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2008年10月 アーカイブ

2008年10月29日

東京都は調布の深大寺へとやってきたわたしたち。にぎやかな門前にあるお蕎麦屋さんで、有名な深大寺そばを食し、いよいよ境内へと突入!

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こちらが山門。 

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意外とちいさい
 

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ほんとだね

 

門をくぐって、先に進むと・・・

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緑がいっぱいの境内!これまでのお寺のように、横にひろ~い感じとは違うけれども、たくさんの植物やらが植えられていて、なんだかアットホームな雰囲気です。

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深大寺は縁結びでも有名なんだよ

  
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そうなんだ!


なんでも、その秘密は深大寺の「縁起絵巻」にあるようで。それはこんなお話です。


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どんな話?(わくわく)

 

いいか若人、よく聞くがよい。

~~昔むかし、福満という男がおったそうな。福満はある豪族の娘と恋に落ちてしまうのじゃ。だけども、娘の両親は二人の関係に猛反対、二人を引き離すために娘を湖に浮かぶちいさな島へと閉じ込めてしまった。そこで困った福満、水の神様である深沙大王へひたすら祈願した。
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すると奇跡が起こったのじゃ!霊亀があらわれて、福満を娘のもとへと連れて行ってくれた。そんな不思議な出来事が起きて、さすがに両親もびっくり、二人の仲を許すことにした。二人は一緒になり、その間に生まれたのが満功上人。彼は父親から「深沙大王を祀ってくれ」と頼まれて、よしそれならばと出家をして、733年にお寺を建てた。それが深大寺というわけなのじゃよ。


(※調布市観光協会のHPを参考にさせてもらいました)


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おお~そうなんだ。
しかしmocoちゃん、なりきったね

 

って何に?という感じですけれども。そんな縁起があるから、調布市ではこのような企画をやってたりするのですねえ。カップルでの参拝客が多いのも、そのせいだったりするのでしょうか。
line.jpg話が長くなりました。。お次へどうぞ。

境内を進むと、国重要文化財の鐘楼・梵鐘(左)や、お地蔵さま(右)が。

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調布市観光協会のHPによると、この鐘は、「昭和天皇が摂政時代に深大寺を訪れられ『古いものは大切にするがよい』とおっしゃられ、そのため戦時中にも徴発を免れたといわれて」いるらしいのです。


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うちのお寺は鐘を徴発されたよ

  
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たしかに、mocoちゃんちには鐘楼がない

 
そうなのです、「第二次大戦中には約75,000個の鐘(調布市観光協会HPより)」が集められたといいますから、その時代に鐘を失ったお寺も多いのでは?わたしがまだ小さい頃、うちのお寺では、しばらく鐘なしのお堂だけが残されていたものです。

そして門の正面には常香楼があり、煙がもくもくと立ち込めています。お線香を立ててきました。そしてこういった場所ではおなじみ、多くの人が、自分のからだに煙をかけて健康祈願。


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おまえ(こども)は頭によくかけとかないとな、
はははははははは

  
w.jpgあたしは顔にかけないとねえ、
いやん、もっと美人になっちゃうわ~

  

こういったやりとりを耳にするのも、もはや定番(?)。

そして本堂

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あれ、意外と人が集まってないね

  
入口はガラスばりになっていて、中はほとんどのぞけません。だからなのか、お参りをしたら、他のところへと人が流れて行く模様。

境内には、たくさんの木々や池があり、歩いているだけでも飽きません。ほら、こんな渡り廊下があったりして(左)。さらには、これ!なんじゃもんじゃの木(右)。

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なんじゃもんじゃ!?
 

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そうそう。ヘンテコな名前でしょ?

    
でも、「なんじゃもんじゃ」というのは愛称みたいなもので、正式にはヒトツバタゴの木なんですって。珍しい種類の木を通称「なんじゃもんじゃの木」と呼ぶらしいです。知りませんでした。春には白いきれいな花を咲かせるそうですよ。

   
line.jpg秋晴れの空のもと景色を眺めながらのんびり歩いていると、見えてくるのが元三大師堂

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おっ、けっこう人がいる
  

にぎやかな雰囲気に誘われるようにして、お参り、お参り。こちらには、幕末~明治期の日本画家・河鍋暁斎が描いた天井画があるそうで、日本画が好きなわたしはドキドキ。そして本堂に近づいて中をのぞくと、堂内では今まさに護摩行がスタートしようとしているではないか!

