2008年3月27日

A. ブッダであり、ブッダのお弟子さんたちです。

お経は誰が作ったの、とのことですが、そもそもお経とは、ブッダの説かれた教え、説法を文字にしたものです。が、ブッダ自身が、それを書き記したわけではありません。ブッダは、お弟子さんはもちろん、多くの人々に教えを説いていかれましたが、文字には残されませんでした。ブッダがおられた時は、それでも良かったのですが、ブッダが亡くなられた後、後世に教えを正しく広め残す為には、やはり文字にする必要があると、お弟子さんたちが集まってそれぞれに聞いたブッダの教えをまとめて、文字に記していきます。それが、最初のお経です。

ですから、お経に書かれた内容は、ブッダの教えであるので、教えそのものはブッダのもの言えますが、実際文字に興してお経の形を作ったのは、お弟子さん、ということになるでしょう。

そして、今現在日本で使われているお経は、インドの言葉で書かれたお経を、漢訳された物です。そこでも多くのお坊さんが漢訳作業に携わっていますが、高校の歴史などでも出てくる有名な方を挙げますと、鳩摩羅什や、『西遊記』で有名な玄奘三蔵法師がおられます。ちなみに、三蔵法師とは、お経には、ブッダの教え「経」、戒律を記した「律」、教えを注釈した「論」の3つのタイプがあり、それをまとめて「三蔵」といい、その3つを修めたお坊さんを三蔵法師、というわけで、玄奘さんの他にも三蔵法師と呼ばれる方はおられます。

と、話が逸れましたが、そういう漢訳作業を行なったお坊さん達も、ある意味では現在のお経を作った方、と言えるかもしれませんね。

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