2008年9月24日

深川をゆるゆるのんびり回ってきたわたしたちは、深川閻魔堂へとやってきました。
ここで噂の閻魔さまと、いよいよ対面です。

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おお!なんか現代的だなあ


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ほんと、庭が都会の学校の校庭みたいだ


そして説明書きには、、閻魔さまはお地蔵さまがわるい心をもった民を戒めるために、おそろしい裁判官へと姿を変えられたもの、という説明が。ブルブル。

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どんな閻魔さまが登場するんだろう。こわそー


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きっとこわいよ~
厳しく欲望を戒められちゃうよ


そしていよいよご対面。 どーーん!

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おおっ


こちらの閻魔さま。大きいだけではありません。なんと!日本ではじめて、お賽銭を投入すると説法が聞けるという、ハイテク閻魔さまなのです。手前には、家内安全や恋愛成就、夫婦円満といったさまざまなテーマのお賽銭入れがあるので、自分のお願いしたいところへとお賽銭を投げ入れます。

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な、なんだこれは!mocoちゃんどれかに入れてみよう


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じゃあ恋愛成就で


「チャリーン」


すると、どこからともなく・・・なんてことはなく、しっかりと堂内から野太い声が!でも、閻魔さまの見た目からいって、きっとしゃがれ声なんだろうと思っていたら、意外にもアナウンサー的な声でショート説法のスタートです。

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なになに、「小さいことからひとつひとつ」かあ


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あんな顔してけっこうマトモなこと言うんだな


閻魔さまに向かって「あんな顔」とは!どんな戒めが与えられても知らないぞ。でも確かにギャップあるかも・・・。

とはいえ、閻魔さまは、日本では地蔵菩薩と同じ存在とされているらしい。そんな道を説く存在ですから、きわめてまっとうなお言葉をいただくことができたのですね。勉強になりました。ありがたやー。
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閻魔堂を出て、フラフラと地図をみながら歩いていると、ここら辺一帯にはお寺が多いことが判明。のぞいてみることにしました。

で、霊巌寺

こちらは寛政の改革で知られる、松平定信の墓があるところ。さらには江戸六地蔵のひとつ、銅像地蔵菩薩坐像も。享保二年に建てられたものらしいのですが・・・

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で、でかっ


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な、なんか、ムッチムチだね


そう、全体的にむっちりしていて、迫力のあるお地蔵様。道端にひょろっとした感じで立っているのを想像していると、全然違うから新鮮でした。

そして霊巌寺からすぐ、こんなところも発見。

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出世不動尊です。


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お参りしたら?


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う、うん・・・(それはもっと出世しろということ?)


出世したい方、もしくは相手にもっと出世してもらいたい方にはオススメです。
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夕方間近、わたしたちはデートの最後に、清澄庭園を散歩して帰ることにしました。

ここは広くて池やら緑やらはもちろん、お庭のつくりがとても美しい日本庭園。昔、紀伊國屋文左衛門の邸宅があったとされ、その後は三菱財閥の岩崎弥太郎がここを買い取り、整備したという由緒正しき庭園なのでございます。

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わ~あ、気持ちいい!


一日炎天下の中を歩いてきたのは、下町とはいえ東京都。ビルや自動車がたくさん目に入ってきたけれど、ここは都会とは思えない異空間。自然の中にいきなり放り込まれたような感じがします。

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池のまわりや水中には、いろんな種類の鳥や亀や鯉やスッポン(たしかあれはスッポンだったはず、でもそんな危険生物は置いてない?)で賑やか。彼らはしゃべらないけども、賑やか。そう感じられるくらい、たくさん。

風情ある庭園にふさわしく、ここの動物たちも、なんとなく味わい深い。何を物思いにふけっているんでしょうか、このカモさん・・・。

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夕方になってちょうど空気も涼しくなってきたので、のんびり一周を散歩しました。これからの季節は葉っぱも色づいてきたりして、さらに情緒豊かな風景を見られるのでは?


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ねえねえ、次のお寺デートはどこにしよっか?


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うーん、どうしようねえ
・・・じゃあ、とりあえずご飯食べながら考える?


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わーい、そうしよう♪


閻魔さま、こんな欲深い二人でごめんなさい。

(完)


※次回の更新は、一週お休みをいただきまして、
10月8日(水)を予定しています。お楽しみに!
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★寺娘のつぶやき(居酒屋で反省会編)

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かんぱーい!今日はよく歩いたね


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うん。しかし深川不動尊での護摩修行は印象的だったな
mocoちゃん、言っとくけどオレ、太鼓には自信があるよ


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・・・は、はあ(これは何のアピール?)
でも、禅宗ではあんなド派手に太鼓を打つ場面はないかも・・・


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え!?ショック!!
せっかくやる気になったのに


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で、でも太鼓は使うから大丈夫だよ
(何が大丈夫だというんだ、わたし!)


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なんだ~、それを早く言ってよ~

 
そうか、どうしても太鼓を叩きたいんだな・・・。しかし、お坊さんが日常的に式を行なっているところを見られるチャンスなんてなかなかないので、今回の護摩行は、彼にも新鮮だったようです。ちょっとはお坊さんの毎日がイメージできたかな?とこっそりほほ笑むmocoなのでした。

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お寺といえば京都?奈良?でも関東だって、辺りを見廻せば、ここそこに寺・寺・寺。ならば彼氏を連れて寺の魅力に大接近!そしたら彼氏も寺を好きになるかもしれないし。とかいう野望を抱えつつ、お寺の一人娘が彼氏をつれて寺めぐり!時に爆笑、時にほっこり、写真フンパツ、イラストどかーん、でお伝えする二人のとんでも珍道中!
moco
1982年埼玉生まれ。曹洞宗のお寺の一人っ子。大学卒業後、「寺を手伝う前に一回社会に出る!」と就職。コピーライターを経て、現在は寺へIN。仏教を知りたくて、好きになりたくて、編集・ライターとして彼岸寺にかかわる日々。ついに大学時代からの友人・おさがわなみを引っ張り込み、コラムスタート!
おさがわ なみ
1981年大阪生まれ、神戸・横浜育ち、藤沢在住。就職後、夜間の専門学校に通い、イラストとグラフィックデザインを学ぶ。mocoとは大学時代からの付き合いで、そのせいか、なぜか近頃お寺に縁がある。海を見るのが好き。