2007年6月28日

A. 子どもの頃からの人もいれば、歳をとってからの人もいます。


これは私の場合なのですが、ウチでは子どもの頃、夜寝る前にお勤めをするという習慣がありましたので、小学生の頃には「正信偈」という浄土真宗でよく用いられる偈文(げもん:お経に準ずるもの)の文句を覚えておりました。

ただ、どうしても読経の節回しのようなものは地方独特のクセがありまして、本山の正式なものとはちょっと違っていたりもしましたので、正しい読経を習ったのは、得度式を受け僧侶となる時かと思います。

お経の文句を覚える事に限って言えば、私のように子どもの頃に覚えた方もおられるでしょうし、お寺の生まれであっても、得度を受け僧侶となる時まで覚える事がなかった方もおられるかと思います。また、お経も一つではなくいくつも種類がありますので、長いものもあれば、短いものもありますから、長さや読む頻度によって、覚えているものと覚えていないものがあるかな、と思います。

ちなみに読経は、お経を覚えて、暗唱できなければいけないというものでもありません。「読経」とは、お経を音読する、ということですからね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.higan.net/apps/mt-tb.cgi/1675

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


アニメ一休さんで、お坊さん同士が「そもさん、せっぱ!」と問答を掛け合うシーンがありますね。この連載では、ふだん聞きたくてもなかなか聞けないお寺や仏教への素朴な疑問に、お坊さんがわかりやすく答えます。読者のみなさんからの質問も、お待ちしています!
(なおご質問は、メールでinfo@higan.netにお送りください。みなさまからいただいたご質問の中からいくつかを取り上げさせていただきます。)
ケンユウ
石川県のとある温泉街に住む僧侶。みなさんからの質問に、わかりやすく答えます。
→著者 公式サイト