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こ、この光景、どこかで見たような・・・

  
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あ、深川不動尊!
  

そうです、はじめての護摩行を見させていただいた、深川不動尊でのエキサイティングな体験。それをここでも味わうことができました。でも堂内は人でいっぱいなので、残念ながら天井画はまた今度・・・。ドンドコドンドコなる太鼓の音を聞きながら、やっぱり護摩行はアツいなあ、と話しながら、元三大師堂を後にしました。

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ちなみに、お堂の脇には、賓頭廬尊者(びんずるそんじゃ)・通称おびんずるさんが。賓頭廬尊者は十六羅漢の一人で、神通力に優れたという仏様の弟子。「なでぼとけ」と呼ばれていることからも、みなさん「病気平癒」を願ってなでなでしておりました。

そして先に進もうとしたそのとき・・・

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あっ!

  
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ビックリした!なんだよう?
  

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あ。

  
寺には猫。

これはどこでも共通のようですね。脇をたくさんの人が通っても、ちっとも動じず眠り続ける猫ちゃん。寺猫は図太くないと生きてゆけないようです。


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最後に釈迦堂

白鳳仏(これも国重要文化財)を安置するためにつくられたお堂です。ガラスばりの奥には、ほのぼのとした、まるっこい仏像が。なんだかとっても人がよさそうなお顔立ち。人がよさそうなんて、仏様をつかまえてなんですけども。。


   
さて、一通り境内をまわり終えたわたしたちは、参道をふらふらと散歩してみることにしました。


(つづく)

※次回は来週11月5日(水)の更新です。お楽しみに!
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★寺娘のつぶやき

moco.jpg深大寺の境内、こぢんまりとしているのかと思いきや、想像以上に充実していました。ちなみに、11月9日には参道にて「青空へそ市」が開催されるようです。より賑わうだろう深大寺に、ぜひ立ち寄ってみてください!

2008年10月22日

カラッとした空がなんとも気持ちがいい秋の日、わたしたちはここ、東京都は調布へとやってきました。そう、今回は、深大寺へと繰り出すのですから!

ここは、ほとんど来たことがない街だったのですが、調布駅をおりると、パルコやらなにやらのビルが並び、人もとっても多い模様。

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けっこう賑わってるねー
  

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深大寺や植物園に行く人が多いみたい  



休日ということもあるのかもしれないけど、深大寺は観光地としてのトピックスも多く、カップルや家族づれやお年寄りと、いろいろな世代の人たちで溢れかえっています。

さて、調布駅についてからはバスを利用します。でもロータリーにはさまざまなバス停があって、どれがどれだか・・・。交番の入口に立っていたおまわりさんに聞いて、「深大寺ならあそこだよ~」と教えてもらい、わたしたちはバス停へと急ぎます。するとどうでしょう!けっこうな列!

それでも乗り込み、近くに座っていた大学生らしきカップルの 「ピクニックなんてはじめてだね。どきどき♪」 というような会話を聞いて、かわいいなーとか思いつつ、バスに揺られること約15分。

深大寺前に到着!

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けっこう混んでるんだね

  

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オレたちが最近まわったとこに比べたらかなりの人出!

   
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たしかにそうだ・・・最近は渋いとこが多かったから

  
過去のあんなとここんなとこがあたまを巡ります。ぐるぐる。

そしていよいよ参道にまわると・・・

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おお!なんか門前っぽい!  


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これは散歩したら楽しそう。
食べ物屋さんがたくさんあるよ

   
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ほんとだー!


食べ物屋さんの登場で、一気にテンションが上がるふたり。でもそれだけじゃなくて、たくさんの緑をお日様がらんらんと照らして葉っぱがきらきらしてるから、 なんか今日はいいことありそう! って気分になるのです。って、こんなわたしでも、そんな 乙女チック な気になるのだから不思議です。

とか思ってたら、いきなり鬼太郎茶屋。水木しげる第二の故郷である調布に、しかも自然いっぱいの深大寺付近に、水木ワールドを再現してみました、という茶屋らしい。子供たち大喜び。
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おなかすいたね~  

  

