ほら貝の音色に引き寄せられるように、本堂へと向かったわたしたち。一日五回(縁日のある日は六回)行われる護摩修行を見学させていただくことにしました。
そもそも護摩行って、どういう意味があるの?
わたしもよく知らなかったので調べてみると、御本尊である不動明王の前にて、護摩木(煩悩)を火(不動明王の智慧)の中に入れることで、願いが成就することを祈るという意味があるらしい。
さて、ほら貝の音色に合わせて数人のお坊さんが揃うと、いよいよスタート。こ、これがものすごくワンダフルな光景なのです!
読経にあわせて、お坊さんが鐘のようなものを鳴らしたり、両脇のお坊さんが大きな太鼓をリズミカルに、そして激しく叩き、時には掛けあい、合わさりあい、それらはまるで地響きのように、畳に座るわたしたちの体に響いてきます。そして最初は小さかった護摩の火も、読経の盛り上がりにつれて、いつのまにかメラメラと大きな炎へと変わっているではないか!
す、すごい迫力・・・

パフォーマンスを見てるみたいだね
そしていよいよクライマックス。炎の中へと、次々に護摩木が入れられ、大きな太鼓も二つ同時に鳴りまくり。われを忘れて完全に見入ってしまいました。
二十分ほど(たしか)の護摩行が終わると、わたしたちはしばし茫然。なんだか頭をぶん殴られた気分です。

すごいなあ、真言宗!

うん。なんか感動したもん!
「すいません!」
さて、そろそろ行きましょうか、と立ち上がろうとすると、ひとりの少年がおもむろに叫び、お坊さんの方へと駆け寄ります。
「あのお、なんでえ、仏さまには髪の毛がないんですか?」
か、かわいい。
「それはね、僕たちお坊さんと同じで、・・・うんぬんかんぬん」
わかりやすく説明してあげる一人の若いお坊さん。わかってスッキリしたのか、「ありがとうございます」と頭を下げると、少年はうれしそうにお母さんのもとへと帰って行きました。そのとき、よくよく本堂にいる参拝客たちを見渡すと、子どもとか若い人がけっこう多いことに気づいたわたしたち。

意外だなあ、ギャルみたいな人たちもいるし

ほんとだね
子供も大人もみんなが一同に会する場所って、最近はほとんどないし、そういう意味でもお寺の役割って大きい気がする。わたしもお寺に育って、やっぱり近所のおじいちゃんおばあちゃんから挨拶の仕方とか礼儀を学んだところがあるのです。
※ちなみに護摩行は、毎日5回。
9:00、11:00、13:00、15:00、17:00。
毎月1日、15日、28日の御縁日には夜19:00にもあるそうです。
縁日の日には、永代通りや参道にはたくさんの出店がでるみたいです。
外に出ると、まだまだ暑い・・・。お寺の本堂って、なんでか涼しく感じられるから、より一層日光が強く思えてくる・・・。
あっ!おみくじ引こう

いいよ~でもオレが大吉引いてもひがまないでね

のぞむところだぜ!
勢い勇んでおみくじを引くと・・・

・・・あ
結果、わたしが大吉で、相方は吉でした。はは!どうだ!
ヘコんだからカフェにはいろう
よくわからない理由だけど、たしかに深川不動尊には長いこといたので、とりあえず人情深川ご利益通りぞいのこちらのカフェDidean(ディデアン)さんへ。

こちらは薬膳料理などにこだわったヘルシーレストラン。
飲み物類も、中国茶や果物100%の天然ジュースなど、からだにやさしいメニューがたくさん。わたしたちは、愛玉子(オーギョーチ)のかき氷と桃のジュースをオーダーしました。お参り中のひとやすみにオススメのお店です。
そして次に向かうのは、一度お会いしたいと思っていた謎の閻魔さまがいるお寺。深川不動尊から10分ほど歩きます。
途中には、こーんなレトロな感じの飲み屋街もあったりして。「辰巳新道」と呼ばれる通りらしいのですが、夜にきたら楽しそう。
そしてついたのは!ここ!


うわ!いきなりあらわれたなあ
道沿いにいきなり現れるどぎつい色した一角。深川閻魔堂です。さてさて、どんな閻魔さまと会えるのでしょうか??
(つづく)
※次回は来週9月24日(水)に更新。お楽しみに!
★寺娘のつぶやき

宗派によって儀式などもほんとにいろいろ。今回はそんなことを実感するデートになりました。ちなみに、今回見学させていただいた護摩修行の様子は、
深川不動尊のHPでも映像で見ることができます。かなりの迫力!ぜひともチェックを!
■お招き屋 Didean(ディデアン)
●住所:東京都江東区富岡1-15-3
●TEL:03-3643‐7883
●営業時間:
月/11:30~17:00(L.O.16:30)
火~金/11:30~23:00(L.O.22:00)
土・日・祝/11:30~22:00(L.O.21:00)
●定休日:月曜夜・不定休
●交通:東京メトロ「門前仲町駅」より徒歩すぐ