2008年8月20日

お腹もいっぱいになったところで、
お次はいよいよ鎌倉五山の第一位、建長寺を訪れたわたしたち。

ここは北条時頼によって建てられた、日本最初の禅寺
開山者の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)は、
一時はここで、千人を超える修行僧に指導にあたったそうです。

そんな壮大な物語のあるお寺に着きました。

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総門を通ると見えてくるのが、重要文化財に指定されている三門
ここの下を通ると心がきれいになるように、と楼上には五百羅漢が安置されているとか!

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この上には五百羅漢があるのか!
見てみたいなあ


こちらが仏殿

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こちらで本尊様にごあいさつして先に進み、
方丈(龍王殿)という建物があるので靴を脱いであがり、廊下を歩いていくと・・・

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わーお


そこには素敵なお庭が広がっていて、
廊下にはちょっと休める椅子が置いてあるので、しばらくぼーっと涼むことにしました。

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大覚禅師による作庭・・・ふむふむ


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大覚禅師って、蘭渓道隆のことなのかー


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建長寺の創始者ね


おお、ちゃんと予習してるじゃないか。

お寺をまわると、歴史の勉強にもなります。
昔はよくわからず名前やら出来事やらを覚えていたけれど(←ダメ生徒)、
大人になってからだと、政治や文化の絡みもわかって、おもしろさ百倍。

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さてさて、庭を見渡せる建物から出て、元来た道に戻ると、
あら、蓮の花をいくつか展示してあるところを発見。

寺といえば蓮の花でしょう!というわけで、近づいてみた。

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それぞれ違う種類の蓮なんだー。これはミセススローカムだってさ、おもしろい名前


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げげっ


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蓮の花って、近くで見すぎると、グロテスクなんだなあ


ほんとだ。ちょっと離れて見た方がきれいかも。。

ひと通り境内を見たところで、そろそろ次のお寺に向かおうか、
ということで、自転車の方へ戻ることにしたわたしたち。そのとき・・・


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あっ、イケメンだ!


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どこ!?


食いつきすぎ・・・と呆れられつつも、
指さす方を見れば、颯爽と自転車をこぐ若いお坊さんの姿が。
顔が見えないからイケメンかどうかわからないけど、
あの後ろ姿は間違いないね、と確信を持つわたし。


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そういえば、お坊さんになるには
坊主頭にしないといけないんだった・・・


あれ、少し残念そうな顔してますけど。


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おーい、何を少し落ち込んでるんだよ!


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だって・・・オレ絶対坊主とか似合わないし


moco.jpgんなこたあカンケーない!
長髪を坊主にしたって、スーツを作務衣にしたって、
カッコいい人はカッコいいということだよ


あのお坊さんを見よ!とばかりに、チラリと相方を見るわたし。


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はあ・・・


凝った髪形にして人気の洋服を着ないと、いい男になれないっつーワケではないのだ!はは!

だし、意外と似合うかもよ・・・?

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時は待ってくれない、次行くぞ!と豪快に繰り出したのは、
ちょっと距離が離れたところにある鎌倉五山第四位のお寺、浄妙寺
20分ほど自転車をこぐことになるけれど、色々と楽しめるお寺の予感がするのだなあ。


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どういうこと?


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まあまあ、行ってからのお楽しみ。

ちなみに、レンタルした自転車には、カゴ部分にこういう広告がくっついている。

自転車を借りた人はもれなく街全体を走るから、けっこうな宣伝になるというわけか。鎌倉ビジネスの一端を垣間見たぜ!


ふたたび鎌倉駅方面へ自転車を走らせ、鶴岡八幡宮を横切り、金沢街道へ突入。
少しだけ狭い道路なので横切る車に怯えつつ、地元の人はスイスイ道を進んでいくのに
感心しながら自転車をこぐこと20分弱。ついに、浄妙寺に到着!

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このお寺には「ある場所」があると言うのだが、実際はひっそりとした佇まいをしたお寺。
ほんとうに「ある場所」なんてあるのか!?

とりあえず拝観料を払おうと門をくぐるけれど、人の気配がありません。
どうやって拝観料払えばいいのかなと思っていると・・・

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ニャーーーーーオ


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わっ


振り返ると、そこには一匹の猫が。


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ニャッ!(よく受付を見なさいって)


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あ、mocoちゃん、
ここにお金を入れるように書いてあるよ!


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ニャー(そうそう、そういうこと)


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ほんとだ、
こいつが受付係なのかもね


だいぶこなれている感じ。触っても逃げないし、かなり営業上手な猫ちゃんだ。ほんわか気分で受付をすませ、中をまわります。


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こちらが本堂。
お庭もキレイに手入れされています。

しかし問題は「あの場所」なのだ!とばかりに先を急ぎ、茶屋を過ぎてしばらく緑に囲まれた道を歩いていると、看板を発見!

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おおっ!


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そう、このお寺にはカフェがあるのです。

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お茶したーい


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賛成!


何者かに急かされるかのように、
(それは寺の閉門時間でありレンタサイクルの返却時間なのだが)
走り続けてきたわたしたちは、ここでしばしの休憩をとることにしました。


(つづく)

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★寺娘のつぶやき

moco.jpg 建長寺は、あの「けんちん汁」の発祥の地でもあるそうです。わたしたちは今回行けなかったけれど、お寺近くには、けんちん汁が有名なお食事処もあるそうで。ぜひぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

さあ、鎌倉五山ツアーもいよいよ最後、第四回は来週8月27日(水)の更新です!

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お寺といえば京都?奈良?でも関東だって、辺りを見廻せば、ここそこに寺・寺・寺。ならば彼氏を連れて寺の魅力に大接近!そしたら彼氏も寺を好きになるかもしれないし。とかいう野望を抱えつつ、お寺の一人娘が彼氏をつれて寺めぐり!時に爆笑、時にほっこり、写真フンパツ、イラストどかーん、でお伝えする二人のとんでも珍道中!
moco
1982年埼玉生まれ。曹洞宗のお寺の一人っ子。大学卒業後、「寺を手伝う前に一回社会に出る!」と就職。コピーライターを経て、現在は寺へIN。仏教を知りたくて、好きになりたくて、編集・ライターとして彼岸寺にかかわる日々。ついに大学時代からの友人・おさがわなみを引っ張り込み、コラムスタート!
おさがわ なみ
1981年大阪生まれ、神戸・横浜育ち、藤沢在住。就職後、夜間の専門学校に通い、イラストとグラフィックデザインを学ぶ。mocoとは大学時代からの付き合いで、そのせいか、なぜか近頃お寺に縁がある。海を見るのが好き。