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うん。それにしても、ここらへんは蕎麦屋さんが多いね


  
そうなのです。深大寺は深大寺そばが有名。お昼には絶対お蕎麦!と決めてきたのですが、なにせ、参道沿いをはじめとするお寺のまわりの道には、蕎麦屋・蕎麦屋・蕎麦屋、と蕎麦屋ばかり!なんでこんなに蕎麦を押すのよ!迷っちゃうじゃない!と調べてみれば、ぜんぶで25軒ほどあるというではないの。

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なぜかといえば、昔ここらへん一帯は米の生産には向かない土地だったため、かわりに蕎麦をつくってお寺に納めていたそうで。その蕎麦がおいしいと気に入った、上野寛永寺(深大寺の総本山)の門主が、口コミで広めたことにより、今のように有名になったそうなのです。いやはやすごい。江戸時代の口コミは、平成のそれより絶大な効果を生んだことでしょう。

※お蕎麦屋さんマップはこちらのサイトでチェックできます
line.jpgそして、たくさん立ち並ぶ店のなかで、わたしたちが選んだのはここ!その名も「門前」さんです。山門の一番近くにあって、にぎわっているお店。こちらで蕎麦をいただくことにしました。お昼どきなのでけっこうな列ができてました。

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まずは!というので、いきなりですが、地ビールを注文(下左)。

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おお、なんか独特の味

   
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ぷはーっ!

  
それから来ました、蕎麦(上右)。とろろ御膳に天ぷらを注文。さっそくいただきまーす。

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おわっ  

  
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どうしたの!?

  

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こっ、これは・・・
おいしー!!!!!
  

  

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またまた大げさな・・・おっ、おいしー!!!!!

   
さすが深大寺そば。コシがあってつるつるしてて、とっても美味。この、蕎麦のうまさを表現するのに「コシがある」とか「甘みがある」とかよく言うけれど、そういうボキャブラリーしかないのってとても不便だと思われる。それくらい「おいしーなー」と感じられたお蕎麦。ごちそうさまでした。
line.jpg店を出るとすぐに山門。
しかしパッと左手をみれば、こーんな賑わいを見せている参道が続いています。

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「あとで行ってみようね」と話しながら、正面を向けば、目の前が山門です。

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深大寺、一体どんなところなんでしょう。

ということで、境内の紹介は次回から。って!今回はお蕎麦しかお伝えできてないですね・・・。まあ、それもご愛嬌。境内もかなり素敵なのですから、次回をお楽しみに!


(つづく)

※次回は来週10月29日(水)の更新です!
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★寺娘のつぶやき

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食欲の秋ですねえ。なぜ秋になるとこんなにもお腹がすくのか…。ということで、食べ物先行型で出かける場所を決めるのも、なかなかオツなものです。お蕎麦をいただきに深大寺、いかがですか?


そばごちそう 門前
●住所:東京都調布市深大寺元町5-13-5
●TEL: 042-487-1815
●FAX :042-480-2234
●営業時間:10:00~17:00
●定休日:月曜
●交通:
・京王線「つつじヶ丘駅」より「深大寺」行きバスで約12分
・京王線「調布駅」より「深大寺方面」行きバスで約15分
・JR「吉祥寺駅」より「深大寺」行きバスで約25分
・JR「三鷹駅」より「調布」行きバスで約20分

2008年10月15日


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覚王山の街をめぐる、3時間コース!


   
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●名古屋市営地下鉄
東山線「覚王山駅」

↓ 徒歩5分

千躰地蔵堂

↓ 徒歩すぐ

日泰寺(30分)

↓ 徒歩5分
4-2-13.jpg「放生池」の碑

↓ 徒歩すぐ

日泰寺舎利殿(15分)

↓ 徒歩10分

鉈薬師(10分)

↓ 徒歩3分
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「庭園ギャラリー いち倫」で休憩

↓ ふたたび参道をぶらぶらしつつ・・・(約15分)

●名古屋市営地下鉄東山線「覚王山駅」

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★訪れた場所を地図でみるならここをクリック


■日泰寺
●交通
名古屋市営地下鉄東山線「覚王山駅」より徒歩約10分
●拝観料:無料
●開門時間:5:00~17:00
●住所:愛知県名古屋市千種区法王町1-1
●TEL:052-751-2121
●駐車場:周辺にあり
覚王山商店街のHPにてご確認いただけます。

2008年10月15日

日泰寺を出たわたしたちは、境内のまわりをぐるりとまわって、舎利殿を見に行くことにしました。この舎利殿という場所に、仏舎利があるらしいのですね~。

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仏舎利が収められているなんて、どんな場所なんだろ!?

