージは謎のイベントが催されていました。都会の公園で「大漁」ののぼり。とにかくここは、ゆる~く自然派な場所です。

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都電荒川線の旅は想像以上に楽しかったなあ

   
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東京にもほんと、いろんなお寺があるんだね。
まだまだ知らないところ沢山ありそう

   
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そうこうしているうちに、公園の向こう側には今回のぶらり旅のゴール、王子駅が見えてきました。全部で4時間くらいだったけど、一日乗車券を片手に気になる駅で降りてみるこのデートは期待以上の充実度。時には 「お金をつかわず五感をつかう!」 そんなデートをしてみるのも、いいかもしれません。


(おわり)

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お寺といえば京都?奈良?でも関東だって、辺りを見廻せば、ここそこに寺・寺・寺。ならば彼氏を連れて寺の魅力に大接近!そしたら彼氏も寺を好きになるかもしれないし。とかいう野望を抱えつつ、お寺の一人娘が彼氏をつれて寺めぐり!時に爆笑、時にほっこり、写真フンパツ、イラストどかーん、でお伝えする二人のとんでも珍道中!
moco
1982年埼玉生まれ。曹洞宗のお寺の一人っ子。大学卒業後、「寺を手伝う前に一回社会に出る!」と就職。コピーライターを経て、現在は寺へIN。仏教を知りたくて、好きになりたくて、編集・ライターとして彼岸寺にかかわる日々。ついに大学時代からの友人・おさがわなみを引っ張り込み、コラムスタート!
おさがわ なみ
1981年大阪生まれ、神戸・横浜育ち、藤沢在住。就職後、夜間の専門学校に通い、イラストとグラフィックデザインを学ぶ。mocoとは大学時代からの付き合いで、そのせいか、なぜか近頃お寺に縁がある。海を見るのが好き。