2008年3月 6日

A. 一応ありますが、それほど厳密な決まりはありません。

お墓に供えるお花に決まりがあるか、と言うことですが、基本的には、仏さま、お仏壇にお花をお供えする場合と同じと考えてよいでしょう。

では、仏さまやお仏壇に供える花には、どのような決まりがあるのか、と言うことですが、一つは生花であること。もう一つは、毒のある植物は避ける、と言うことです。毒のある植物を避けるのは、そもそも仏様にお花をお供えするのは、仏さまの世界である浄土の相(すがた)や、仏さまの慈悲の心を表す、と言う意味があります。ですから、仏さまにお供えする花でありながら、仏花は私たちの側に向いています。そして、浄土には毒のある植物はないということで、お供えしないわけです。

あとはそれほど厳密な決まり事はありませんので、その2点に気をつけていただければどんな花でも大丈夫かと思います。

ただ、近年、マナーと言うことを気にしすぎて、縁起の善し悪しや、これは避けたほうがいいとか、亡くなってしばらくは、白を基調として、派手な色の花は用いない、というような事が言われたりしますが、これはお悔やみの気持ちを示すような意味はあっても、宗教的な理由があるわけではありません。

花はどんな花であっても、その命を美しく輝かせている尊いものですし、そこに縁起が善いとか悪いとかを考えるのは、私たちの都合であったり、真実に暗い迷いの心から来るものです。それになにより大切なのは、花の善し悪しを判断する事や、マナーや形式を気にし過ぎることではなくて、亡くなった方や仏さまにを大切に想い、お花を供えたいと思う、その気持ちですからね。

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