と、境内とは少し離れたところにある舎利殿へ向かい歩き出すと、そこまでの道ぞいには、たくさんのお地蔵様が並んでいます。四国八十八箇所のお堂がずらりと軒を連ねており、そこにお地蔵様がどどっと、ほんとうにもう、どどっといらっしゃる。


転がってるのもあったりして…

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なんか怖いよ・・・

  
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たしかに、ちょっとさびれた雰囲気・・・


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ねえ!鯖大師だって!!

 
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わかったわかった、写真撮っとくよ

  

相方は海産物に目がないのです。

そしてそして、どーん!

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十二支の守り本尊を意味するお地蔵様が全員集合していたり。お地蔵様のオンパレード。しかしどの方も、かわいらしく、ド派手な前掛けをつけていらっしゃるのです。誰かが定期的につけかえたりしているのかな?

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実はわたしのお寺も「地蔵院」とつくだけあって、境内にはお地蔵様が何体もいらっしゃるのですが、いつもお盆の時期になると、どなたかが前掛けを一新してくださるのです。ほんとうはお寺の者がかえなければいけないところを、いつもどなたかが!あなたはだれなの!それが我が寺・七不思議のひとつなのでした。

そんなある日、わたしが境内を掃除していると、自転車がとめてあり、前かごをのぞくと(のぞくな!)赤い前掛けが入っているではありませんか!さっそく母とお墓を捜索し、お参り中の檀家さんを発見。「あの、もしかして・・・」と話しかけると、正体がバレてしまったことをちょっと恥ずかしがりつつ、「はいそうです」と頷いてくださいました。聞けば、奥様が生地を縫って、旦那さんがいつも替えにきてくださっているとか。ほんとう、有難いお話です。


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ええ話やなあ(涙)

  
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だよねえ、ほんと


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なーんて、日本昔話的なエピソードも思い出しつつ、目的地は舎利殿、舎利殿。

交差点付近には「放生池」の碑が。しかしここらへんには池らしきものなど一切なし!砂利の広場があるだけです。ここは昔、池だったそうなのです。

そしてつきました、日泰寺舎利殿

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奥に進むと、これ以上は立ち入り禁止の場所があり、この奥に仏舎利が安置されているのだとか。↓この奥です。


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どんな風に収められているんだろ・・・

  
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な、謎めいている
  


遺骨を納めた奉安塔はこの奥にあり、普段は非公開ですが、年に数回の行事の際には御開帳になるそうですよ。
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舎利殿を出たわたしたちは、またお寺のまわりを散歩することにしました。

お寺付近にはまだまだお堂が並んでいます(左)。この、にょっきと生えてる建物は給水塔(右)。昭和初期に建てられて、いまは春分の日と8月8日のみ公開されているようです。

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さて、わたしたちが次に向かうのは、鉈薬師
円空が鉈一本で掘ったとされる、数々の仏像が置かれているそうなのですが・・・ここ!

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なんだあの怪しげな像は!


入口にある、ちょっと中国的な石像が興味をそそります。石造り文人像というそうです。

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奥に進めば、木々に囲まれた独特な感じのお庭が広がっています。残念ながら、円空仏を拝めるのは毎月21日だけ。雰囲気だけ味わって、今日のところはさようなら。

ふたたびずっと歩いてきた通りに戻ると、こんな看板を発見。

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「庭園ギャラリー いち倫」さん。

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草もち食べたい


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ナニナニ、“庭園ぎゃらりぃ”?
へえ!入ってみよう


そう、わたしたち、お昼時にもかかわらず、ひたすら歩いて何も食べていなかったものですからもう限界。ごはんじゃなくてもよいから、一休みすること決定。そんなノリで入ったというのに・・・

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おお!


