2007年8月16日

A.山だけとは限りません。

仏教の修行、と言うと、山寺に篭って、というイメージがあるかと思います。まあ実際、お寺自体が山にあることが多いですので、そう言う印象が強いのかな、と思います。
しかし、修行は別に山でなくてはならない、というわけではありません。仏教が興ったインドは、日本ほど山が多い国ではありませんから、お釈迦様も人里から少し離れた森の中などで修行されたようですし、お釈迦様のお弟子が修行され、お寺の始まりとされる竹林精舎や祇園精舎も、山の上にあるわけではありません。つまり大切なのは、人里=誘惑の多い俗世間から離れ、静かに修行に専念できる、ということになるのだと思います。
それが、中国や日本に伝わる中で、人里から離れた静かな場所=山、ということになり、特に日本では山が多いですから、山で修行する事が増えたのだと推測できます。

また、仏道修行は、山に篭らずとも、本来どこでもできるものであります。基本的には、自らを見つめ、物事のあり方の真理を見つめる、というのが仏教の教えでありますから、その実践を、人々の中で、人々と共にしていくことも、不可能ではありませんから、ね。

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ケンユウ
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