期待以上に素敵なカフェ。こぢんまりとしたお庭ながらも、手入れがされていて、なにより雰囲気がある!店内へ入れば、そこはちょっとしたギャラリースペース。手作り感あふれる小物たちがたくさん置いてありました。お店の中も、古き良き日本家屋といった風情で、かなりなごみます。

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こんな家に住みたいなあ。手入れが大変そうだけど

   
で、草もち。やさしい味でとってもおいしい。トレーの上には一輪ざしの花も飾られていたりして、細かいところまで素敵なカフェでした。


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うまっ


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は~おなかが落ち着いた


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何言ってるの?次はごはんを食べにいくんだよ

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はっ!そうだったのか!草もちはちょっとした小休止。その後、すぐに昼御飯を食べに行く算段だったのですねえ。で、日泰寺の参道に戻って、入ることにしたのはここ!「えいこく屋」さん。だって、通りまでいい香りが漂っているんですもの。


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ん!んまい!


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これは鉄板だなあ
わたし、いちばん好きな食べ物ってカレーかも


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うそ!?そんな好きだったっけ?


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いや、今思いついたから言っただけ


草もちで膨れたはずのおなかはどこへやら。ガツガツとカレーと巨大ナンを完食したわたしたたちなのでした。みなさんもぜひここへお立ち寄りくださいな。なんだか食べてばっかり・・・。

さてさてこれにて、お寺デート番外編は終了。来週からは元の通り、四回完結型での再スタートです。これからも、もし、ちょっと立ち寄った場所でおもしろいお寺があったら、番外編としてお伝えしていきたいと思います。みなさんからの情報もお待ちしていますよ。それではまた!


(完)

※次回は来週10月22日(水)の更新です。
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★寺娘のつぶやき

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あとから二人で食べたものなんかを見返してみると、なんだかやっぱり、食いしん坊な二人ですねえ。次にご紹介する“あのお寺”も、“ある食べ物”が有名な所。すごくいい場所だったので、早くみなさんにご紹介したいなあ。次回をお楽しみに!


■庭園ギャラリー いち倫 (いちりん)
●住所:愛知県名古屋市千種区西山元町1-58
●TEL: 052-751-1953
●営業時間:10:00~17:00(L.O)
●定休日:月曜・火曜・祝日(毎月21日は営業)
●交通:名古屋市営地下鉄東山線「覚王山駅」より徒歩約10分


えいこく屋
●住所:名古屋市千種区山門町2-58
●TEL:052-763-2788
●営業時間:8:00~22:00(L.O21:30)
●定休日:毎週火曜日
●交通:名古屋市営地下鉄東山線「覚王山駅」より徒歩約5分

2008年10月 8日

窓の外にはすっかり秋風、な日が続いておりますが、みなさんお風邪など召してはいないでしょうか?そんな涼しげな日がおそらく最初に到来した週末、わたしたちが降り立ったのは、ここ!

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ようこそ!オレのホームタウンへ!


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・・・・・・


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・・・あれ?


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ホームタウンじゃなくて、単に勤務地なのでは?


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そ、そうともいえる・・・


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そうです、なんとこれまで、しれっと関東の人間のように寺めぐりを共にしてきた彼は現在、愛知県にて仕事をしているのであります。

今日はわたしが遊びに来たので、せっかくならば愛知のお寺を!ネットは世界発信だというのにわたし都合で関東のお寺ばかりじゃ読んでくださる方にわるいもんね!と今回、愛知県は名古屋市、覚王山日泰寺へとやってきた。


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ここはどんなお寺なの?


わたしも名古屋のお寺といってもパッとは思いつかず、いろいろ調べてみたところ、日泰寺はなんと日本で唯一の超宗派寺院(彼岸寺で紹介するのにぴったりじゃない?)、さらにタイから贈られたという仏舎利(お釈迦様の遺骨)を安置するために建てられたお寺ということが判明、一度お参りしてみようと、こちらのお寺に決めたのでした。


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超宗派!?そしたら住職さんはいないのか?


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各宗派の官長さんが順々に担当しているらしいよ


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へー、珍しい話だね


そうそう、一度どんな雰囲気なのか見てみたいよね、とネットで見てみたら、この辺の商店街のHPがあってすごくかわいらしく街が紹介されてて、雰囲気からして参道は人で沢山のはず・・・と思ったら、
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あれ?


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あれ?mocoちゃんけっこう静かだよ


そう、意外にも「参道」というより閑静な街並みが広がっているではありませんか。でも先に進んでみないとわからないよ、とわたしたちは歩きます。すると、

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(左)こんな陶芸品を扱うお店や、オシャレなカフェがあらわれて、若者が集う街?と思ったら、
(右)こーんなレトロな旅館があったりして、新旧入り乱れる通り、という印象。

しかし参道を進めばやはり門前町、石材店があらわれて店先にはさまざまな墓石がずらり。

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キティちゃんかー。これはまだわかるけど、しかし招き猫って!生粋の商人だったじいちゃんにはぜひ招き猫の墓石を、みたいな感じなのか。それとも「石材店=お墓関係」というのはわたしの思い込みで、どこかに建てる石像も取り扱ってます、ということなのか。は、果たして・・・


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mocoちゃん!

 
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はっ、はい  


shibu.jpgそのボーッとしてる時の顔、コワイんですけど

すみませんでした、とかなんとか謝っているうちに、脇道にこのような仏像やお地蔵様がちらほら。


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そして千躰地蔵堂というお堂を発見したので、近づいてのぞいてみることに。


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おお!


中を覗かせてもらうと、お堂の中にはたっくさんのお地蔵さまが。さすが千躰地蔵堂。
そのほかにも、お寺のまわりにはたくさんのお地蔵さまがいて、みんな素敵な前掛けをつけていらっしゃる。

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そしていよいよ見えてきました、日泰寺の山門!

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ここかあ


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ちなみに、日本の「日」とタイの「泰」らしいよ  

 
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覚えやすい


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境内には五重塔(左)すっくと天に向かって伸び、
鐘堂もどどーんとありました。


そして本堂。

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ここのお寺は、1898年、インドにてお釈迦様の仏舎利が発見されたとき、タイ国がそれを譲渡され、さらにタイから世界の仏教国へと一部が分与されたそうで。そのときに、日本も譲り受け、仏舎利を安置するために、宗派の垣根をこえて日泰寺が建てられたというわけなのです。

  
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でもすごく新しい建物に見えるね


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うん、一度戦争で焼失して再建されてるらしいよ


本尊様に手を合わせようと本堂に近づくと、堂内からは読経の声が。しかもけっこうな大人数での大合唱。中を見てみると、お坊さんが三、四十人はいるようで、何かの一斉ご供養だったようです。

本堂には、タイ政府より贈られたという釈迦金銅仏が本尊としてまつられ、また「釈迦牟尼仏」を意味するタイ語の勅額が掲げられたりしていて、日本とタイの仏教が同居しているような不思議な感覚。境内にはタイ皇太子殿下像と、象の銅像もあります。

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なんだか独特の雰囲気だね

  
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今日はすいてるけど、縁日の日はもっとにぎやかなんだろうね
(縁日は毎月21日だそうです)


そろそろお寺のまわりを見てみようか、ということで、境内を出て、周辺を散策してみることにしました。さてさて、お釈迦様のご遺骨が安置されているという「舎利殿」はどこかな?わたしたちはドキドキしながら歩き始めました。


(後半につづく)

※次回は来週10月15日(水)の更新です!

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★寺娘のつぶやき

moco.jpgこの日泰寺のある「覚王山駅」は、名古屋駅より電車一本で15分ほど。近くに出かけた際にフラリとお散歩、というのにピッタリの立地です。次回は周辺の街並みや素敵なお店をご紹介します。お楽しみに!

お寺といえば京都?奈良?でも関東だって、辺りを見廻せば、ここそこに寺・寺・寺。ならば彼氏を連れて寺の魅力に大接近!そしたら彼氏も寺を好きになるかもしれないし。とかいう野望を抱えつつ、お寺の一人娘が彼氏をつれて寺めぐり!時に爆笑、時にほっこり、写真フンパツ、イラストどかーん、でお伝えする二人のとんでも珍道中!
moco
1982年埼玉生まれ。曹洞宗のお寺の一人っ子。大学卒業後、「寺を手伝う前に一回社会に出る!」と就職。コピーライターを経て、現在は寺へIN。仏教を知りたくて、好きになりたくて、編集・ライターとして彼岸寺にかかわる日々。ついに大学時代からの友人・おさがわなみを引っ張り込み、コラムスタート!
おさがわ なみ
1981年大阪生まれ、神戸・横浜育ち、藤沢在住。就職後、夜間の専門学校に通い、イラストとグラフィックデザインを学ぶ。mocoとは大学時代からの付き合いで、そのせいか、なぜか近頃お寺に縁がある。海を見るのが好き。